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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
海の日_4
ほら見ろ。
少なからず真っ白な肌が赤くなんてんじゃねーかよ。

「ほら、座れ」
「何よ…」
「おまえ、さっきの話聞いてたか?日焼け厳禁だろが」
「塗ったわよ」
「背中塗ってねーだろ。薄っすら赤くなってるぞ」

そう言ってこいつの背後にすべりこみ、俺が持ってきた日焼け止めを塗り出す。
横を見れば総二郎も同じ。
松岡も総二郎が来てやっぱり心なしか嬉しそうな表情だ。

「なぁ、俺が来て嬉しいか?」
「一応?」
「なんだ、その答えは…」
「だってさ。正直来てくれたのは嬉しいけど、その分また忙しくなるならヤダなって」
「けどよ。普通がどうなんか知らねーけど、家族で出かけるってこういうことを言うんだろ?」
「うん。パパのお休みの日にプールとか海とかね」
「なら今日がそれでいいんじゃねーの?」
「うん」
「俺が忙しいのは今に始まったことじゃねーんだし」

俺が翼んくらいの時なんて姉ちゃんとタマとしかいなかった。
だから翼には俺と同じような経験はさせたくねぇ。
それは翼が出来たときに言ってたこと。
つくしもそれは思ってたらしく、キャリアも積みたいけどまずは翼と過ごすって言ってくれて嬉しかったのを今でも覚えてる。

「パパ、僕も塗って?」
「いいぞ。つくしが終わったらな」
「うん。じゃ僕もパパに塗ってあげるよ」
「サンキュー」
「あっ、パパ今日は英語ダメなんだよ?」
「あ?」
「ママが、英語もフランス語も話しちゃダメって…だからパパもダメだよ」
「良くわかんねぇけど、わかった」

俺と瓜二つな顔してんのに…
怒った顔とか、可愛い。
隣で俺がつくしの背中に日焼け止めを塗るのをマジマジと見てる。
やりたいとかいいだすんじゃねーか。
いや、きっとそうだな。
けど、いくら翼でも俺がいるからさせねぇよ。
つくしに触っていいのは俺だけだからな。
つくしに日焼け止めを塗り終えて翼には子供用のを塗って次は俺。

「つくし、塗ってくれ」
「うん…」

つくしの手が背中で動くたびに感じる。
ヤベェな。
これがプライベートビーチで翼がいねぇなら確実にヤってる。
この続きは夜に持ち越しだな。

「塗れたよ」
「どうした?」
「いやぁさ、あんたの肌って相変わらず滑らかだなと思って」
「いつも触ってんだろが。今更だろ?」
「うっさい!」
「おまえしか触んねーんだし、いいんじゃねーの?」
「翼もでしょ」
「翼は別だ。他の女になんて触らせるかよ。気持ち悪りぃ」

隣で翼がウズウズしてる。
翼がいなけりゃもっとイチャこけるんだが、ここまでか。
あんま、翼を待たせると今度はつくしがご立腹だしな。

「翼、行くぞ」
「うん!」

翼を歩かせようと思ったが、周りのヤツらからの視線をぶった斬るために敢えて翼を片手に抱き上げた。










==========
昨日は更新時間を間違えてしまいすみません
毎日猛暑ですが、無理せず過ごしてくださいね。
暑いのにお話も暑いを連想させるおはなしでお許しを。
翼のパパへのダメ出し好きだなぁ。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/07/24(火) 11:54:10 | | [編集]
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