FC2ブログ
SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
wedding present
総二郎の結婚祝いにと久々にF4が集結することになった。
この前集まったのは確か俺の誕生日、俺と牧野の結婚パーティーだった。
それから約3ヶ月弱。GW直前。
普段分刻みのスケジュールをこなしてるのに、招集かけりゃ集まるってのは昔からのなせる技なんかもしんねぇ。
まぁギリギリまでわかんねーのは俺だったりする。
今回は女たちは留守番だ。
ウォークインクローゼットの中から適当に服を見繕って着替える。
こんな時間にウチに帰るのも久々だし、私服も久々だ。

「こんなもんか…」

全面鏡で一応上から下までを軽く見てから部屋を出た。
あぁそうだ。
アクセを忘れてた。
左手と右手の薬指にひとつづつ。
もちろん左手のはつくしとのペア。
そしてクビには服を買った時にチョイスしたものを。
最後に仕事用とは別の時計をつけた。



車に乗り込んで、あきらが指定してきた店の前で降りる。
ちょうど西門の車からも総二郎が降りてきた。

「よっ、司」
「おぅ」
「今日は悪ぃな」
「気にすんな。めでたいことだろーが」

俺にすれば、体良く会食がキャンセル出来たんで棚ぼただ。
総二郎を連れ立って店の中に入る。
中は小綺麗なイタリアン。
軽く周りを見回して奥の個室に案内される。
すると奥の4人がけの席につくしを見つけた。

「なぁ司。あれ牧野じゃねーのか」
「みてーだな」
「あいつ、俺らに気付いたんじゃね?」
「………」

つくしがいる場所辺りを軽く睨みつけながら。
俺らは案内された部屋に入るとすでもあきらがいた。
やっぱり時間前行動だな、あいつは。

「おっ、今日の主役登場だな。司、牧野は浮気中か(苦笑)」
「お仕置き決定だな牧野」
「あいつ呼ぶか?司」
「いや、いい。帰ったら、包み隠さず体に聞くからよ」
「おーおー、司も少しは大人になったか?お兄さんは嬉しいわ」
「俺に兄貴はいねーっつーの」
「猛獣は健在ってか」
「牧野可愛そう〜」
「類、遅れるんじゃなかったのかよ」
「うん、寝ずに仕事したからこっち来れた」
「寝ずにって…おい、花沢物産大丈夫かよ?」

俺らが集まると、結局はいつもの通りだ。
話もそこそこに座り、既に用意されていた酒で始まりを告げた。

「総二郎、おめでとう」
「サンキュ、あきら」
「総二郎も結局は司と同類だったってことだね」
「類‼︎」
「だって我慢出来なかったんでしょ?牧野の友達にさ」
「我慢ってなんだよ、類」
「ん〜、それ聞く?」
「類‼︎」
「デキたんでしょ?総二郎」
「……」
「そうなんか?総二郎」
「なんで知ってんだよ、類」
「なんとなく?この前、牧野と牧野の友達と会った時にピンときた」
「何時会ったんだよ類。それにちゃんと優紀っつー名前あんだよ」
「いつだったかな、最近?じゃ、優紀って呼んでいいの?」
「ダメだ」
「ほら、司と一緒じゃん。その超が付く独占欲。嫌われるよ?」
「うっせーよ、類」

相変わらず類の勘は冴えてんな。
まぁF4ってのは集まりゃ皆、好き勝手言ってても底辺は繋がってるから。
けど。
俺は総二郎みたいにそんなに心狭くねーぞ。

「どうせあきらも類ももうすぐだろ?」
「そっち側に行くってことか?」
「そうそう。なら協定結ばねー?」
「なんの協定だよ、総二郎」
「俺ら一応Jr.だろ」
「そんなん、分かりきってんだろ」
「まぁ、聞けよ司」
「俺らって家族に何かあってもすぐに駆けつけられない場合も往々にしてあるわけだろ」
「時と場合によっちゃあな」
「だから俺らF4の家族に何かあったりしたら必ず助けるって協定組もうぜ」
「そんなん言うまでもねーだろ」

