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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
横暴上司と可愛い部下のしがない1日
えっと。
ステキなお友達が出来た記念に。









AM6時
キングサイズのベッドから起きてまずはシャワー。
昔はこんなことしなかったのに…
あのバカのおかげで習慣付いてしまった。
ローズのほのかな香りがカラダからふんわりと漂う。
ソープの香りも実は好きだったりする。
でも…
1番好きなのは…アイツの残り香。
絶対に本人にはナイショ。
シャワーの後、バスタオルを巻き付けてクローゼットに入った。

「はぁ…また服増えてんじゃない?」

買った覚えのない服がズラリ。
雑誌の中じゃないっちゅーの。
オフィスOKな服に着替えて朝ごはん。
それから軽くお化粧を施して…
いざ出陣。

会社に着くと、あたしが働くオフィスのフロアがやけに騒がしい。
ん?
なに…。

「おはようございま、すぅ?」

あたしのデスクの隣は出張者用のデスクになってる。
なのに…
なんで、あいつが座ってんのよ?

「おう」
「えっ⁈」
「デケェ声出すなよ」

えっと、清々しい朝から何、この重狂しい雰囲気。
というか、アンタのオフィスはもっと上の階でしょうが。
あたしは立ってるのも変だから、いつも通りに自分の席に座る。

「なんでここにいるのよ?」
「しゃーねーだろ。ババァの指示だ」
「楓さんの?」
「ああ」

パソコンを立ち上げ、メールチェックをするとその楓さんからのメールがあった。
9時から16時までは一般社員の仕事を。
そのあとは通常業務をと書かれていた。
相変わらずこの親子って、なんであたしを間に挟むんだろう。

「おまえ、俺の指導係な」
「はぁ⁈なんでよ」
「なんでも。ハゲの上司なんかと仕事したくねぇし」
「あのね、ハゲって…一応部長」
「おれ、副社長」
「………」
「楽しみだな、牧野」

肩肘付いて言われた。
ここオフィス。
どこに優雅に無駄な長い脚を組んで、肩肘付いた新人がいんのよ?
そんなんしたら速攻で注意入るよ。
着てるスーツだってオートクチュールでしょう?
いつ買ったのよ?

それから道明寺は、つつがなく黙々と仕事をしていく。
というか。
競合している案件も彼の一言で突破口が見つかったのか一気に慌ただしく動き始める。
伊達にNYで鍛えられただけはあると思った。
違う視点から常に考えられる彼。
フロアにいる女性が浮足だった瞬間だった。
だけど。
ほかの可愛いキレイな女性が近くにいても無視。
このスタンスは変わらなかった。

PM4時
時間になると、すぐさま西田さんのお迎え。
保育園みたい…と毒吐いた。
使っていたPCを閉じたと同時に立ち上がる。
そしてひとこと。

「牧野、ちょっとこい」
「へっ⁈」

あたしは道明寺に引き摺られるように役員専用のEVに乗せられた。
そして、こいつの専用オフィスに連れ込まれる。
パタンと扉が閉まるのと同時にキスされた。

「……ちょっ」

手首を軽く掴まれ抵抗しようにも太刀打ちできない。
何度か角度を変えてキスされた。

「何すんのよ」
「何すんのじゃねーよ。おまえな…」
「何よ⁈」

普段座ってる革張りの椅子に座り、あたしを睨む。
もちろん、無駄に長い脚を組んで。

「なぁ」
「何よ、さっさと言いなさいよ。あたしはまだ仕事中なの」
「俺もだ」
「何なのよ、ったく。こんなとこまで連れてきて」
「おまえ、本当にわかってねぇの?」
「何をよ」

司はひと息あたしでもわかるようにため息をつく。
そして椅子に背を預けた。

「朝からヤローが振り向くような色気出してんじゃねーよ」
「はぁ⁈」
「俺が隣にいたからいいようなものの」
「意味わからないんだけど?」
「危ねぇだろうが」
「ここ勤務先。危なくなんかないわよ。マフィアの巣窟じゃあるまいし」
「何かあってからじゃ遅いだろうが」

