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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
wish_11
「総二郎、写真撮らねー?」

司が式が終わった俺に声を張る。
予約で数ヶ月先まで常時いっぱいのメープル東京の、しかも1番人気ガーデンチャペル。
天気も澄み渡っていて、まさに式日和だ。
晴れ男の俺に晴れ女の優紀ならなおさらな結果。

「俺は構わねーぞ」
「オマエじゃねーよ、松岡だ」
「絶対にダメだ‼︎」
「悪りぃ、言い方まずっわ。ドレスを写させろよ」
「はぁ?」
「あのどシンプルなドレスが女には逆に目を惹くらしいわ」
「まったく装飾を施してないドレスも珍しいからな」
「ああ。けど生地は恐ろしく高けぇだろ?」
「まぁな。時間無かったから弟子にフランスまで取りに行かせたけどよ」

誰に言っても知ってるフランスの超有名ブランド。
そこで取り扱う生地を作ってる仕事人のとこまで弟子を行かせた。
たまたま俺がフランスに行ってふらっと出掛けた先で知り合ったヤツがその仕事人だった。
意気投合して酒呑んで、それから略式で茶を振る舞った。
俺の茶にものすごい感銘を受けたヤツは俺に礼をすると言った。
だからその礼ってやつが優紀のドレス。
知り合いになったんだから礼なんてと断ったんだけど、海外のヤツにしては妙に義理堅く。
譲らなかった。
年齢も俺より少し上で妙に話も合って仲良くなるのに時間はかからなかった。
俺と優紀の並んだ写真を贈る事はもはや決定事項。
今度フランスに行くときはあまり気は進まないが優紀を連れて行かないとな。

「しゃーねーから、総二郎も写るか?」
「おい司。幸せ絶頂の俺にしゃーねーはねーだろうが」
「100歩譲って総二郎は顔出し、松岡は顔出しNGでいいぞ」
「俺が写るならギャラは?もちろん発生すんだろ」
「いるんかよ?ケチぃな…」
「格式高いメープルでの使用だろうが…しかもこの俺が広告塔だぜ?」
「…わかった。今日の式代でいいんか?」
「ついでにスイートとおまえの式ん時に発生する俺らの経費」
「わかった。商談成立だな。はぁ…俺らも来月はババァの駒だからよぉ、疲れるぜ」
「どういうことだよ」
「メープルの宣伝広告に駆り出されるんだわ」
「身内使えば経費かかんねーからな 」
「しかもあいつが着るドレスはねーちゃんとババァの共同制作。俺が反論できるわけねーしよ」
「……」
「俺が選ぶっつってんのに、総無視られて挙げ句の果てには出張で飛ばされるしよ」
「お前んとこは相変わらずぶっ飛んでるよな」

司を見てると西門も大概だけど、道明寺はマジ次元が違ぇよな。
あのねーちゃんにお袋さん。
逆らえるわけねーじゃん。
西門はお袋か…。
優紀とお袋、嫁姑問題はなさそうだから安心はしてってっけど。
少し休憩してる優紀を呼んで事の成り行きを伝えた。

「総のまた違うフロックコート姿とタキシード姿の両方が見れるんだ」
「あくまで優紀がメイン。俺はオマケな」
「道明寺さんの言い方じゃ総がメインだと思うけど?」
「……」
「色はどうするの?」
「優紀のドレスはシンプルだからな。何色がいい?」
「そうだね〜。光沢のある黒とかグレーかなぁ。総は白のイメージじゃないし」
「白じゃねーんだ。まぁ俺も司もイメージじゃねーよな」
「うん。どちらかっていうと花沢さんや美作さんのイメージね」
「そうだな。ガーデンチャペルで数枚と外で数枚撮るらしいけど、体は大丈夫か?」
「うん。全然平気よ」

俺らは少し休憩したのち。
司からの要請でモデルにされ、その写真が全国のメープルウェディング部門に飾られることになったのは後の話。
もちろん。
俺と優紀の写真。
その後司と牧野の写真が並んだ。
その写真が話題を呼んだのは言うまでもない。









==========
はい。
総二郎と優紀ちゃん、メープルの広告塔。
優紀ちゃんには可愛らしいドレスを着せてあげたかったのですが、こんな感じになりました。
でも似合うと思うんですよね。
そして。
総二郎のわがままも解禁です。
明日は総二郎が花晴れに出るんですよね。
楽しみ〜
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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