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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_28
「これ以上ここにいたら逆上せちゃう」

先に出なきゃ…
ここでまた始まっちゃう。
あの男は…どんだけシタら気が済むのよ。
底なしなんだから。

魔の手から抜け出してベッドルームに戻る。
バスタオルだけを纏っただけ。
本当はしたくないけど、自分の部屋に続くドアを開けた。
あいつはまだ知らない…と思う。
隣の部屋とこの東の角部屋が繋がってるって。
すぐにクローゼットから今日着る服に着替えた。
すると勢いよくドアが開く。

「ママ‼︎」
「翼⁈どうしたの、まだ起きるには早いよ?」
「ママ、ママ」

翼はあたしの顔を見るなり抱きついてきた。
あたしは翼の目線に合わせるようにしゃがみこむ。

「翼、しんどくない?」
「うん。ヘーキ」
「熱が下がって良かった。でも今日1日お外で遊ぶのはダメよ」
「ん…」
「いい子だね。お腹は?空いた?」
「空いたー」
「ママもお腹空いたからいっしょに朝ごはん食べよう」
「うん」

いい子ねと頭を撫でる。
するとあたしが使った扉からあいつが出てきた。
びっくりして目が点になる。

「いつ作ったんだ?これ…」
「えっ?」
「だからこの扉」
「ああ、えっと…翼が生まれる前?」
「つーことは俺の部屋で寝てたこともあるってことか…」
「違っ…」
「恥ずかしがんなって。ほんとのことだろ?」
「それより、何か着なさいよ」
「着てんだろ」
「上よ上。翼の教育上良くないでしょ?」
「うるせぇな…」

ブツブツ言いながらもTシャツを着る。
翼はあたしの後ろに隠れてる。

「ママ、抱っこ」
「翼?翼は歩けるでしょ?ママと手を繋いで歩こう」
「抱っこ」

ベタッとくっついて離れない。
こうなったら言うことなんて聞かない。
こういうところはあたし似じゃなくて道明寺に似てる。
頑固なんだもん。
仕方ないか…。
あたしは立ち上がり、翼を抱くために手を出した時、あっさりと先を越される。

「俺が抱くからいい」
「でも…」
「いいからよ」
「うん。翼、良かったね。パパに抱っこしてもらって」
「ママがいい…」
「どうしたの?ずっとパパに抱っこしてもらいたかったんじゃないの?」
「ママがいいの」

道明寺の腕の中で少しだけど愚図り始めた。
だからといって、彼が翼がバタバタしたところでビクともしてないけど。
翼にとって道明寺はパパなのに。
あたしの心に翼のことが重くのしかかった。









==========
少し短いですが…
キリが良かったので。
会社で出張が長引いて、帰ったらパパっこがママっこに変わってたと切なげに話してるネタを流用させていただきました。
甘いコーヒー淹れてあげましたよ私。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/11/26(月) 08:08:14 | | [編集]
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2018/11/26(月) 10:50:32 | | [編集]
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