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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
wish_16
薄っすらと目を開けるとベッドの傍で椅子に腰掛けた成田さんが視界に入ってきた。
そして、成田さんの担当部署の部長まで。
きっと、成田さんの担当お仕事の手を止めちゃったからだね。
すごく心配させちゃったよね。
とにかく謝らなきゃ。

「成田さん、ご迷惑をおかけしました」
「気分はどう?」
「はい…、私は大丈夫なのでお仕事に戻ってください」
「本当に大丈夫なの?」
「はい、すみません」

成田さんが席を立ったと同時に見知った顔が見えた。
言葉を発した後、ゆっくりと医務室の扉が開く。
西門のお屋敷で見るSPさん数名の顔が見え、そしてお父様が中に入ってこられた。
えっと…
どうしてお父様が?

「倒れたんだって?大丈夫かい?」
「お父様」
「ちょうど移動中でね。優紀ちゃんが倒れたと聞いて寄らせてもらった」
「すみません、ご迷惑をお掛けしました。あの、このことは…」
「既に皆知ってるよ?祥一朗にも連絡しておいた」
「祥一朗さんにもですか?」
「ああ。それに今、総二郎も向かってる。もう来るんじゃないかな?」

どうしよう。
心配掛けちゃった。
お父様にも、総にも。
体を起こしてベッドから出ようとしたタイミングで勢いよく扉が開き総二郎が入ってきた。

「優紀‼︎」
「あの…」
「大丈夫なんか?」
「うん。心配かけてごめんなさい。成田さんが医務室まで付き添ってくださったの」
「………」

総が一瞬冷たい視線を成田さんに向けた。
私の思い違いかもしれないけど。
お父様は総と私を見てクスリと笑みを浮かべる。
そして総は普段の西門総二郎に戻り、成田さんにお礼を言う。

「この度はご迷惑をお掛け致しました。ありがとうございます」
「えっと…気になさらないでください。当たり前のことをしたまでです」
「いえ、ウチのものを助けていただいたのでしょう」
「ウチのもの?」
「ええ…」

総が言い終わるや否や…
西田部長と道明寺さんが入ってくる。
そして…道明寺さんはお父様の前に立ち、頭を下げた。

「家元、この度は申し訳ございません」
「司くん…君が謝ることじゃないよ」
「ウチの社内で起こったことですから。もし松岡…いえ、優紀さんに何かあれば西門も黙ってはいないでしょう」
「まぁね。西門よりもそこにいる総二郎が黙っちゃいないかな?」
「次期家元、この度は申し訳ございません」

道明寺さんが総に頭を下げた後、一瞬だけど道明寺さんと総の目が合った気がした。
見間違いだと良いんだけど。
道明寺さんも総もなんだか悪いこと考えてるように見えて仕方がない。
というか、道明寺さんが頭を下げるなんて。
そして頭をあげて、口を開いた。

「おい」











==========
久しぶりの総優で。
間が空いてしまってすみません。
なんか、総二郎と優紀ちゃんのお話って、書けるときはすごくスラスラ書けるんですが、
煮詰まってしまうと難しく考えてしまう癖があるみたいで。
3連休に片ずけようと思ってたんですが連日の猛暑でウチにいたにもかかわらず
軽い熱中症らしきものになったようで思うように書けず。
皆さま、まだまだ猛暑なので気をつけてくださいね。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
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2018/07/17(火) 07:50:41 | | [編集]
はじめまして
楽しく読ませてもらってます。
続きを読みたいです(^-^)
待ってます♪
2018/08/26(日) 21:57:02 | URL | ミホ [編集]
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