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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_9
道明寺と別れてから自分のことを考えた。
元々、あいつを支えるためにと色々な資格も取った。
語学も頑張って勉強した。
日本語はもちろん、英語、フランス語、ドイツ語、少しの中国語を習得した。
でも今ふと思う。
手に職を付けたい。
学食で座ってるとそこに桜子があたしを見つけてやってきた。

「先輩」
「桜子」
「先輩ってば、どうされたんです?ため息ばかりついてると幸せ逃しますよ?」
「あーうん。幸せはもう逃げたかなぁ」
「先輩ってば、大丈夫ですか?」
「何が?」
「ちゃんと泣きましたか?」
「うん。泣いたよ。涙が枯れ果てるくらい泣いた。泣いた後にさ、これからのこと考えたんだ」
「先輩にしては上出来です」
「ひどいなぁ。でも桜子って感じがするよ」

毒を吐きながらも、飴と鞭を上手に使い分けてくる。
そして決して、あたしや優紀、滋さんに対しては陥れることはしない。

「桜子ってどうして医学部に進学したの?」
「私ですか?簡単なことです。美容関係の仕事をするには医学の知識もあれば尚よいからです」
「そうなんだ。ちゃんと考えてるんだね」
「当たり前です」
「優紀も1浪したけど桜子と同期でしょ?」
「はい。優紀さんと一緒なので楽しいですわ」
「いいなぁ」
「先輩も医学部にいらしたらいいんですよ」
「無理無理!そんな頭脳ないもん」
「ご冗談を。大学に入ってからずっと主席の方が。今ならまだ編入試験をお受けになったら後期から私たちと一緒に学べます。1〜2回生は一般教養ですし、3回生といってもまだ前期は教科書での学習です。先輩なら余裕で追いつくと思いますけど?」
「先が見えなくなったから医学部に編入ってそんな動機はダメでしょ?」

そうはいうものの、実は考えてた。
もしなれるのなら弁護士か医者って。
道明寺のお父さんのような病気を治したいって思ってた。
道明寺と付き合ってるときは、道明寺を助けられるために色んな資格を取った。
でも道明寺との将来がなくなった今、自分の気持ちに正直になってもいいんじゃ無いかなって思う。
もし学部変更するならお金のことを考えないといけない。
4年間は道明寺が支払ってる。
医学部に行くならあと2年必要だからその分の学費の捻出が必要になる。

「ねぇ桜子」
「何ですか?先輩」
「もし学部変更したら、助けてくれる?」
「もちろんです。私も優紀さんもいます。ほかにも助けてくださる方はいます」
「真剣に考えてみるよ」
「いい返事を期待してますわ」

桜子にはそう言ったけど、あたしの中では決まった。
まわり道してもいい。
納得出来る人生を歩みたい。
そして胸を張って道明寺に会いたい。
あたしは桜子と別れて、大学の総務課に向かって学部変更に必要な書類やテストの日程を確認した。

学部変更の内部テストのために必至に教科書とにらめっこ。
理数は苦手じゃないけど、センスの問題でもある。
サクサクと解ける問題もあれば難しい問題もあって、頭を使ってると実感した。
語学テストももちろんあるけど、それに関しては時間を費やすことはしなかった。
だからピンポイントで試験対策が出来た。
テストまで1ヶ月。寝る時間も惜しんで勉強をする。


そしてテストを受けて…見事に学部変更の合格をもぎ取った。










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この回はサクッと流させていただきました。
ごめんなさい。
ということで、タイトル通りのドクターです。
桜子ちゃんと優紀ちゃんを同期にさせちゃいました。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/09/21(金) 07:50:34 | | [編集]
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