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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Begin again_4
「つくし…」
「何、山下くん」
「俺、つくしとは結婚したいと思ってる」
「………」
「だから母が言ったことも少しずつ受け入れて俺をサポートして欲しい」
「ごめん、山下くんとは結婚出来ない」
「どうしてだよ!あれだけ仲良く付き合ってきたのに」
「お母さんが話してるとき、少しでもあたしを守ろうと思った?」
「俺が悪いっていうのか?」
「そうじゃないよ」

彼は顔を真っ赤にして訴える。
どうして結婚しないんだって。自分は間違ってないって。

「つくしだって、旦那が花沢物産に勤めてるって言うと鼻が高いじゃないか」
「えっ」

花沢物産に勤めてるから偉いの?
一流企業じゃないと落ちこぼれなの?
はは…
本当にドラマみたいな展開じゃない。

「お前だってご近所さんと井戸端会議ってやつ?で俺が一流企業に勤めてるっていえば尊敬の眼差しに見られるじゃん」
「あたしは…」
「だからさ、俺と結婚しよう」

山下くんあたしの手を掴んでた力が一層強まる。
掴む力が強くて、どんどん手の先は痛み出す。

「うんって言ってくれ、つくし」
「ごめんなさい、山下くん」
「なんでだよ!つくし‼︎」
「痛っ」

手の力を緩めた後、彼の右手があたしの頬を叩いた。
彼はあたしの頬を叩いたことで昂ぶっていた感情が落ち着いたらしく、急に静かになった。

「ごめん。山下くんとの付き合いも今日で終わりにしたい」
「つくし‼︎」
「だからもう帰って」
「つくし!」

無理やり部屋から山下くんを追い出して玄関の床に座り込んだ。
どれだけそうしてたんだろ。
はっと我に返って携帯と名ばかりのクローゼットの奥底にしまった箱を取り出した。
そこに入っているのは道明寺との思い出のモノ。
ガサガサと中に入っているものをひっくり返して 探していた物を見つけた。
昔ずっと肌身離さず付けていた土星のネックレスをポケットにしまい込んで、電話帳からある番号を呼び出した。
番号を表示させ、通話ボタン押す。
お願いだから出て頻りに思いながら。

「…どうみょう…じ」

今にも泣きそうな自分を悟られないように、頑張って声に出した。
繋がるとは思ってなかった道明寺の番号。
1コールするかしないかで繋がる。

懐かしい道明寺の声がスマホ越しに聞こえた。









==========
お待たせしちゃいました。
やっと、お話、動き出すかな。
お話の展開上、今回は少し少なめです。
つくしはかわいそうな展開ですけど。
書いてて、自己中な男だなぁと思いながら書いてました。
でもベースはやっぱりドロドロ韓流ドラマです。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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