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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_33
寝かかった翼を抱いて、邸に戻る。
帰ると牧野が病院から帰宅していた。

「おかえりなさい」
「おう」
「おう、じゃないでしょう。ちゃんとただいまって言って。翼が真似ちゃう」
「ただいま」
「ママ、ただいま〜!」
「おかえり翼」

牧野は翼の頭を撫でて、一気に母親の顔になりやがった。
翼は俺の腕から降りて、牧野にべったり。
さっきまでは俺にべったりだったのに、やっぱママかよ。

「翼、かっこいいねそのお洋服」
「うん!」
「これどうしたの?まさかオーダーしたの?」
「ちげーよ。俺が翼くれーの頃に着てたやつだ」
「そうなんだ…」

本当ならお古じゃなくオーダーしたかったんだ。
でも時間がなかったんだから仕方ねぇ。

「ママお土産あるんだよ」
「お土産?」
「そう。パパがねお願いしてくれたの〜」
「パパ?」
「うん、パパ」

牧野は翼を見て俺を見る。
それもマジマジと。
そして、目にデケェ涙を浮かべやがった。

「翼、パパといっしょにお出かけは楽しかった?」
「うん。パパね、ジュースもケーキも食べていいって!」
「そうなの?」
「うん。それにパパの抱っこ高いから好き」
「良かったね、翼」

牧野が必死に泣くのを堪えてる。
ずっと俺のことをパパとは呼ばなかった翼。
俺も牧野も気にしてた。
でも、周りが翼に強制するもんじゃねぇ。
だから俺も牧野も敢えて翼に任せてた。

「ママがダメよって言ったこと、みーんなパパ良いよって」
「パパ、そんなこと言ったの?」
「うん。だからママ、ケーキ食べよ」
「今日は遅いから…明日にしようよ。翼ももう寝なきゃ」
「食べたい!」


ヤベェ、顔がニヤける。
さてどうすっかな。
どうせいつものパターンなら、牧野が翼を叱ってジ・エンドだ。
しゃーねぇな。
今日は翼の肩持つか。

「翼、食っていいけど…後で腹痛いとかは言うなよ?」
「うん」
「それから、自分の部屋で寝れるか?」
「うん」
「なら、ケーキ食っていいぞ」
「やった。ママ早く、ケーキ食べよ?」

俺は牧野には少しにらまれつつも、ネクタイに指を掛けて緩める。
シャツのボタンを外し、牧野と翼を見守っていた。
牧野は翼に引っ張られつつ俺に文句を言う。

「もう!翼には甘いんだから!」
「甘くなんてねーよ」
「これが甘いっていうのよ。自覚ないんだから」
「ちゃんと出来た褒美だよ」

牧野は翼に連れられてダイニングに向かう。
俺はそれを後ろから見ながら後に続いた。








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たくさんの拍手にメッセ、ありがとうございました。
共感出来るよって言ってくださった方が本当に多くてびっくりしました。
どこも同じなんですね。
私だけじゃないだと。
普段の小ネタなお話もつかつく変換でいいじゃんと思いました。
そして。
ドクターです。
ニヤけた司を想像してください。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/12/19(水) 07:35:52 | | [編集]
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2019/05/28(火) 21:29:10 | | [編集]
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