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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
愛を叫べ_5
プロポーズの続きになります。









「なぁ知ってるか?」

牧野のBDに集まった俺らF4とT4。
もういつもの集まりと化したこの状況。
総二郎が何気に話題を振る。

「何をだよ、総二郎」
「男が嫌う・・・いや違うな、女が男に嫌われる”さしすせそ”」

総二郎のひと言でT4も気になったのか、
松岡は総二郎のとなり。
桜子はあきらのとなり。
滋は上座の誕生日席。
牧野は・・・

「おまえはここだろうが
「えー、別にどこでもいいじゃん」
「良くねーよ!!」
「司、男のくせに心狭いのは嫌われるよ?」
「おまえが言うな、類」

類の隣にちょこんと座った牧野。
だいぶ酒が回ってきてんな・・・
手を引っ張って、無理やり俺の隣に座らせた。

「どういうことですか、西門さん」
「ニッシー早く言ってよ、滋ちゃん気になってるんだけど!!!」

女どもにせかされ。
総二郎も苦笑いというか、それを楽しんでる。
酒をひとくち飲んで言い始めた。
俺は酒の肴よろしく、静かに聞いてる。

「よく聞けよ。男に嫌われる”さしすせそ”はな、
 さ・・・触ってくる
 し・・・知ったかぶる
 す・・・拗ねる
 せ・・・迫る
 そ・・・染まる
 わかった?お嬢さん方」

総二郎は松岡の肩に手を回してニッコリと微笑む。
普通の女ならこれで落ちるだろうけど・・・
生憎ここにいるのはT4だ。
一筋縄じゃいかない女ばかり。

「合コンで盛り上がりそうなネタだな、総二郎」
「だろ!?最近の情報SNSで見ちゃったんだわ」
「フリーの男ならこれを合コンででもされりゃコロッとくるわな」
「確かに・・・そうですね」

わかってないのは牧野ぐれーか。
目が点になってるぜ。

「ボディタッチして話題を振って、女の子らしく拗ねてみて狙った男性に迫って染まったら、アリですね」
「桜子、染まるってどういうことよ?」
「気を引こうとその男性の好みに合わせればいいんですよ」
「なるほど!桜子賢い」

一瞬だけど、あきらの表情が変わった。
本人はいつも通りにしてるけど、あれは・・・爆弾投下しちまったようだな三条。

「迫るって合コンの席じゃ出来ないでしょう」
「優紀さん甘い!!バカな男はアピールしようと普段以上にお酒飲むんです」
「あっそっか・・・」
「普通に話してても迫られてるって勘違いするんですよ」
「そういえば・・・この前、いたかも」
「アレでしょ。まさにソレです」

総二郎も酔いが冷めたんじゃね?
総二郎とあきらの視線があったぜ・・・。
F2ウォッチング、おもしれー。
他人事ってなんでこんなにおもしれーんだよ。
牧野は超が付くくらいの鈍感だけど、松岡も俺から言わせりゃ鈍感だもんな。
そういや鎌田が言ってたな。
今年の新入社員ん中じゃ牧野と松岡が人気を二分してるっつーなんとも頂けねー話。
駆除する側になってみろってんだよ。
ちったぁ総二郎も気にしやがれ。

「でもさでもさ・・・」
「何ですか、先輩」
「桜子たちの話はわかるけど、あくまで男に嫌われるでしょ。趣旨違わない?」
「合ってますよ」
「何で!?」
「だから、しらふや本命ありには嫌われますけど、アルコールが入ってれば好まれるってこと」
「ああーそういうこと」
「本命へなら拗ねても迫ってもOKですけど、しらふはドン引きでしょう」

こいつら・・・。
俺らが隣にいるってこと知ってんだよな!?
あきらも総二郎も壁になってんぞ。
類は・・・寝てるけど。
女の話ってなんでこうも1つのことでこんなにも盛り上がれるんだ。
つーか、まだ合コン行ってんのかよ。
総二郎もあきらも気苦労が絶えねーな。

「触ってくるとか知ったかぶるって、男でもイヤかも」
「ですよね!!そんなに触りたければその手の店に行けって話ですよ」
「桜子、やけにリアルだね」
「先輩も優紀さんも知ってるでしょ?アレですよアレ」
「そういえば・・・桜子さん標的でしたもん」
「実は優紀さんもだったんですよ?」
「えっ!?そうだったの・・・気付かなかった」
「先輩も・・・安心してください。狙われてましたから」
「あたし!?何でよ・・・食べてただけじゃない」
「ああいう場ではかわいこぶって食べないもんなんです。それを食べてるから心鷲づかみってやつです」
「だって、残したらもったいないじゃん」

聞き間違えじゃねーよな。
さっき牧野の名前も挙がったよな!?
三条に松岡に牧野!?
滋は・・・入ってねーのか。
総二郎とあきらと目があったぞ、俺。


「ぶっ、あははははは」


隣にいた類が笑いに堪えきれずに爆笑しやがった。
俺はこめかみに青筋。
総二郎やあきらもふつーにしてるけど、ありゃ間違いなく怒ってんな。
諦めて怒られろ。

「黙ってたけど、あんたら面白い」
「類!?」
「総二郎にあきら、司の顔見た?!すごい嫉妬だね」

「「「違ぇーよ」」」

「違わないよ。てか何時行ったのさ、その合コン」
「・・・・・・・・・」
「言えよ桜子」
「優紀」
「隠さねーで言え、つくし」

「「「えっと・・・12/11?」」」

「その頃ってババァに拉致られて、NYだったな俺」
「俺・・・イギリスでトラブル処理」
「イタリア政府に呼ばれて一服もてなした」
「俺もフランスだし、そりゃ仕方ないね」

仕方なくねーだろ。
SPも報告してこねーってどういうことだ。
どうせ牧野に丸め込まれでもしたんだろ!?
ボーナス取り上げるぞ。
つか、俺らのいないときに何遊んでんだよ。

「このネタって結局は知らないヤツからしたらドン引くって話でしょ」
「そうそう。恋人にはいいけどってやつ」
「男の性ってやつでしょ。彼女になら何されても許せるって」
「まぁそういうこった」
「総二郎もあきらも苦労するね」
「俺はねーのかよ、類」
「司の場合は問答無用で牧野を拉致でしょ。話になんない」
「類の場合はどうなんだよ。心配じゃねーのかよ」
「俺?拗ねるから後が大変なんじゃない、きっと」

サラっという類も類だ。
この中で一番性質が悪いのって俺じゃなく類なんじゃって思えてきた。
こいつらに何か手出しでもしようもんなら間違いなく潰すけど。
そうじゃねーなら今回ばかりは終わったことだ、目を瞑るか。


結局F4全員、この”さしすせそ”はダメっつーことには変わりがないってことだな。











=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
男に嫌われる「さしすせそ」
ネタブログに上がってたやつです(苦笑)それをネタにしちゃいました。
本命にはアリでも、それ以外には不快感を顕わにするそうですよ。
なんでもほどほどが肝心ってことですね。
女子の会話に男子は入れないとはまさにこのこと。
さすがに総二郎もあきらも目が点(苦笑)
あとのお仕置きが恐そう(笑)
miru
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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