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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
sweet sweet lovers_4
結局次の日の午前中の便でNYへ向かった。
もちろん、ファーストクラス。
年末だし…しかも予約したのが搭乗前日。
もちろん予約者は、お姉さんに言われた道明寺司。
本来ならあたしがするのに…。
早特とかって言葉は彼の中には存在しないんだろうな。

「俺がおまえに出させるわけねーだろ?」

黒の細身のパンツにグレーのVセーター。
そして黒のハーフコート。
黒ずくめだけど、本当に似合う。
あたしは用意されたふわふわのファーにウエストにリボンがついたバルーンワンピース。
カラーはシンプルなベージュ。
コートは真っ白なカシミヤのコート。
あたしのコーディネートはもちろん司だ。
ブーツを履いていてもファーストだから浮腫みもない。
13時間のフライトでNYに着くと既にリムジンが横付けされててそれに乗り道明寺邸に向かった。

NYにあるお邸に行くと、やっぱり司の部屋は東の角部屋。
日本といっしょ。
部屋にはあたしが持ってきたスーツケースが鎮座されてた。

「あたしの部屋は?」
「はぁ?」
「だーかーらー、あたしの部屋はどこ?」
「寝言は寝て言え。ここに決まってんだろ」
「えーっ、流石にそれはマズイって。ご両親いらっしゃってるでしょ?」
「今更だろ、そんなん」

これだけホテル並みにお部屋があるのに?
言ったところで部屋を用意されることなんてないから諦めた。
31日まではあたしはフリー。
司はスーツ着て仕事。
可哀想だからネクタイだけ締めてあげて見送った。
年末の夜はもちろんカウントダウン。
場所はマンハッタンにある最上階の超高級ペントハウス。
お義父さまからいただいた不動産。
マスターベッドルームにゲストルーム。
アメニティですら高級ブランド。

「ここで朝ごはんに納豆は食べられないね」

家具は急遽というやっぱり司が速攻で指示してた。
だからシンプルイズベストなもの。
家電は最新機種、家具はカッシーナから始まり無駄なものは一切ない。
さすが司。

カウントダウンで騒いで飲んで陽気に過ごす。
あたしたちの婚約も報告して祝ってもらった。
嬉しい楽しい時間は過ぎるのが早くて。
あたしは司に連れられてマスターベッドルームに迎え入れられた。

「「happy new year」」

2人で改めてお祝いする。
新しい年の始まり。
今年あたしは「牧野」から「道明寺」になる。
きっとあたしにとっちゃ激動の1年。
でもきっと大丈夫。
司がいるから。

「今年もよろしくね」
「ああ」

ザルな彼でも多少は酔ってるんだろうか。
心持ち顔がほんのりと赤い。

「やっぱりあんたのセンスはいいんだね」
「はぁ⁈」
「だってさ、NYへ移動するときの私服だってそうだし、この部屋の家具とかもさ」
「意味わかんねぇ」
「ゴテゴテしたものとか一切ないんだもん」
「まぁな、あったら邪魔だろ。それにモノは無い方がこの雰囲気には合う」
「そっか…服だってさ、シンプルなのにめちゃくちゃ似合ってるんだもん。ムカつくくらい」
「なんだって?」
「んとね、似合ってるって言ったの」
「当たり前だろ?俺を誰だと思ってる」
「天下の泣く子も黙る道明寺司?」
「前置きは余計だ」

軽くデコピンされた。
痛いと大っぴらにアピってみたけど、効果なし。

「ねぇなんでそんなに似合うもの見つけられるの」
「あ?普通に選んでるだけだぞ」
「普通じゃないもん」
「自分の体型わかってるからだろ、そりゃ」
「ふーん」
「それに俺はおまえの体型にサイズも把握してっからな」
「はぁ⁈何よそれ」
「おまえのことなら知らないことなんてねーぞ」
「胸張って言うこと?」
「ああ」

至極真面目に言われて聞いてる方が小っ恥ずかしい。
さすが経済の最先端を走ってるから?
いやいや…絶対に違う。
頭使うところ絶対に間違ってる。

「なぁ、うるさい奴らも帰ったことだしよぉ」
「何?」
「2人の時間過ごそうぜ」
「もう過ごしてるじゃん」
「違ぇよ。今年最初の姫始め?違うな、婚約者を抱きたい」
「酔ってる?」
「至って真面目だろ」
「拒否権は?」
「ないな」

こうなったら逃げることは出来ない。
大人しく捕まるか、少しばかりの抵抗をしてみるか、二者択一。
だけど、逃げたいけど捕まってみたい自分がいる。
きっとこの男にはバレてるんだろうけど、口には出さない。

「どした?」
「なんでもないよ、ねぇ…」
「なんだよ」
「あのさ…、これからもあたしだけだよね?」
「当たり前だろ」
「なら、うん。よろしくお願いします?」
「なんだよそれ…でもおまえらしいな」

あたしと司はぷぷって笑った後。
伸びてきた綺麗な手で抱き寄せられて、ひとつになった。
そして新しい年と彼との甘い甘い新しい時間が始まる。








==========
一応fin。
新年明けましておめでとうございます。
今年もblog共々どうぞよろしくお願いいたします。
昨日は、錦市場へ行ってまいりました。
今日はゆっくりおウチで過ごします。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

コメント
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2019/01/01(火) 07:39:24 | | [編集]
謹賀新年
明けましておめでとうございます。

今年もお話楽しませていただきますね。
よろしくお願いします。
2019/01/02(水) 12:43:28 | URL | さだはる [編集]
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