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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ショコラティエ_4
バレンタイン。
どこぞの菓子会社の陰謀だか知らねーけど、ムカツク日だぜ。
俺ならぜってぇにこんなこと考えねーぞ。
それに・・・
その魔の日が近づくにつれて、どこ歩いても空気が甘ったるい気がしてならねぇ。
なのに、こいつは朝っぱらから元気だよな。
そんなに嬉しいんかよ?バレンタインってやつが。

「はい、これ」
「ああ!?」

嬉しそうに俺に紙袋を渡してきやがった。
ゴディバ?
確か・・・
姉ちゃんが中学の時バカみたいにハマって食ってたっけな。
隣で見てるだけで食ってねぇ俺が胸焼けして胃薬飲んだ嫌な記憶を思い出した。

「寝る前に言ったでしょ。もう忘れたの?」
「1日寝たら、不要なことは頭に残らねー仕組みになってんだわ、俺の場合」
「ムカツク

俺に白い紙袋を渡しておかんむり。
ちょっとばかしからっただけじゃんかよ。
さすがに怒らせすぎて、朝からキス出来なくなるのはマジやべぇな。
つーか、おまえくらいだよな。
この俺をこき使うって・・・
ため息を付いてから口を開いた。

「類に渡せばいいんだろ」
「そう」
「その割には多いんじゃねー!?」
「見たらわかると思うけど、個別になってるから間違わないでね」
「はぁ?なんだよソレ、聞いてねーぞ」
「言ってないもん」
「・・・・・・チッ」
「類が来るってことはきっと西門さんと美作さんも来るでしょ?」
「予定にはねーぞ」
「どうせお祭りコンビだもん。避難とか言いながら来るよ」
「で、来たら渡せばいいのか?」
「うん。ちゃんと名前書いてあるから」

日本語弱いんだから、間違わないでよねと念押しされた。
誰が間違うかっつーの。
総二郎にあきらってちゃんと書いてあんだから間違うわけねぇ。
渡し終えて満足したのか・・・
ソファに置いておいた出勤用のかばんを手にもってリビングを出ようとする。
俺より早くウチをでるのはこいつ。
送ってやると言っても言うことを聞かない。
それがつくしなんだけどよ。
つーか、タダで俺を動かそうっつーのはいけねぇよな。
世の中、GIVE&TAKEだしよ。
カンペキなネイティブの発音を頭ん中で披露しつつ、こいつの後ろについて玄関まで向かう。
いつもならリビングだけど今日は特別。
バレンタインだからな。
特別にバレンタインver.にしてやるよ。
俺って優しいよな。

「なぁ、キスしようぜ」
「はぁ?毎朝してるじゃん、何をイマサラ・・・」
「違ぇーよ。こういうやつだ」

ローヒールの靴を履いて俺に体を向けた瞬間。
唇を奪った。
2・3度触れるだけのキスをしてから少し口が開いた瞬間、俺の舌を滑り込ませた。
そして舌と舌を絡み合わせる。
口腔を撫で回すように舐めた。
膝から崩れ落ちないように腰に手を回して俺の方へ引き寄せる。
体は正直だよな。
ちゃんと俺の舌を包むように絡み合う。
じっくりと堪能してから唇を離して、それからとどめにチュッと音を立ててキスした。

「っ///」
「ごちそうさん」
「ばっ、バカ男!!!朝から何すんのよ
「嬉しかったろ?何気におまえもノッてたし」
「あんたの頭ん中は春かもしんないけど、今はまだ2月だからね!!!」
「知ってる。てか、時間いいのかよ?」
「ああ、電車!!!忘れずにちゃんと渡してよね」

遅刻する、いってきますと言って慌てて出て行きやがった。
口紅直さなくていいんかよ(苦笑)
だから俺といっしょに出れば遅刻なんてしねーのに。
ホント、バカ女だよな。
くくっと笑いが堪えきれず苦笑した。
けど。
挨拶なキスもいいけど、たまの平日の朝にディープキスするのもいいじゃん。
総二郎に言わせるとバカップル・・・じゃねーな、バカ夫婦か?
どうにかして持続出来ねーかな。
そんなことを考えながら西田の迎えを待ってた。











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海外チョコも美味しいけれど、
森永や明治のチョコも美味しいんですよね。
ファミリーパック大好き(笑)
そして、司の頭の中は万年「春」でございます。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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