この執務室の方がよっぽど危ないわよ。
あたしの味方なんてないじゃない。

「おまえから仄かに漂う香りにどんだけヤローが気付いたと思ってる?」
「知るわけないでしょ?そんなの」
「だからおまえはワキが甘ぇんだよ」
「言わせてもらうけど。この香りってウチにあるボディソープのだし」
「知ってる。俺が選んだやつだ」
「だからあたしが悪いわけじゃないし」
「誰も悪いなんて言ってねぇ。色気振りまくなって言ってるだけだろが」
「振りまいてません、あんたや西門さんじゃあるまいし」
「総二郎といっしょにすんな」

ギロリと睨まれた。
一瞬だけど、ビクッと体が硬直する。
楓さん同様。
睨まれると怖いんだよね…。

「はぁ、マジでタチが悪ぃ」

もう一度あたしを見てため息を付いた。
もちろん、盛大に。
前屈みになって手を組んで。
私はまだ立ったまんま。

「おまえは俺のだって知ってっか?」
「へっ⁈」
「だから、おまえの頭のてっぺんからつま先まで俺のもんだって言ってんだ」
「あたしはものじゃないわよ」
「意味が違ぇ。俺の女だって言ってんだ」
「………」
「服装だってそうだろうが。そんな…ヤローが好む格好してんじゃねぇ」
「あたしが買ったんじゃないもん。そもそもあんたでしょうがこれ買ったの」
「ああ。女の色気ダダ漏れにするこたぁねぇだろ」
「してません!」
「してるから言ってんだ。心配だから明日からここで仕事しろ」
「イヤよ」
「おまえっ」

当たり前でしょ?
こんなとこで仕事なんて…仕事にならないじゃない。
休憩とか言ってプライベートルームに連れ込まれるのがオチよ。
あたしは普通に仕事がしたいの。

「…わかった」
「良かった」
「なら、16時からはおまえがこっちな」
「なっなんでよ」
「俺が朝、下で仕事すんだろ?その後はおまえがこっちくればイコール。平等だろ」
「なんでそんな横暴なのよ」
「横暴じゃねーし。上司命令。可愛い部下のためだろうが」
「あたし、アンタの部下になった覚えないんだけど」
「俺の命令は素直に聞け」
「横暴な上司命令なんて聞けません。異議申し立てします」
「道明寺HDに莫大な損害が出てもいいんかよ?」

ニヤりと言ってのけるコイツは悪魔だ。
何が可愛い部下のためよ。
ジッと見つめられて…視線を外すことが出来ずにいるあたしは結局従うことになる。
コイツの言うことは絶対だから。

「決まりだな、牧野」

立ち上がって、彼は私の額にキスをする。
横暴上司は嬉しそうに、あたしに微笑みを向けた。
あたしは心の中で西門さんと美作さんだけはここにきませんようにと唱えた。










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週末、ステキなつかつく大好きなblogマスター様とお知り合いになれました。
お話させていただいて…思い付いたネタです。
ドクターに煮詰まっていたので…気分転換です。
カテゴリ作って、不定期更新にしようかな思ってます。
まさしく横暴上司です。
オレ様な主人公好きなのかも私。
司はもちろんなんですが、「イタキス」の入江くんとか「宮」のイ・シンとか(笑)
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/10/22(月) 10:21:52 | | [編集]
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2018/10/22(月) 11:42:10 | | [編集]
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2018/10/22(月) 17:41:05 | | [編集]
あぁ、いいですね。
二人がラブだと、仕事がスムーズに行くことでしょう。

定期的に発動してほしいくらいです。

では、また遊びに来ますね❤️
2018/10/24(水) 01:59:54 | URL | えりりん [編集]
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