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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Begin again_1
あたしが20才、道明寺が21才の時。
あたしたちはお互い同意の元、別れを選んだ。
彼のお父さまの病状が悪化したのと、道明寺財閥の重役の一部で不正が見つかって彼が奔走する結果となったから。
いくら責任を問われない地位にいたとはいえ、道明寺の名前を背負っている以上そうはいかなくて。
彼なりの責任の取り方だった。
会えない時間、連絡取れなくて、精神的に参ってた。
心の何処かで思い留まらなきゃって何度も思ったけど、気持ちは待ってはくれなかった。
何かあれば遠慮なく頼れ。
彼は別れ際そう言った。
そしてあたしは彼の元から去った。





*
道明寺と別れて、F3とは適度な距離を置きつつ学生時代を過ごした。
3回生の終わりにあたしにも新しい彼が出来た。
今度は普通の恋愛を。
そう考えてた。
彼の名前は山下くん。
就活の説明会がきっかけで親しくなりお付き合いすることになった。
彼とは別の大学だったけど。
彼のお友達とあたしの大学の友達ともグループで会う回数が増えて仲良くなった。

「つくしはどこの企業エントリーするんだ?」
「…潰れないところ?」
「なんだよそれ…」
「ほら、ウチって貧乏だからね」
「じゃさ、記念受験で道明寺財閥や花沢物産受けてみるか?俺と一緒に」
「あたしが受かるわけないでしょ?」

ありえないちゅーの。
いくらなんでも絶対ムリ。
元カレの会社やその親友の会社だなんて。
だからあたしは彼らとは関係ない会社を探してはエントリーをしていた。
就活が本格化した頃、山下くんがあたしに1本の電話をくれた。

「つくし。俺、受かった‼︎」
「内定貰えたの⁈どこの企業?」
「聞いて驚くなよ。道明寺財閥!」
「えっ…道明寺?」
「あぁ。けどさっきお袋から連絡貰って花沢物産からも内定貰えたんだ!」
「…すごいね、山下くん」
「スゲーだろ俺。自慢の彼氏だろ」
「そうだね…」

山下くんはこれで就活が終わったって嬉しそうだ。
彼の嬉しそうな顔をみてあたしも嬉しい。
その後、あたしも無事に内定を貰えてあとは卒論が通って卒業を待つのみだった。
道明寺のことを思い出さなくても良いほどに。









==========
つかつくです。
サクサクとすすめようと思ってます。
タイトルはピンときた方いらっしゃるかも。
ええ、あのグループの昨年のアルバムタイトルです。最近私の中でのブーム(笑)
訳すると、「再び始める」です。
最後はもちろんハピエンですから。
1話なのに、司が出てきてませんが、ちゃんと存在していきますよ。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/05/07(月) 17:56:08 | | [編集]
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