FC2ブログ
SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Honey tear_翌日
えっと。
なんだろ…この満足感。
あれ?
あたし、寂しかったんだ…。
普段ならあいつの顔なんて見飽きてるのに…

「おい、聞こえてんぞ」
「えっ?」
「おまえな…世界中から引き手数多なこのオレ様を見飽きてるとか言うな」
「あはっ?やっちゃった?」
「相変わらずダダ漏れだ」

あのキスの後…、バスルームで1回。
ベッドになだれ込んで1回?2回?…
体は疲れてるんだけど…気持ちは楽で軽い。
有休で良かったかも。
きっと、顔が…締まってない気がするんだもん。

「ちょっと、ここで吸わないで」
「良いだろ?1本だけだ」
「ヤダ」

あたしは司が咥えていた咥えタバコに手を伸ばして奪い取る。
そんなに美味しいの?これって。

「こっちのが良いんじゃないの?」

タバコを奪い取った後、らしくない行動に出た。
あたしからのキス。
ほら。
固まってるじゃん。

「おまっ、それ反則だぞ」

あたしがすっと唇を離したら、司はいつもの余裕なんて無くて驚いてた。
そして口元に手を当ててニヤリって。
でもきっと彼に取っちゃ予想通りなんだ。
あたしのことはあたし以上に知ってる。
司も、類も西門さんも美作さんも。

「ねぇ…本当に今日休んでいいの?報告とかあるでしょ?」
「ババァにか?そんなもん俺からじゃなくてもすでにババァの耳に入ってる」
「そうなの?」
「ああ。仕事よりもこっちのが俺にとっちゃ最重要案件」
「ん?」
「俺はおまえに寂しい思いさせてまで仕事に没頭するとかありえねぇからな」
「いや別に寂しくは…」
「ないとか見え透いた嘘言ってもムダだ」

そして、司は極上の笑みを浮かべてあたしに覆い被さってきた。





昨日の執拗な司の愛撫に翻弄されて、気付いたら既に7時。
今から急げばまだ間に合うんだけど。
腕枕をしていないもう片方の手であたしを抱き寄せてる。
そっとその手から抜けて…司の着ていたシャツを纏ってリビングに向かった。
コンシェルジュさんが持ってきてくれてた新聞をペラペラと捲る。

「はぁ⁈何これ…」

新聞の中の一面広告。
カラーで写ってる見知った顔。

「芸能人?」

いやいや彼らは世界を股にかけたビジネスマンだ。
なのに…この広告って。
F4がビシッとスーツを着て写ってた。

テレビを付けてもその話題。
明日から始まる映画の番宣もそっちのけで、F4が話題をかっさらってる。
その中でも1番の話題はやっぱり寝室で寝てる司だ。
彼らが写ってる下にはコメント。

「勝手に俺のそばから離れんじゃねーよ」
「あんたね、起きたんならまずはおはようでしょう?」
「……はよ。つーか、何熱心に見てんだよ」
「これよ」

手渡した本人が写ってる新聞広告。
このビシッとキメた道明寺司と目の前にいる上半身裸の道明寺司と同一人物、なんだよね?

「これ以上俺に惚れんなよ?」
「寝言は寝て言って。それより何か着て」
「俺の裸好きなくせに。素直じゃねぇな相変わらず」
「バカじゃないの?」
「まぁまぁだなこれ」
「何これ?」
「ああ、VDで勝手に送りつけてきたチョコの礼をしたんだよ」

コメントには、VDでの頂き物は全て寄付と書いてあった。
量もハンパないくらい凄かったもん。

「よく思いついたねそれ」
「まぁな。新聞だけじゃねぇぞ」
「まだあるの?」
「今日発売の経済誌の表紙と見開き?だったか…」
「写真撮られるの嫌いじゃなかったの?」
「まぁな」

私服…
どんなんだろ、ちょっと気になる。
と言っても彼らはきっと関心なんてないんだろうな。
コメンテーターやあたしみたいな一般人がキャーキャー話題に挙げてるだけ。

「こんな写りもんよりナマの俺のが良いだろ?」
「なんか、朝からヤラシイ」
「そういうおまえの方が確実にエロいぞ。足りなかったんか?」
「はぁ⁈」
「目の前にナマの本人がいんだぞ?。普通なら喜ぶんじゃねぇの?」
「まぁ一応…」
「ほらみろ。だからこんな広告より俺を見ろ。いくらでも触らせてやるし俺を感じろ」
「拒否権は?」
「あるわけねぇだろ。行くぞ」

あたしは手を引っ張られ、また寝室のベッドに逆戻り。
普段の主導権はあたしでも、今のこのタイミングでの主導権は司だ。
F4ってみんなが思ってる以上に惚れた女には弱いんだよね。
椿おねぇさん的には尻に敷かれてる?だ。
あたしの流した涙って寂し涙だったはずなのに、最後は嬉し涙に変えてしまう司がやっぱりあたしには必要なんだ。










==========
3/14の新聞折込広告を見て思いつきました。
この後のつくしは動けないパターンですね。
甲斐甲斐しく世話する司が目に浮かびます。
司がタバコを吸ってる姿って絵になるなぁとこれまた妄想をしてました。
というかみんな似合いそうです。
miru
==========

関連記事
スポンサーサイト



テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2019/03/20(水) 20:27:19 | | [編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する