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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
こどもの日-西門さん家の場合-
朝ごはんを食べて、お母さんが冷蔵庫を開けた時に見えた牛乳パック。
お母さんにおねだりしてコップに牛乳を入れてもらった。
今日はこどもの日。
ぼくは翼と欲しいねって言ってたおもちゃや本をおじいちゃんとおばあちゃんから買ってもらえる日なんだ。
お母さんに買ってって言ってもいつもダメって言うから。
ぼくはおじいちゃんとおばあちゃんに言うの。
お父さんはいいぞって言うけど…
いーっつも最後に「けど、お母さんが良いよって言ったらな」って言うから買って貰えないんだもん。
だから翼が羨ましいんだよね。
翼のパパはナイショで買ってきてくれるんだって。
お父さんに言ったら、今回だけなって買ってくれたけど。
次は買ってくれなかった。
だから、いっしょに住んでるおじいちゃんとおばあちゃんに今日の出来事をお話しするときに言うんだ。

おじいちゃんがいるお部屋に入る。
そこにはお父さんもいたんだよね。

「お父さんもいる…」
「いたらマズイんかよ?」
「ううん、そんなことないよ〜」
「牛乳を持ってどうしたんだ、禅」

牛乳を入れたコップをお父さんの近くに置いて。
ぼくはおじいちゃんの背中にくっついた。

「禅、ちゃんと座れ」
「総二郎、いい、いい。な、禅」
「ね〜、おじいちゃん♪」
「甘過ぎだろ、親父」
「そんなことないよな、禅。稽古の時はちゃんとしてるもんな」
「うん!」
「総二郎、そんな堅いことばかり言ってると嫌われるぞ」

お父さんはボソボソ、俺の時と違ぇーじゃねーかってずっと言ってた。
お父さんっておじいちゃんとケンカ中なのかな?
でもぼくはおじいちゃんと仲良しだから、お父さんも交ぜてあげるよ。
仕方ないから…。
だって、淋しそうなんだもんお父さん。

「おじいちゃんおじいちゃん」
「なんだ。また欲しいものが出来たか?」
「うん!」
「なんだ?言ってごらん」
「禅、おまえ最近ねだり過ぎだろ」
「お父さんは黙ってて!」
「そうだぞ、総二郎」
「親父!禅!」

お父さん怒ってばっかり。
翼のパパとおんなじじゃん。

「総二郎は放っておけばいい。禅、何が欲しいんだ?」
「あのね、抹茶が欲しいの」
「抹茶?茶で使う抹茶でいいのか?」
「うん!いいでしょ〜おじいちゃん!」

おじいちゃんはすっと立ってお部屋にあったお稽古で使う抹茶を出してぼくに渡してくれた。
おじいちゃんもお父さんもぼくのことジッと見てる。
ぼくはお父さんの近くに置いたコップを持って、おじいちゃんの隣に座った。

「禅、まさかそれに入れるとかしねーよな?」
「ううん、入れるよ〜」
「それはダメだろ」
「なんで?美味しいって言ってたもん」
「誰がだよ?」
「ん〜、類くん」
「禅の幼稚舎のお友達か、こどもの発想は面白いな」

おじいちゃんはぼくが抹茶を入れて混ぜ混ぜしてるのを楽しそうに見てた。
お父さん固まっちゃったよ。
真っ白い牛乳から緑に変わった抹茶ミルク。
両手で持って、ゴクゴクと飲んだ。

「美味しっ。おじいちゃんも飲んでみる?」
「いいのか?禅の分が減るぞ?」
「大丈夫。なくなったらまた作ればいいもんね?」

お父さんはため息。
おじいちゃんはひと口抹茶ミルクを飲んだ。

「美味しいな。禅のお友達のルイくんと言ったか…教えてくれてありがとうって言っておいてくれ」
「わかった〜」
「なぁ禅。お父さん聞きたいことがあるんだけどいいか?」
「うん、いいよ。何?」
「類って言ったけど、何、類くん?」
「えーっお父さん知らないの?花沢類くんに決まってるじゃん」
「やっぱ類かよ
「類くんね、ぼくと翼に色々教えてくれるんだよ〜」
「禅の先生だな、その類くんは」
「うん!」
「じゃあ今度おじいちゃんがそのハナザワルイくんに美味しいお茶をおもてなしするから2人とも幼稚舎が終わったらここに来なさい」
「わかった〜」

おじいちゃんが立ったからぼくもいっしょに立ち上がる。
飲み終えたコップを持つとおじいちゃんが代わり持ってぼくの手を繋いでくれた。
そして。
おじいちゃんにわからないようにお父さんの方を振り向いて。
べぇ〜って舌を出した。
だって、今日はこどもの日なのにイジメるんだもん。







「類、今度家元が茶をご馳走するってよ」
「えーっ、いらない。苦いし」
「その苦さが良いんだろうが
「なら抹茶ミルクにしていい?」
「お前な…てか、禅や翼に変なこと教えてんじゃねーよ」
「変なこと?別にいいじゃん。女遊び教えてるわけじゃないんだし」
「類
「うるさいよ総二郎」

==========
はい、西門さん家ver.です。
1日遅れですが、どうぞ楽しんでくださいな。
総二郎はお家元の勘違いに肩を落としながら笑ってそう。
西門さん家も道明寺さん家といっしょでジジババは自分の息子よりも孫を猫ぁ可愛がりしてます。
書いてて楽しかったです。
笑ってもらえたら嬉しいな
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/05/07(月) 06:42:23 | | [編集]
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