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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_8
道明寺と過ごした部屋で散々泣いて…
涙を拭きながら持ってきた荷物を持って歩く。
道明寺がいない今、あたしがここにいることはできない。
ましてや別れたんだし。

「お世話になりました」
「牧野様、司様がメープルにお部屋をご用意されておりますのでお送りいたします」
「いえ、バスと電車で空港まで向かいます」
「それでは空港までお送りを」
「ひとりで大丈夫です」
「日本にいるタマからも言付かっております。決してひとりでの行動はダメだと」
「先輩…」
「牧野様をおひとりで帰らせたと分かると私どももタマから叱られます。どうか…」
「わかりました。それでは空港までお送りお願いします」
「承知いたしました」

あたしは流石にあたしのわがままでメイドさんたちが怒られるのは忍びない。
先輩はまだまだこの道明寺家を取り仕切ってる。
だから逆らえない。
かくいうあたしもだ。
先輩に会えなくなるのは悲しいけど、いつかまた会えると信じてNYの道明寺邸を後にした。

空港に着いて、チェックインカウンターに向かう。
帰りも行きと同じファーストクラス。
チェックインを終えて、ラウンジでフライト時間までの時間を潰す。
するとふらっと類が現れた。

「まーきの」
「類?どうしたの?」
「ん?牧野の様子見に来た」
「それだけのためにNYまで?あたし、ちゃんと帰るよ?」
「そうだけどさ…牧野が泣いてる気がしてさ」
「さすが類だね、何でわかったの?」
「牧野とはソウルメイトだからわかるんだって。大丈夫?」
「うん。いっぱい泣いて、もう涙無い」
「そっか、頑張ったね。偉いよ牧野」
「類…」

あれだけ泣いたのに、まだ流れる涙があるのかな。
でもこんなとっころじゃ泣けない。
一度下を向いてそして気合いを入れてから顔をあげた。

「牧野、キレイになった」
「そう?かわらないよ」
「ううん、雰囲気がさNY行く前違う。なんか柔らかくなった」
「そっか…」
「これは絶対に日本帰ったら総二郎にからかわれるね」
「えーっそれはやだ。類、そのときは助けてよね」
「ヤダめんどくさい」
「そんなこと言わずにお願い、類」
「なら牧野が作る卵焼きで手を打とうかな?」
「いいよ!卵焼きで西門さんから逃れられるなら嬉しい」
「じゃ契約成立」

ひとりだと気が滅入ってた。
でも類がいてくれて救われた。
だけど、道明寺から勇気をもらったから頑張れる。
あたしは新たな気持ちを胸にNYを後にした。










==========
やっぱりこの場での類は必須ですよね。
類が出ると話が進みます。

miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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