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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
小話
「禅、道明寺さんのところでいい子にしてた⁈」
「ああ、一応な」
「そう、良かった」

西門の邸に帰った途端、家元たちが禅を連れて出掛けてしまったので今は夫婦水入らず。
だから珍しく邪魔者がいないこのタイミング。
いつもは誰かしらが邸にいるのにな…

「何でそんなこと聞くんだ?」
「つくしのところに行くと、禅ってば翼くんとはしゃいじゃうから」
「あいつら揃うと小悪魔みたいだからな」
「そうなの。目を離すと何しでかすかわからなくて、毎度ヒヤヒヤしてるの」

優紀は苦笑じみた顔を向ける。
俺らの部屋にあるソファに二人揃って腰掛けながら、俺は優紀の髪をそっと耳に掛けた。
付き合い始めの頃は、ちょっと触るだけで真っ赤になってたのに。
今じゃもう真っ赤になるなんてことは夜だけになっちまった。
嬉しいような少し淋しいような、変な感覚だったりする。
だけど。
俺の手の中にいるなら別にそれは構わない。
なんてったって優紀の全てが俺のもんなんだから。

「俺らのガキの頃とはまた違うからな、あいつらのしでかす事は」
「そうなの?」
「ああ。知恵が付いてる分、手が込んでる」
「もう!益々怒らなきゃいけないじゃない」
「優紀も大変だな」
「他人事だと思って…怒ってばかりいると、全然私の言うこと聞かないのよ禅ってば」

そんなに優紀を怒らせてるんか、禅は。
昔っから優紀は筋が通ってたからな。
俺みたいにフラフラなんてしてなかったし。
だから余計に気にもなるんだろ。
ましてや
西門に嫁いだもんだから、気を張ってる節もあるのかもしれない。

「叱っても効かない時は言えよ」
「そうするわね、でも…」
「でも、何?優紀」
「お仕事で大変なのに…いいのかな」
「良いも悪いもない。優紀の負担を減らすのも俺しかいないだろ⁉︎」
「負担だなんて…」
「それが積もるとストレスになるんだよ」
「そうなのかな」
「そう。それにさ、普段怒らない俺が怒ると禅も言うこときくぞ」
「総二郎は私と違って甘いものね」

優紀がかわいい仕草で俺を見る。
優紀は無知でしてるんだろうけど、俺には誘ってる風にしか見えないぞ。

「甘いのは優紀にだけな」
「禅に甘いのは?」
「それは優紀とは別もん」
「意味わからないんだけど、私」
「そこはわからなくてもいいよ」

そう。
優紀は何も知らなくてもいいんだ。
普段、頑張ってる優紀のやりたいようにやらせるのも男の甲斐性だろ。

「なぁこれからドライブ行こうか」
「ドライブ?」
「そ。たまには恋人気分を味わうぜ」
「禅がいるのに?」
「禅がいてもまだ28だし?それに優紀も俺と過ごしたいだろ?」
「それはそうだけど」
「なら決まり。そうと決まれば善は急げだ」

立ち上がり、優紀の前に手を差し出す。
優紀もニコッと笑って俺の手を取った。
どうせなら恋人に戻るのもアリだな。
少なからず禅の優紀好きつー言葉を気にしてんのかも。
司ほどじゃねーけど、優紀を甘やすのは俺以外いねーんだし。
無意識に俺を煽った責任取ってもらうかな。
俺の優紀への甘やかし、とことん感じさせてやるから。
だから、俺を受け入れろよ優紀。










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総優ver.小話
総二郎の優紀ちゃんへの愛情ダダ漏れ話です。
禅に軽い⁈嫉妬しちゃってる総二郎が書けたかなぁ。
類からすれば、司も総二郎も同類と思われてるに違いない‼︎
ドライブ→どこぞのホテルにお泊まり→朝帰りの構図でお願いします(苦笑)
時間見つけて、小話からカテゴリ移動するようにしますので、
少しばかりご不便かけちゃいますが楽しんでください。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/04/24(火) 21:09:51 | | [編集]
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