俺はそれだけ言ってグラスに口を付けた。
道明寺財閥も花沢物産も美作商事も気を抜くと喰われる。
だから俺らがいるわけで。
そうならない為に日々奔走してるんだ。

「改めてってことだよ」
「当たり前のことでも口に出さなきゃわからないことあるもんな」
「そういうこと」
「いいじゃんそれ、乗った」
「ついでにさ、半年?1年?に1回は仕事抜きで全員集合」
「今の所いちばん捕まりにくいのは司だかんな、で次に類」
「西田に調整させる」
「田村に言うよ」
「んじゃそういうことで」

何かあれば間違いなく女たちのほうが情報は早い。
あいつらの方が結構肝座ってるからな。
その時点で、俺らは尻に敷かれてるんか…。
それもいいかもしんねーな。

「なぁ、協定組んだ記念に写真撮ろうぜ」
「撮ってやるよ」
「司がカメラマンか。撮れんのか?」
「バカ言うんじゃねーよ、出来るっちゅーの」

おめでとうと書かれたチョコプレート中央に総二郎、両側にルイとあきら。
俺はカメラマン。
数枚撮った後、さっきまで座っていた席に腰を下ろすと、カチャカチャっと扉が開いた。
類に引きづられるようにあいつがはいってくる。

「ちょっと類ってば」
「いいじゃん、ほらお待ちかねだよ」
「あたし、呼ばれてないっちゅーの!」
「おお、牧野。いいとこ来た。ちょっと写メ撮れ」
「西門さん、何よソレ」
「ほら、司も。F4勢揃いで」

総二郎に促され、総二郎を中央に並んだ。
牧野があきらのスマホで数枚撮る。

「じゃあたしはこれで…」
「いいじゃん牧野。こっちいなよ」
「同僚と一緒なのに、ムリムリ」
「じゃ、今度司が出張の時ごはん行こうね牧野」
「……うん」
「類!それはそうとおまえ、俺になんか言うことねーの?」
「………えっと、その服いつ買ったの?」
「はぁ?」
「さすが牧野。おもしれー‼︎」
「笑うな、西門」
「司、答えてやれよ。奥さんは勝手にダンナが服買って怒ってんだよ(苦笑)」
「そうだぞ司。世間一般はダンナが勝手に買いもんすると嫁は怒り狂うんだ。自分が買うのは言わねーくせに」

なんだよ、それ。
別にいいんじゃねーの?
例えば、あいつが勝手にマンション買ったとしても文句いわねーぞ俺。

「今日司が着てるのってLVの春夏最新でしょ?」
「パンツはG◯CCIか?」
「時計かロレックスのオーダーだろ?」
「つーかおまえらも春夏の最新だろーが
「聞いたあたしがバカだった。どんだけ無駄使いしてんのよあんた達。そんな着ないのに」
「牧野だってダンナがカッコいいに越したことないだろ?」
「限度があるっちゅーの」
「そんな高くねーよ。敷いて言うなら時計くれーか」
「じゃ聞くけどその時計いくらなのよ?」
「知らね」
「はぁ⁉︎知らないって何よ、知らないって」
「金額なんて聞くかよ。俺が気に入ったんだからいいだろうが」
「牧野。司のそれな、だいたい5〜6千万くらいだ。安い家、1軒くらいの値段だな」
「安くないって。聞くだけ疲れる。優紀や桜子にもちゃんと言っとかなきゃ」
「変な入れ知恵させんなよ牧野」
「知らない。あぁそれと西門さん、おめでと」
「サンキュ。優紀にも言ってやって」
「もちろん」

俺にぐだぐだ言われる前にさっそと退散しやがった。
ま、いいわ。
少しの間、泳いでおけ。

「さぁて、そろそろ引き上げるか」
「邸で飲み直すか?」
「おっ、いいね〜」
「じゃ行くか。総二郎の祝い第2段」
「おう」

そしてあきら、類が出て総二郎が出るタイミングで俺はもう一度声を掛けた。

「おめでとう総二郎」











==========
改めておめでとうです。
こちらではデキ婚ですが(苦笑)実際は違うようですね。
末長くお幸せに
インスタに上がっていた1枚の写真。taken by 道明寺でF4勢揃いって見出しに喰いつきました。
そんな妄想話です。
ちょっと長いですが、さらっと読んでください。
途中、脱線した服ネタは別のお話で展開しま〜す。
miru
==========









関連記事
スポンサーサイト



テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2018/04/29(日) 18:09:33 | | [編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する