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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
sweet sweet lovers_1
とても為になるご指摘を頂きましたので、文書内修正しております。
ありがとうございました!!○スさま











「まぁ〜きのさん」
「何?」

今日は1年の仕事納めの日。
そしてあたしのbirthday。
周りには彼氏がいないことになってるから寂しい?ひとりクリスマスと誕生日と思われてるらしい。
そこは全然突っ込まない。
だってそれは話してないから。
軽々と話せる内容じゃないし。
相手がね…。
仕方ない。

「納会の後、いっしょにごはん行こうよ」
「いいの?青山くんといっしょでしょ?」
「まぁ…でもね、牧野さんともごはん食べたいもん」
「ありがとう。どうしようかなぁ…」
「どっか旅行にでも行く計画ある?今年はお休み長いし…」
「う…ん、どうなんだろ」
「えーっ、急に言われて大丈夫なの?海外とかならさぁ」

うんうん。
そうだよね。
普通の感覚だと思う。
でもね。
あたしの周りにはその普通な感覚の持ち主は優紀しかいないのよ。
まだね、美作さんなら「牧野、〇〇行くぞ」って前もって言ってくれるのよ。
だけどね、道明寺とか道明寺とか道明寺とかはさ「行くぞ」って言ってジェット乗せられてタラップ降りるまでわからないんだもん。
類はさ「牧野行くよ?」って微笑むだけだし。
西門さんは「チンタラすんな…つくしちゃん、オレに抱かれたくなきゃさっさと歩け」だし。
なんであたしの周りの男ってわがままなやつばっかりなんだろ。

「大丈夫じゃないかなぁ。あたしの懐事情知ってるし」
「それでもさぁ…牧野さんの予定もあるじゃない?」
「あたしの予定ね…あってないようなもんかなぁ」
「牧野さんて優しいんだ。私なら絶対怒っちゃうよ」

普通ならね。
旅費?なんて出したことないんだし。
パスポートの費用ですら。
名前だって…「道明寺つくし」になってて私文書偽造だし。
パスポート入手するのだって最低でも1weekはかかるじゃない?
西田さんが持ってくるの、次の日よ?
恐るべしチーム道明寺。

「えっ⁇、えっなんで…牧野さん‼︎副社長だよ」

緒方さんのテンションが上がった。
あれ?
今日だっけ、戻るの。
体にフィットしたブラックのスーツを着てこっちに歩いてくる。
タイだって…クラシックドット柄でオシャレですごく雰囲気に合ってる。
きっとフルオーダーなスーツ。

「牧野」
「あっはい」
「ちょっと、上来てくれ」
「わかりました」
「緒方さん、ちょっと席外すね」
「うん、いってらっしゃい」

あたしはスマホを持ち、道明寺の後に続いた。
そして営業本部の扉を道明寺が開ける。
あたしを先に通してから自分が出た。
絶対的なあたしにだけのレディファースト。
EVに乗ってから口を開いた。

「どうしたの?」
「ねぇちゃんがトランジットで寄ったんだ。おまえに会ってからじゃねーと帰らないとか言いやがって」
「お姉さん?」
「ああ。ここは喫茶店じゃねーっつうの」
「でも嬉しい。いっつも電話かlineだったから」
「おまえ、ねぇちゃんと連絡取ってんの?」
「うん。だって仲良しだもん」
「はぁ⁈俺知らねぇぞ」
「言ってないもん。当たり前でしょ?何言ってんの?」
「おまっ」
「何?あたしの交友関係に口出すの?あんた。しかもあんたのお姉さんなのに?」
「チッ」

お姉さんよ?お姉さん。
もう心狭いんだから。
最上階のオフィスに着いて扉を開けた瞬間、お姉さんが飛びついてきた。

「つ・く・しちゃん‼︎」
「グエッ、お姉さん苦しいです」
「ねぇちゃん‼︎牧野死ぬっ」
「あ…ごめんなさい」
「お姉さん、どうされたんですか?今日は」
「あなたの誕生日でしょ?今日」
「あっ」
「司からは何をもらったの?ちなみに私からはお洋服とスイーツよ」
「いつもすみません」
「いいのいいの。お屋敷に置いてあるから後で見てね」
「はい。ありがとうございます」
「あと母と父からも預かってるのよ」
「えっ?」
「はい、つくしちゃん」

お姉さんから渡されたのはカードキーとIDカードの2枚。
無意識に受け取っちゃったけど…
聞くのが怖いなぁ。

「こっちのカードキーは父からよ。NYにあるマンションのキーみたいね」
「そんなのいただけません」
「いいのよ、どうせ使ってない部屋だろうし狭いと思うわ」
「貰っとけ貰っとけ」
「あんたは黙ってて!」
「IDカードは母からね。道明寺HDとメープルの共通IDらしいわ。おめでとうつくしちゃん」
「えっ?」
「母に認めてもらえたのね。やっと私の妹になるのね」
「お姉さん…」
「お礼なら直接言ってね。今年はNYで過ごすらしいから、会えるわよ」
「行かねぇぞNYになんて。今年は日本で過ごす」
「ちょっと!」
「数時間前までNYだったんだぞ?俺」
「あんたのスケジュールなんて知ったことじゃないの」

あたしは持ってたスマホでエアライン情報を検索する。
すると成田-NYは満席。但し明日のフライトでファーストクラスなら2席空きがあった。
金額はあたしの給料半年分以上…。
どうしよう…でもお礼は言わなきゃ。

「司、あんたのカードで予約しなさいよ」
「はぁ?なんでだよ」
「あんたね…つくしちゃんの気持ち考えなさい」
「ジェットは?あんだろーが」
「ないわよ。1機はあたしが使うし。あとは整備中だから民間機でなきゃ行けないから」
「はぁ⁈なんだよその拷問はよぉ」
「いいじゃないの。たまには」

嵐のように話してお姉さんは帰って行った。
残された執務室にはあたしと道明寺。
少しの間、沈黙が続く。

「行くか?NY」
「えっ…あ、うん。でも飛行機…」
「ああ。但し明日な。構わねぇだろ?」
「うん。費用…」
「俺がおまえに出させるわけなんてねぇだろ?」

そう言って、頭をポンポンと叩かれた。










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すみません。
つくしちゃんのBDに間に合いませんでした。
しかも1話完結してない。
続いちゃいます。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/12/30(日) 21:53:03 | | [編集]
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2018/12/30(日) 22:44:45 | | [編集]
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