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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ケンカの代償?_2
「牧野さん、これで良かったの?」
「うん!本当にありがとう白石くん」
「そんな大層な…ダビングしただけだし」
「ううん、見たかったのよこれ。だから嬉しい。早速帰って見るね」
「ああ。そうしなよ」
「お礼はちゃんとするね」
「いいよいいよ気にしなくて」


今日は残業せずに帰宅した。
たまにはいいでしょ。
こういう日を作っても。
ささっとご飯食べて、美作さんからもらった紅茶を淹れてスタンバイ。
するといつ帰ったの?っていうくらい…
アイツがどかっと隣に座った。

「何?どうしたの?」
「はぁ?俺も見る」
「あんた、バラエティ興味ないって言ったじゃん」
「白石が面白いって言ったんだろ?」
「対抗意識燃やしてんの?あんたが?白石くんに?」
「絶対に違う。類がよ…」
「類?」
「おまえと毎年見てたって言いやがったんだよ」
「類が?」
「ああ、しかも電話で嬉しそうに」

そんな…
バラエティひとつでそんなイライラしなくてもって思うんだけど。
まぁ仕方ないか。

「なぁ、そんなに面白いんか?これ」
「うん!スポーツ選手がね今年買ったものとかね色々暴露しちゃうんだよ」

そういうが否や、司は全く興味なさそうに持ってきたグラスに口を付けた。
茶色い綺麗な色した液体。
バカラのグラスに惜しげも無く注がれている。

「それ美味しそうだね」
「飲むか?って言いてぇけど、ダメ」
「わかってるわよ。ストレートでしょ、それ」
「ああ。美味いんだわ」

ふぅ〜ん。
あたしはリモコンの再生ボタンを押す。
するとバラエティが始まる。
そうそう。
これなのよ。
今年のブレイクした新人やスポーツ選手が買ったものランキング。
最初は時計。

「この時計可愛い」
「そうか?趣味悪くねぇ?」
「色とか…チラっと見えるのが可愛くない?あっでも買わなくていいからね」
「おぅ。つーか、俺ならこれは選ばねぇし」
「あっそ」

あんたのセンスからすればありえないよね。
ランキングが上がるごとにやっぱりキラキラな時計が出てくる。
メンズものだからがっちりしてる。

「すごいねぇ…1200万って」
「………」
「ねぇ、なんか言いなさいよ?」
「何がだよ?」
「そういえば途中で出てきた時計、この前西門さん付けてなかった?」
「総二郎?アイツ、時計は昔からメーカー変えてねぇぞ」
「そうなんだ。優紀がこの前西門さんにブチキレてたよ?」
「なら新作、買ったんかな」
「今度聞いてみてよ」
「ああ…」
「ねぇ、1200万の時計って付けててドキドキしないのかなぁ」

隣で司が苦笑してる。
そりゃそうでしょ。
この前あんたの時計コレクションをチラッと見たけど…。
おんなじような時計がいっぱいあった。

「まぁ普段付けてないやつが付けりゃそうなんじゃね?」
「だよね…」
「総二郎のやつな、ありゃコンプリケーション時計だ」
「何それ…」
「複雑機構を搭載した機械時計ってやつだな。あとはオートクチュール?」
「高いんだよね」
「まぁ…そこそこなんじゃね?」

いやいやきっと確実に高いでしょそれ。
だって西門さんだもん

「総二郎が付けてたやつはF・ミュラーだ。松岡とペア。ペアっつても総二郎のは違ぇーぞ」
「ブランドだけが同じってわけね」
「まぁそういうことだ」
「あんたも高いの持ってるもんね」
「俺もだけどあいつらもな」
「ねぇ、ちなみに西門さんが付けてた時計って1200万くらい?」
「いや…そんなんじゃまず買えねぇな。俺がチラッと見たやつは1億弱だ」
「………げっ。もしかしてあんたのもそんな金額のやつあんの?」
「あ?まぁな…全部じゃねーぞ。数本な。安いのもあるぞ」
「聞きたくないけど安いのでいくら位?」
「知らねぇ。インスピレーションで買うから」

あっそ。
まぁそうだよね、金額見て買うってことあんたの辞書にはないもんね。
ここにある安い時計っていくら位なんだろ。
今度喧嘩した時質屋にでも持ってっちゃおうかな。
捕まっちゃうかしら。
そして画面は次の特集になった。今度はおウチ。
すごーく広いおウチが出てきた。
アメリカにあるおウチと日本にあるおウチ。

「広いよねぇ」
「はぁ⁈お前それ本気で言ってんの?」
「うん?」
「引き渡し時じゃ家具ねぇから広く感じんだろ。ここのが確実に広いぞ」
「そうなの?」
「ああ、つーかあのマンションは花沢のだ」
「そうなんだ…」
「あと次に出てきたマンションのオーナーは俺」
「意味わかんない世界だ」
「映されたのはマンションの一室だろ?お前が住んでんのはそのマンションの最上階ワンフロア」

えっと、そうなの?
自分の住んでるマンションの下位の部屋なの?
ほかの写真は生活感溢れる家具がいっぱい映されてた。
こう見るとウチって何もない。

「な?ウチのが広いだろ?」
「だって…家具ないじゃん」
「あんだろ…カウチもローテーブルもお前の好きなテレビも」
「まぁそりゃそうだけど…無駄なカラーボックスとかないんだもん」
「カラーボックス?なんだそれ」
「安っすい収納ボックス。1000円くらい」
「ありえねぇ」
「そりゃね、このセンスの高さはあんたじゃなきゃ無理だもんね。雑誌に載りそうな部屋だもん」
「確実に載るだろうな、しねぇけど」

なんか毎年このランキングバラエティ見てるけど、今回ばかりは霞んで見えちゃったわよ。
だって…
明らかに司の方がセンスいいんだもん。
あとは…アイツが無駄使いしないことを祈るだけだな。
ちょっといいなぁって言ったら次の日にはあるんだもん。

「ねぇ、もうこのマンション以外におウチあるとか言わないよね?」









==========
続き?
コンプリケーション時計。
価格は参考価格になってるけど…おウチ買えるくらいの価格〜になってまよ。
司たちは絶対に他人とかぶらない。
優紀ちゃんは総二郎に丸め込まれてそう。
miru
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/01/19(土) 21:50:22 | | [編集]
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