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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
海の日_3
「パパっ」
「おう」
「お仕事は?僕と遊べるの?」
「焦んなよ。仕事は終えてきたから、今日は翼と遊べるぞ」
「本当?本当に?またお出かけしちゃわない?」
「しねぇ。西田も休みだからな」

翼から言われたこのひとことに少なからずグサッときた。
世間の親子とは生活スタイルが違げぇから。
でも俺が仕事で遅ぇのもウチでは普通。
それに、俺が小せぇ頃と違って、傍につくしも俺もいる。
それだけでも全然違う。
もちろん総二郎んとこもウチといっしょ。

「それよりも俺にナイショで何食うって?」
「んとね、かき氷!」
「かき氷ぃ?そんなん全部ひとりで食えんのかよおまえは」
「ママと食べるの」
「つくしと?」
「うん。ママも食べたいって言ってたもん」

片腕で抱いていた翼をもう片方の腕に抱き変えた。
翼も禅も、俺らが抱く分には全然軽い。俺からすればむしろ痩せ過ぎ。

「翼、食ってもいいからパパと約束しろ」
「何を〜?」
「つくしが俺と総二郎以外のヤツから声掛けられてたら、すぐにつくしんとこ行け」
「わかった」
「それからつくしに甘えてわがまま言え」
「ママ怒らない?」
「そん時は俺が翼を守ってやる」
「わかった」
「禅もいいよな?」
「うん。お母さん可愛いから…、ね?お父さん」
「ああ。お母さんがお父さん以外の男に声掛けられたら禅も嫌だろ?」
「うん。お母さん困っちゃうもんね」

翼も禅もよくできた子で良かったぜ。
俺は未だに信じらんねぇけど母親大好きだからな、翼も禅も。
翼との話も一段落付いた。
今度はこっちだな。

「よぉ」
「よ…お…」
「スゲー顔だな」
「うっさい!朝早く出掛けた人が、仕事はどうしたのよ?」
「今日の分は終えた。だから来たに決まってんだろ」
「西田さんにまた無理言ったんでしょう」
「言ってねー。あいつも今日は休みだ。それよりどういうことだよ?」
「何がよ」
「SP黙らせて翼とプールか?しかもここ」
「いいでしょ?翼だってプールいきたかったんだし」
「ほかにもあんだろ?」
「テレビで放送された混雑してるプールに連れていってあげたかったの。電車にも乗せたかったし」
「僕、電車乗ったんだよ」
「ホントおまえは俺の予想を裏切らねぇな」
「何が?」
「いやこっちの話だ。まぁ言い訳は後で聞く。それより日焼け止め塗ったんか?」
「へっ⁈」

ほら見ろ。
この猛暑で日焼け止めを塗らねぇっておまえの思考はどうなってんだ。
翼ならいざ知らず。
女だろうが。焼けたらパーティとか大変だろうが。
また三条にどやされっぞ。

「日焼け止め塗れ。翼と遊ぶのはそれからだ」
「うん…司は塗ったの?」
「だいたいだけどな。なぁ背中塗ってやるから俺にも塗ってくれ」
「えーっ?それはちょっと…翼に塗ってもえいなよ。翼も塗りたいよね?」
「つべこべ言うんじゃねーよ、ほら」
「暑いんだからくっ付かないでってば」

俺はこれ見よがしに翼を抱きながら、つくしにくっつく。
もちろん隣に座ってるヤローの視線に映るための行動。
翼たちがいなけりゃすぐさまナンパされてたぞ。
俺に磨かれた今のおまえはかなりのポイント高い女なんぜ。
体型も。
表情も。
水着姿も。
だからこれからの数時間。

俺が牽制してやる。










==========
翼も禅もデキた子です。
根っからの頭のかいてんqが早い子。
そんなイメージ。
そしてママ大好きっ子。
つくしと優紀がメインになるかなと思って書き出したんですが結局は司と総二郎がメインになりそう
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/07/20(金) 07:35:19 | | [編集]
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