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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
海の日_7
「ママ、良かったね」
「あっ、うん?」

俺の腕の中で両手を挙げて喜ぶ翼。
コイツは本当につくし大好きだな。
まぁ、ここに来た時点でこうなることは予想してた。
だから行くなって言ってんのに。
ちらっとつくしを見ると多少なりとも罪悪感があるのか、さっきよりは元気がねぇ。
別に怒ってるわけじゃねーし。
昔なら確実に怒り狂ってたけど今は違うだろ。

「しけた顔してんじゃねーぞ」
「してない!」
「そうか?良かったな、翼に守ってもらえて」
「へっ⁈」
「ナンパ。俺の出る幕なかっただろ?」
「あ…うん」
「気のねぇ返事。昔みたいに俺が怒り狂った方が良かったか?」
「いや、それもちょっと」
「だろ?」

俺は、つくしの隣をこいつの歩幅に合わせて歩いていく。
隣に歩きながらも最低限のエスコートはしながら。
まぁ、ビキニの水着だけじゃなく上に羽織ってるからまだ許せる範囲か。
俺もヤキが回ったもんだな。

「ねぇパパ」
「なんだ?」
「パパ、ママをキラキラにさせられる?」
「つっ翼?」
「当たり前だろ?翼が大好きなキラキラした可愛いママを見せてやるぞ。但し明日な」
「ホント?ホントに?」
「ああ。嘘ついたことなんてねーだろ?」
「やったぁ」
「ということで、今日は早く寝ろよ翼」
「うん。約束ねパパ」
「おう」
「ちょっと!翼も司も勝手に話進めないで!」
「なんだよ。息子のかわいいお願いは親としちゃ聞かなきゃダメだろ」
「違う!!」

何が違うんだよ。
俺の愛情をたっぷりと受け入れたら、女っぷりはいやでも上がるだろ。
綺麗なママを翼に見せようって気になんねーのかよ?
俺の溢れ返る愛情を体で受けられるのはおまえだけなんだぜ?

「どさくさに紛れて何言ってんの?」
「何も?」
「何もって…」
「つーかよ、キョトってるおまえに何も言う資格なんかねぇぞ」
「なんでよ?」
「俺らが行かなきゃどうなってた?おまえ無理矢理連れてかれてたぞ」
「そんなこと…」
「あんだろ?あんなバカたちに隙見せてんじゃねーよ。俺らならいい。それ以外はダメだ」
「俺様…」
「なんか言ったか?ほらよ、翼にちゃんと礼言っとけ」
「翼、ありがとね」
「うん」

つくしは俺に抱かれてる翼の頭を撫でる。
すると嬉しいのか翼はものすごい笑顔になる。
さてと。
夜の予定もガッツリと決まったことだ。
適当にここは切り上げて夜に備えるか。
俺も自然と笑みが浮かぶ。
面倒くさく、混雑なとこなんて昔から足を踏み入れることなんてなかった。
けど、つくしと一緒になってから始めて体験することがあり過ぎて、体がいくつあっても足りないくらいだ。
でもそれもいいかと思う。

「パパ、プールで遊ぼっ?」
「またかよ…少し休憩しようぜ?」
「遊ぶの」
「じゃ、パパはゆっくりしてもらってママと遊ぼう?」
「ダメだ。俺が行く」
「…んもう。あたしもプールに入りたい!」

「「ママ(つくし)はダメ(だ)」」

やっぱり俺と翼は似てるみたいだな。
本当ならば海にも連れって行ってやりてぇけど、それは俺の出張後だな。
どうせなら綺麗な海がいい。
候補は後で考えるとしてまずは翼を疲れさせるべく付き合ってやるか。



周りがいう海の日とは違ぇけど、俺にとっちゃ家族サービスの日だな。



-fin?-







==========
一応本編finでお願いします。
夏中に終えられてひと安心です。
その後の道明寺家を書きたいのでもうすこしお付き合いください。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/08/14(火) 18:22:27 | | [編集]
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