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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
シルバーウィークはご用心
「ねぇ、9月のシルバーウィークの連休ってやっぱり仕事?」
「9月頭からNYだったな・・・確か」

リビングのカウチソファに道明寺が座ってその間にあたしが座る。
座るスペースなんて他にあるのに、この男は。
ローテーブルにはノートパソコン。
画面には所狭しと英語の羅列。
高校生の頃のあたしなら、「何、この嫌がらせ?!」ってきっと思っちゃうんだろうな。
PCを見て道明寺に確かめる。

「いいの?返信してあげなくて」
「構やしねーよ」
「ふぅん。いいんだ、副社長なのに・・・」
「じゃ、おまえが代わりに仕事するか?」
「・・・・・ごめんなさい」

あたしはお手上げですとでもいうように右手を上げた。
道明寺はしてやったりと苦笑交じり。
そして・・・
道明寺はあたしが結い上げていた髪のクリップを外して、器用に髪を手で梳く。
真っ黒なストレートの髪の毛。
道明寺の手で髪を触られるのは実は好きだったりするんだ。

「休みのことがどうかしたか?」
「まぁ・・・別に何でもないよ」
「言えよ」
「実はね、同期の仲間内で旅行に行かないかって、誘わ・・」
「却下」
「やっぱりね・・・」

あたしだって、危険な橋渡りたくないし。
断ったよ。
でもね、向こうもすんなりと折れないわけでさ・・・
週末ゆっくり考えてって言われてしまい、とりあえずわかったとだけ答えたんだよね。

「ちゃんと断ったから」
「信用ならねー」

道明寺はあたしの項に首筋とゆっくりとなぞるように唇を這わせた。
ちょっと・・・
話の途中でしょ?
これじゃ道明寺の思うツボだ・・・。
いつのまにか、いつもこの流れなんだもん。
体がぴくりと反応していくのが恨めしい。
体が反応するなんて・・・どんだけ馴らされてるんだっつーの。

「休みの間っーかその週、おまえNYな」
「はぁ!?意味わかんなんだけど・・・」
「予定無いんだろ?俺、9月はずっと向こうだからおまえが来いよ」
「横暴!!」
「何とでも言え。もう決定事項」
「・・・・」

してやったりな道明寺の顔。
キレイな顔が更にキレイに見える。
なんかムカツク。
ホントは休みの間、1日でも一緒に過ごせたらいいななんて実は思ってたなんて絶対に言ってやらない。
これはあたしなりの精一杯の仕返しだったりする。

「仕事あるんだから、ムリ!!」
「世間は休みなんだろーが」
「祝日後の2日は普通に仕事なんだけど!?」
「西田がなんとかする」
「あたしの上司、西田さんじゃないっつーの」
「それくらいどうにでもなんだよ」

もう黙れ。
後ろから強引に横を向かせて、唇に舌を入れてきた。
絡め取られる舌と舌。
苦しいくらいに貪り合う。
いつのまにか髪を梳いていた手はトップスの下から胸に行きつく。
最初はブラの上からだったのが次第にブラの下・・・直に胸を揉み始める。
唇が離れて、ゆっくりと目を開けた。

「ここじゃ、ヤダ」
「別に誰も見てねー」
「ヤダってば!!」
「わかった・・・部屋(寝室)行くぞ」

道明寺が手首を掴んで進んでいく。
後ろを付いていくだけなのに、ドキドキ言ってるあたしの心臓。
休みの話のつもりだったのに・・・結局道明寺に主導権を握られてしまった。






-おまけ-
「確か、ババァと親父もその時期に休むって言ってたな(苦笑)」
「えっ!?」
「だから俺がとばっちり喰って、9月はずっと向こうに詰めてんだ」
「もしかしてお邸で会っちゃうとか・・・?」
「俺の代わりにババァと親父高校してくれ」
「・・・孝行ね」

さらっとアイツの口から出た爆弾発言。
うっかり聞き逃すとこだったっつーの!!!
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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