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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
sweet sweet lovers_3
司の運転する車でお邸に帰る。
あれ?今日はマンションじゃないんだ。

「今日はマンションじゃないの?」
「ああ、ねぇちゃんからのプレゼント見るかと思ってよ」
「あ、そっか、そうだった。お姉さんにお礼言わなきゃ」
「別に構わねぇって。ねぇちゃんの好きでやってんだし」
「そんなわけにはいかないから」

先輩を筆頭にお出迎えされて東の角部屋に入る。
やっぱり、あいつの匂いが鼻をくすぐる。
あたしには安心する香りだ。
部屋に入ったと途端に抱きしめられた。

「どうしたの?急に。ちょっと苦しいってば」
「ああ、悪りぃ」

悪いとはこれっぽっちも思ってないでしょうが。
思ってるなら体を離しなさいって。
多少力を緩めてもらえた。

「誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「それから…」
「それから?」
「…愛してる。結婚しよう」
「………」
「返事しろよ」

あたしを抱きしめながらに告白とプロポーズに驚いた。
不意を突かれた。
だって、きっと命令形だと思ってたから。
ずっと事あるごとに結婚しろって言ってたから…。

「あたしでいいんだよね?後悔しないよね?」
「するかよ」
「うん…ありがとう」

抱きしめていた手がゆっくりと離れて、あたしの唇に優しいキスが舞い降りた。
1度離れてはまた舞い降りる。
その繰り返し。
数回繰り返した後、2人の目が合った。
そして笑い合う。

「左手出せ」
「こう?」

あたしはゆっくり左手を差し出す。
ああ、こんなことならもっと手のケアしておいたらよかったなぁとか。
桜子に言ったら怒られること確実だなぁとか。

「外すなよ」

嵌められたエンゲージリング。
キラキラ輝かしくあたしの左手で輝いてる。

「キレイだね」
「当たり前だろ?俺を誰だと思ってんだよ」
「天下の道明寺司?」
「茶化すなよ。これババァのヤツが親父から貰ったやつに俺がリメイクした」
「えっ…」

じいさんがばあさんに贈ったエンゲージリングをリメイクして親父がババァに。
そしてそれを俺がリメイクして牧野に。
代々受け継がれてきた道明寺家に伝わるエンゲージ。
ばあさんより以前の代はそのまま受け継がれたらしいけど。
嬉しそうにばあさんが話してたのを今でも覚えてる。

「そんな大事なもの、あたしが貰っていいの?」
「おまえ以外に誰がもらうんだよ?おかしなやつ」
「だって…」
「おまえじゃなけりゃ、悪りぃけど俺の代で道明寺は終わるぞ」
「……」
「堂々としてろ。ババァに認められたんだろ?」
「うん…多分?」

今のままでいいと司は言う。
むしろ変わらないでくれって。
おまえが持ってないものは俺が持ってる。
俺が持ってないものはおまえが持ってる。
それが彼の持論。
だから今のままのあたしでいいって…
ただ、密かに努力はするの。
やっぱり口には出したくないけど、彼を支えたいから。
愛してるから。


「おまえの…つくしのバースデーと婚約者になったはじめての夜を俺にくれ」
「あたしの誕生日なのに?」

ちょっとだけわがままを言ってみた。
普通はあたしがプレゼント貰う方でしょう?

「俺を貰えるんだぞ?最高のプレゼントだろ?」
「今年のプレゼントはあんたなの?」
「1つはな。他にもあるけどよ…それは後から」

ニヤりと笑った司は最強。
手を引っ張られ、寝室のドアが開いた。










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今年最後の更新です。
今年1年、ありがとうございました。
ブログに足を運んでくださってる方ひとりひとりにご挨拶出来ないのが心苦しいですが…
失礼ながらこちらでのご挨拶とさせてください。
また明日から2019年が始まります。
どうぞよろしくお願いします。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2018/12/31(月) 20:56:28 | | [編集]
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2018/12/31(月) 21:48:44 | | [編集]
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