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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Begin again_10
翌朝。
と言ってもブランチの時間帯。
道明寺が選んだであろうセンス良い服を着させられ部屋を出た。

「フロント寄るから」

何の用だろう。
まぁあいつが用もないのに時間を無駄にすることなんてしないと思って。
邪魔にならないように隣にいた。
すると入口の方から数日前に罵声というかお嫁さんになる人の条件を淡々と話していた山下くんのお母さんの姿が見えた。
さすがに向こうもあたしに気付いたようでずんずんとこちらに向かってくる。
あたしは道明寺から少し離れて、お母さんに会釈する。

「あら、つくしさん」
「こんにちわ。先日はすみませんでした」
「いいのよ。お互いわだかまりを持つのは良くないでしょう。それで息子とはいつ式を挙げるのかしら?」
「それはどういう…」
「結婚するんでしょ。あの子にはメープルでお式をあげて欲しいの。それでね、今日はパンフレットを貰いに来たのよ」

言い終わるとあたしを頭の先から爪先まで視線を流す。
そして軽く睨まれた。

「あなた、ものすごく上等な服を着ているのね」
「いえ…」
「今からそんな無駄使いしちゃ駄目よ」
「あのあたし、息子さんとの結婚はありませんから」
「えっ⁉︎そんなことひとことも聞いてませんよ」
「聞いてなくても事実です」
「何が駄目なの?あの子、超一流企業に勤めて将来有望なのよ?」

何を言っても無駄だ。
自分の息子の言葉しか入ってこないんだこの人。
将来有望だとか性格が良いのにとか…
こんなことホテルのロビーで言う話じゃないのに。
あたしが話してる間に道明寺が横にスッと立っていた。

「どうした?」
「ううん、別に」
「なら、さっさと帰るぞ」
「つくしさん、あなたこの人とうちの息子を天秤にかけていたの?」
「違います。それは絶対にありません」
「なら、うちの息子がこの人より劣るっていうの?花沢物産に勤めてる私の息子より?」
「類んとこ?」
「ちょっと司‼︎」

道明寺って言ったら駄目だと思って、とっさに名前を呼んだ。
だって、道明寺なんて言っちゃったらますます怒っちゃうと思ったんだもん。
司と呼んだことで道明寺は気分を良くしたようであたしの腰にそっと手を回してくる。
さすが、エスコートは完璧なのね。

「申し訳ありませんが彼女はわたしの婚約者です。侮辱するのは止めて頂きたい」
「侮辱?うちの息子の方が侮辱されたわ」
「彼女はあなたの息子さんと別れてから私とヨリを戻しています。咎めるられることなど何もない」
「……っ」

「こんなところで何をしているの?」

冷たい視線と言葉で一気にその場は凍った。
それは道明寺楓が颯爽とヒールで歩いて来たから。
そして相変わらずの冷たい視線。

「もう一度聞くわ。何をしているのと聞いているの?」
「このご婦人にちょっとしたご説明をしておりました」
「そう。話は終わったのかしら?」
「ええ」
「私は終わっってませんよ。うちの将来有望な息子がこんな一般人にコケにされたのに!」

道明寺楓の表情が一瞬変わった。
あたし、倒れそう。
そっと道明寺の腕を掴む。

「つくしさん」
「あっ、はっはい‼︎」
「あなたには遊んでいる時間などないと何度説明したらわかるのかしら?」
「すみません…」
「謝ってる暇があるのならさっさと司のパートナーとして夜のパーティに出席なさい」
「えっ?今なんて…」
「相変わらず頭の悪い方ね…これ以上司ひとりで出席をさせるなと言っているんです」
「……」
「ご用がお有りなら社を通して頂かないと困ります。暇な時間など一切ありませんので」

それだけ言うと道明寺楓はまた颯爽と秘書とSPを引き連れて専用EVに乗り込んだ。
そして、山下くんのお母さんには改めてきちんと説明をしてその場を離れた。
納得してるかどうかは別として。
離れる前の道明寺の表情は経営者そのもの。
けど一歩そこから離れた途端、表情は砕け、ブツブツ文句を言いながらもヤニ下がるくらいニヤけてた。









==========
ラスボス登場で。
相手のママンは韓流の王道母親をイメージしてください。
どうしてあんなに硬くなに息子1番なんでしょうね、あの手のドラマって。
わかってるのに続きが気になる。
いつか、「宮」をベースにつかつくもしくは総優でお話を書いてみたいなぁなんて無謀なことを思ってます。
書いてて思ったんですが、エスコートする司って結構エロいかも。
どうですかね?
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/05/21(月) 07:43:55 | | [編集]
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2018/05/21(月) 21:56:29 | | [編集]
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