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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Begin again_6
あいつを牧野を抱き締めて、身体中の血流が動き出した。
合意の元で別れても、精神的ダメージは大きかった。
だけどもう離さない。

「なぁ牧野」

抱きしめながら問いかけた。
俺が言葉を発する前。
牧野は俺の首に自然と手を回してきた。
それが嬉しくて。
きっと俺の顔はめちゃくちゃニヤケてたと思う。

「なに」
「ここ、また付けてくんねーか?もう一度おまえのために贈るから」

何をとは言わない。
言わなくてもこいつならわかるはずだから。
するとゆっくり俺から体を離し、牧野はポケットに手を突っ込んだ。
そして取り出した土星のネックレス。

「持ってたんか…」
「簡単に捨てれるわけないでしょ‼︎」

嬉しくなる。
自然と顔が綻ぶ。
牧野の手のひらに乗ったそれを俺は取り、もう一度首に掛けた。
数年振りに持ち主の、元ある場所へ戻ったそれは、持ち主と同じで輝きを取り戻していた。

「似合うな」
「当たり前でしょ」
「もう外すんじゃねーぞ」
「ならあたしに外させるようなことはさせないで」
「するかよ」
「どうだか…」
「信用ねぇな、なら信用させてやる」

俺は牧野を抱き上げ、寝室に向かう。
昔と同じようにバタバタと腕の中でしやがるが、俺がそんなことで離すわけねぇだろ。
ベッドに身体を預けさせ、俺は逃げないように牧野の身体に跨った。
見上げる顔も全然変わってねぇ。
余計に俺を煽らせる。

「なぁ、ヨリ戻すことを後悔しねぇよな」
「あんたは後悔すんの?」
「するわけねーだろ。けどよ、俺と付き合っうってことはもれなくあのババァが付いてくんぞ」
「あんたまだ反抗期なの?ババァって」
「まだも何も、ババァには一生反抗期中だ。で、どうなんだよ」
「また闘う。一緒に闘ってくれるんでしょ?」
「あぁ、守られるの好きじゃなくても守ってやる」
「うん」
「なら腹括れ」

俺は、本能のままに。
牧野に覆い被さった。
俺の全身が牧野を欲してる、そんな感覚だった。









==========
動き出しました坊ちゃん。
土星のネックレスがしゃべるとしたらきっと、こんなんじゃないですかねぇ。
「つくしちゃん、やっとあたしをつけてくれたのね」
そしてまだまだ反抗期真っ只中の20歳超えた我らが坊ちゃん。
やっと猛獣復活です。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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