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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_1
「ねぇ類」
「なに?」
「あたしさ、充分に道明寺のそばにいたよね?」
「あんたがそう思うんならそうじゃない?」
「うん」

道明寺が巷で刺されてあたしだけを忘れたあと、また思い出してくれてからあたしの人生が変わった。
就職するはずが、大学に進学出来た。
もっと学びたかったから文句を言いながらも内心は嬉しくて仕方なかった。
だけど、道明寺は側にはいない。
彼の本心から、NYで二足の草鞋を履いてる。
学業と仕事。
道明寺という巨大組織の中であいつは頑張ってる。
いくら御曹司だからってちやほやされるのは最初だけ。
実力がないとすぐさま足元を掬われる。
人を蹴落とすくらいの気持ちがなきゃ、あの組織の頂点には立てないのかもしれない。
だからなのか。
最初はあった連絡がだんだんと少なくなって、3か月に1回、半年に1回となっていった。
頻繁に連絡があるとは思ってないから、はじめはそんなこと思いもよらなかった。
けどだんだん鳴らないスマホ。
周りは楽しい学生生活。
合コンや彼氏との旅行。
あたしだって少しくらいは羨ましいと思う。
いくら鈍感でも。

そして今21才。
「4年後、迎えに行きます」
あいつははっきりとそう言ったのに。
結局は迎えには来ることなく時間だけが過ぎていく。
就職活動ももうすぐ本格化してくる。
あったはずの目標が急になくなったように思えた。

そして道明寺のお父さんの再びの体調不良。
それに伴う道明寺HDの極々小さい歪み。
その小さな歪みが不況の波で大きくなる。
少しの亀裂が歪みを生む。
ましてやあれほどの大企業だ。
もちろん類や美作さんのところも例外じゃない。
ジュニアとして奔走してる。
類は中休みと言っていたけど。

「だからねあたし…リセットしようと思うんだ」
「何をって聞いていい?」
「色々なことかな。道明寺のこと、将来のこと、自分の気持ちとか?」
「牧野はさ、考えすぎなんじゃない?」
「うん。でもさこの優柔不断な状況も良くないと思うんだよね」
「まぁたしかにそうかな?」
「でしょ?だからね一旦リセットするの。それで1から?ううん0から始めるの」
「ん。わかった。但し俺らと疎遠になることはダメだから」
「…」
「牧野のことだ、距離置く、イコール俺らとも距離を置くって目に見えてる」
「類ってば預言者?」
「牧野、あんたね。今までのあんたの行動見てたらバカでもわかるよ」
「ごめん、わかった。ありがとう」
「あんたのごめんとありがとうは聞き飽きた」
「そうだね」

あたしは自分の気持ちに嘘はつけない。
今もこれからも。
だからこの気持ちを道明寺に話すためにアイツに連絡を取った。









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ほかの連載終わってないのに、見切り発進させていただきます。
類つくではなく、ちゃんとつかつくです。
ハピエンですから。
これからお付き合いよろしくお願いします。
やっぱりこういう時のシチュは類が一番ですね。
ソウルメイトですもんね
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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