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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
First Love, ever Love_5
今日は滋さんと桜子ちゃんとつくしと待ち合わせ。
俗に言う「女子会」
きっと近々あるだろうなとは予想していたけど、こんなに早くあるとは思わなかった。
さすが女子のネットワークはダテじゃない。

「滋、むやみやたらに飲ますなよ」
「ニッシー?!何で・・・」
「保護者登場ですか西門さん?」
「おまえらウルサイ」

ひとりで行けるからって言ったのに、心配だから送ると言った西門さん。
そんなに私ってば信用ないのかな。
つくしと私は西門さんと桜子ちゃん滋さんコンビの掛け合いに苦笑してた。

「ニッシー、そんなに心が狭いといつか優紀ちゃんに捨てられるよ」
「バカ言うな、んな訳あるか」
「そうですわよ、少しくらい余裕が無いと・・・ねぇ優紀さん」
「・・・」
「終わったら連絡して。迎えにくるから」
「大丈夫。ひとりで帰れるから平気よ」
「連絡して。わかった?優紀」
「・・・はい」

付き合って初めて呼ばれた。
そのことが頭から離れず、顔が火照ってしまった。
ずっと優紀ちゃんだったのに。
少し距離が縮まったと思っていい?
西門さんが言うだけ言って場を離れたと同時に女子会が始まった。
最初は当たり障りのない近況報告から始まって・・・。
つくしと道明寺さんのこと。
F4のこととかあっという間に話してると時間は過ぎる。
そして次は私たちのことがクローズアップされた。
予想はしていたからいいんだけれど。
多分、今日の女子会もこれが本題なわけだし。

「優紀が西門さんとはね・・・聞いたときビックリしちゃったよあたし」
「実は私自身もビックリよ」

つくしに言われたことをそのまま返した。
だって本当のことだもの。
まさかの出来事すぎて、いまだに信じられなかったりする。
私の彼が西門さんだなんて。

「どちらかというと西門さんの方が優紀さんにラブラブって感じですけど」
「ゾッコンってやつ?」
「そうです、滋さん」
「でも西門さんってずっと遊んでたから、大変なんじゃありません?」
「大変って?」
「女性関係のことですよ」

桜子ちゃんがいうのはごもっともかも。
この前いっしょに歩いてると声掛けられてたもの。
私が踏み込んでいい領域じゃないから彼に任せてる。
それがいちばんいいハズだから。

「う~ん。遭遇したのは1回なの、実際」
「そうなんですか?」
「うん。付き合う前の1ヶ月くらい?遊んでなかったらしいからそのときに清算したみたい」
「もし何かされたりしたら遠慮なく言ってくださいね、優紀さん」
「滋ちゃんも相談のるからね、優紀ちゃん」
「ありがとうございます、滋さん・桜子ちゃん」

この人たちは本当に親身になってくれる。
すごく今の私には心強い味方。
けれどその分、ものすごく敏感だったりするけれど。

「けれど西門さんって本当に余裕ないんですね」
「どういうこと?桜子」
「コレですよ、コレ」

桜子ちゃんが指差した私の右手の薬指。
そこにはこの前、お洋服を選んでもらった時にいっしょにあわせて買ってもらったものが鎮座してる。

「桜子、リングがどうしたのよ?」
「付き合って数週間でしょう。誕生日なわけでもなく何かのイベントごとでもなくですよ」
「あー、なるほど」
「何がなるほどなの?わかんないよ」
「だから、何でもない日に普通アクセサリーを贈りますか?しかもリングですよリング」
「どんだけ独占欲強いのって、ニッシーってば(笑)」
「・・・」
「これってペアですよね優紀さん。しかもこの輝きプラチ・・・」
「優紀、さっさと言ったほうが身のためだよ」
「つくしってば・・・おっしゃるとおりです」
「やっぱり」

俺は茶人だから。
頭の先から指の先、そしてつま先までが茶人・西門総二郎だから。
時計以外のアクセサリーの類は基本付けないと言われた。
付けるときは仕事抜きの極々プライベートな時間だけだと最初に断われた。
それでもいいかと。
彼のお茶に対する真摯な対応だと頷いた。
だからこの片割れはチェーンに付けて場所は違うけれど付けるよって言われたんだ。
それだけで私は充分だった。

「それから、さっきはどうして頬を染めたんですか優紀さん」
「さっ桜子ちゃん?」
「私の目は節穴ですか?」
「・・・・初めて呼ばれたの、優紀って」
「そうだと思いましたよ。西門さんてば私たちにまでけん制して・・・」
「なになに?」

食べていた手を止めて、滋さんが飛び入り参加。
そりゃ驚くよね。
いつもの西門さんなら誰に対してもちゃん付けで名前を呼んでるから。
滋さんや桜子ちゃん、つくしは別だけど。

「もうエッチしちゃいました?」
「えーニッシーなら速攻じゃないの?ねぇ、優紀ちゃん」
「えっとその・・・」
「ニッシーってば遊びすぎて機能しないとか?」
「つくし、助けて」
「ごめん優紀。この手の話はあたし、ムリ」
「先輩はダメです。道明寺さんともまだなんですから」
「うっさい、桜子!!!」
「で、本当のところどうなんですか?」
「・・・まだです」
「よっぽど優紀さんのこと真剣なんですね」
「桜子ちゃん」
「遊びなら数時間後にはベッドの上ですよ。それをしないんですから余程大事なんですよ」
「愛されてるじゃん、優紀ちゃん。滋ちゃん羨ましい~」
「もう時間も遅いですから連絡されたらいかがですか?」

女子会を始めて数時間。
さすがにお店もクローズの時間かな。
ラインで女子会終わりそうだからと連絡をするとすぐに既読になりわかったとだけ返信があった。
それから10分少々経ってから西門さんが迎えに来てくれた。

「楽しめたか?」
「はい」
「当たり前でしょー、ニッシーってば何言ってんの?」
「お幸せに、西門さん」
「サンキュー桜子。ここの支払は済ませておいたぞ」
「ありがとうございます西門さん」
「牧野、ついでに乗ってくか?送るぞ」
「いいよ、まだ電車あるし」
「つくし、いいの?送ってもらいなよ」
「いいって、あたしのことは気にしないで」
「つくしはうちの車で送るから」
「そっか。なら俺ら先に帰るわ」
「それじゃお先に失礼しますね」

私は軽く頭を下げて、この場を後にした。
お店を出ると、夜風がとても気持ちいい。
横付けされた車に乗り込む前に西門さんから驚くひと言を投げられた。




「牧野ん家にでも泊まることにして、俺とこれから過ごせる?」














=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
総ちゃんをダシに優紀ちゃん攻められる回。
そりゃねぇ・・・桜子ちゃんからは逃げられません。
そして余裕のない総二郎(苦笑)
今まで人のネタで笑ってきたようなことをする総二郎もいいかと思って。
年齢的に言うと桜子さんはまだ高3ですが・・・
そこはきっぱりスルーしてください。
miru
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=






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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2016/07/03(日) 13:01:46 | | [編集]
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2016/07/03(日) 14:12:10 | | [編集]
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