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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_27
牧野の手を取り、バスルームに向かった。
起きる時間には早いけど、それもいい。

「風呂入ろうぜ」

答えを聞く前に実行。
でないとコイツは逃げるからな。
全身隈なく洗い、オレは抱きかかえるように湯船に浸かった。
真っ黒だった世界が一瞬にして色がついた。

「今日はゆっくり出来るんだろ?」
「ゆっくり…したいけど、そうもいかないかな?」
「なんでだよ?」
「お義父さまの退院手続きでしょ。論文も書かなきゃだし、翼とも遊ばなきゃ」
「なぁ…」
「何?」
「オレのこと忘れてねぇ?」
「…えへへ」
「おまえな、仮にも数年会わなかった旦那が帰って来てそれかよ?」
「寂しいの?」
「当たり前だろ。翼にパパとも呼ばれてねぇ身にもなれよ」
「あ…」

そうなんだよな。
牧野のことはママと呼ぶのに、オレに至っては認識してねぇのかパパとは呼ばない。
顔を見るなりママを連れてくの?だ。
あいつの中じゃオレは親父たちよりも地位は下なんだよな。
仕方ねぇけど。

「ごめんね…」
「謝んな。悪いのは俺だから」
「でも!」

後ろからだから
こいつの表情がわかんねぇけど。
絶対に気にしてやがるな。
これは俺と翼の問題だ。

「それよりも、ここに…嵌めてくれんだろ?」

牧野の細い薬指を撫でる。
仕事柄付けれない時もあるから無理強いはしねぇ。
けど、土星のネックレスを今でもつけていてくれたことには嬉しさを隠せなかった。

「うん」
「書類上だけじゃなくちゃんと結婚しようぜ」
「ここで言うかな?」
「いいじゃん。もう夫婦なんだろ?」
「なんちゃってだけどね。でもあんたがTPO選ばずに言うことって珍しいね」
「部屋に薔薇敷き詰めて、プロポーズした方が良かったか?」
「ううん、これでいい」
「だろ?」

どうせなら薔薇は108本にして贈ってやる。

「なぁ指輪なんだけどよ」
「とてつもなく馬鹿でかいのはいらないからね!」
「わーってるよ」
「とかなんとか言ってあんたのことだからあったりして」
「おっ、勘がいいな」
「ウソでしょ⁈」
「嘘じゃねぇよ。けどよ、昔渡しそびれたやつだからよ…出来れば新しいもんにしたい」
「それがいいって言ったらあんたは怒る?」
「いや、けどよ…」

牧野が俺の手に自分のを乗せてくる。
どうせなら新たに作り直したい。
そう思うのは俺だけか?
勿体ないとかいうのはナシだぞ。
けど。
こいつがひとこと発せば、最後は俺が折れなきゃなんねぇのはわかってる。

「本当ならあたしの指に収まってるべきものだったんでしょ?」
「ああ」
「なら、それがいい」
「本当にいいんか?」
「うん。これも同じでしょ?」

土星のネックレスを触る。
たしかにそうだ。
昔も今も、こいつの男は俺だけだ。

「おまえがそれでいいならそうする。けど、マリッジはペアだからいっしょに選ぶぞ」
「えーっ。あたしの意見なんて聞かないじゃん」
「言うこと聞け」

好きな女に贈る楽しみを奪うんじゃねーよ。












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とまぁこんな感じでオレ様突っ走ってます?
数年帰らないだんな、司は絶対にありえないですよね。。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/11/21(水) 09:09:50 | | [編集]
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