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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
パパの日_2018
「なぁ総二郎」
「なんだ司」
「俺ら、なんで朝っぱらから茶飲んでんだ?」
「そりゃお前が俺に電話してきたからだろうが」

梅雨の合間の中休み。
今日は晴天でいつもより暑い日。
俺と総二郎はオープンカフェでのんびり寛いでる。
街行く人々を見ながら、ブルマンを啜った。

「しゃーねーだろ、つくしが松岡と出かけるってんだからよ」
「なら仕事してればいいだろ。忙しいんじゃねーのかよ?」
「ああ超絶に忙しいな」
「ぼっちはヤなんだろ、司」
「この超絶多忙な俺様がせっかく時間を割いて誘ってやったんだ。ありがたく思え、総二郎」
「全然、ありがたくなんかねーわ」

そして。
俺らに向けられる数多の視線。
昔からだから気にはしてねーが。
ガキがいる年になってもあいかわずらずかと苦笑する。

「なぁ司」
「なんだ総二郎」
「昔ならさ、確実にこの視線の先の女んとこ行くんだけど、今じゃ鬱陶しいだけだな」
「行くのは限ってお前とあきらだろーが」
「そうなんだけどよ。マジウゼー」
「昔のお前からは想像出来ねーセリフだな総二郎」
「大人になったと言え、司」
「おまえ、バカだろ」
「昔はやんちゃだったってことだ」
「その一言では片付けらんねーだろ俺ら。よく松岡が許したよな…」
「牧野もだろうが」

お互い、先の言葉が言えず頼んだコーヒーを口にする。
そして。
光ってもいないスマホをチラ見する。
もちろん、テーブルに置いているのはプライベート用だ。

「そういや今日は父の日だな」
「ああ…」
「なんかして貰ったのか司は」
「いんやなんも。先月、翼が俺をババァに売りやがったからな」
「あはは…聞いたぞそれ。パパを貸してあげるってやつだろ?」
「おかげでババァにコキ使われて帰国が延びた」
「おまえのかぁちゃん容赦ねーもんな」
「翼が「パパ、グランマと遊べた?」なんて聞いてきやがるしよ」
「おまえがいないから翼は大好きなママを独り占めってか」
「ああベッタリ。アイツぜってぇマザコンだぞ。禅だって松岡大好きなんだろ?」
「まぁな、翼とよく似てる」

翼も禅も兄弟かってくらいいっしょにいる時間が多い。
だからなのか、2人ともひとりっ子だけど世間でいうひとりっ子とは全然違う。
ワル知恵も思いついてよく怒られてるな。
そしてそのなかでもダントツなんが、俺らの小せぇ頃とよく似てるってことだ。
顔も体つきも。
食が細いのも受け継いだみてーだな。
その所為なのか、翼も禅もジジババ共に異様に気に入られてる。
昔に逆戻りしてんのかー知らねが、ねこっ可愛がりだ。
まぁそのおかげで俺はつくしとの時間が持てるんだから感謝はしてる。
総二郎もだろうがな。

「そういや珍しいな総二郎」
「何がだ?」
「服。パーカーにジーンズって最近なかったんじゃね?」
「おまえもだろ。ダメージジーンズにTシャツは」
「普段スーツだからよ。たまには崩した格好がしてぇ」
「確かに。オフぐらいは年相応な格好がしてぇよな」
「だろ?俺ら未だに反抗期だからよ」
「言えてる」

そんなこと言ってると道路の向かい側に最愛の女を見つけた。
俺と総二郎は見つけた瞬間、一気に顔が綻んだ。
そしてその笑顔を見た周りの奴らはキャーキャーと騒ぎ出す。
うっせぇんだよ。
昔ならそのひとことを言ってたけど、今はそんな外野の声シャットアウトし愛しの女だけ。

「あれ?なんで?」
「何だよ」
「せっかく父の日だからゆっくり寛いでるかと思ったのに」
「寛いでるぞ。総二郎と」
「司がムリ言って西門さん連れ出したんでしょ」
「おっ、冴えてんな牧野。アタリだ」
「総もそんなこと言って。道明寺さんに悪いでしょ」
「優紀、そんな甘い言葉はいらないよ。ごめんね西門さん」
「つくしってば…すみません道明寺さん」
「総二郎、松岡はデキた女だな」
「当たり前だろ俺のなんだから」
「それ言うならつくしだってそうだろ…」
「まぁいいじゃねーか。どうせならどっか行かねー?」
「翼と禅くんが待ってるわよ?」
「待たしとけよ。たまには恋人に戻ろうぜ?」
「あんたねぇ…」
「司、たまには良いこと言うじゃん。俺らもそうしようぜ、優紀」
「総!禅はいいの?」

俺らはブツブツつくしや松岡を宥めることなどせず、今日の父の日を有効活用することにした。










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父の日なのに、なんじゃこの中身(笑)
父の日の話じゃないような。
ゆっくりと寛いでもらうことプレゼントにしたと思ってください。
司と総二郎の私服姿。
よだれ出そう。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/06/18(月) 13:51:38 | | [編集]
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