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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
バニラハニーの行く末
明日から世間一般に言われる超大型連休。
道明寺HDも同様に、あたしも明日からお休み。
月末だけど、ちょびっとだけ残業しておウチに帰宅。
タマさんからは「邸に帰ってきな」って言われちゃったけど、今日はゆっくりひとりを満喫。
ザ・おひとり様。
道明寺HDは本社機能をアメリカNYに置いてるから日本の大型連休はナシ。
だからって言うわけじゃないけど、アイツは数日前から出張。

「久々にゆっくりバスタイム♪」

明日はお休みだから気分も軽やか。
何の香りにしようかなぁ。
定番のローズ?もしくはマンダリン?それともクナイプシリーズ?
イチジクでもいいよねとテンションが上がってくる。
結局、悩んで可愛いパッケージをチョイスした。

「類に貰ったバニラハニーって甘い香りだなぁ」

浴室が甘くでもふんわり優しい香りに包まれる。
色も乳白色。

「こんなにゆっくりと浸かるって久々かもね」

普段なら次の日会社ってのもあるけど、必ずアイツが邪魔してくるんだもん。
どっかにカメラでも仕込んでるのかな?
ゆっくりバスタイムを満喫しててもそのあとの時間であたしはどっと疲れるんだもん。
プラスになるどころかマイナスになっちゃう。
もしくはいっしょにお風呂になって、ずーっとべったり。

「嫌いじゃないんだよ?でも…少しくらいねぇ?」

アイツの前じゃ絶対に言わないことを言っちゃう。
ウチでPC弄ってるときとかは声かけてもスルーっことが多いけど、終わった後はあたしをひとりにさせた詫び?とか言ってべったり。
愛情表現がダダ漏れなんだもん。
みんなあんななのかなぁ。
体の芯から温まって、バスタブを出た。

「アレ?」

バスタオルを巻いてルームウェアを着ようとした。
でも見当たらない。
持ってこなかったっけ?
この前買ったルームウェア閉まったはずなのになぁ。
バスルームにちゃんと着替えを置く小さなクローゼットがここには完備されている。
だけど置いてあるものを着る気分じゃなかった。

「どうしよう…」

ひとりだからバスタオルを巻いた格好でもいいとは思ったんだけど…
でも、ふと目に入った彼のカッター。

「クリーニングした後に仕舞うつもりがここに置いたんだった」

クリーニングされているのにアイツの残り香?が香ってきた。
寂しくなんてないのに。
けど、なぜかクリーニングされたアイツのカッターを羽織ってしまった。

「大きい…」

鏡に写る自分の姿。
カッターワンピースみたい。
結局、ルームウェア上下ではなくアイツのカッターを纏うあたし。
手は長いからまくって。

「あんだけ身長高いのにこのサイズはないでしょ?」

サイズが物語ってるアイツの細さ。
モデル並みのサイズ。
第2ボタンまで開けてるとそこから顔を出す土星のネックレス。
それが妙にこのカッターと合ってるのがなんかムカついた。

「おまっ、何してんの?」
「へっ⁈」

鏡に写るネクタイを緩める格好の司。
いつ帰ってきたの?
扉開けた音すら気付かなかった。

「そんなに寂しかったんか?」
「違う。着るものがなかったのよ」
「あんだろ?山のように。なのに俺の着てんのか?」

ニヤリと笑いながら言われると真っ赤になる。
別に寂しいとかじゃないし。
取りに行くのが面倒だっただけだし。

「すげぇな、おまえから甘い匂いがする」
「いつ帰ってきたのよ?」
「あのなぁ…少しはこの空気読めよ。折角の再会だぞ?」
「NY出張から帰ってきただけでしょうが」

後ろから抱きしめられ、肩に顔をおきながら囁かれた。
ボディーブローをお見舞いしてやろうと思ったけど、既にアイツの方が一枚上手で腰に手を回されてた。

「俺がいなくて寂しかったんだろが。素直じゃねぇな相変わらず」
「アンタも相変わらず想像力豊かなことで」

あたしが言い終わる前にコイツはあたしの頬にただいまのキスをし始める。
ハァ…
逃げれないよね、これ。

「明日おまえが着たこのシャツ着てくわ」
「どういう風の吹きまわし?絶対に普段そんなことしないじゃない」
「おまえの甘い残り香を纏うのもいいじゃん」

そう言われ、全身真っ赤になる。
どうしてこうも直球なんだろう。
やっぱり寂しかったのかなあたし。

「俺は寂しかったぞ。だから付いて来いって言ってんだろ?」
「あれ?」
「相変わらずおまえのひとりごとダダ漏れだな」
「ははは…」
「さすがにこのシチュで我慢出来るほどデキてねぇんだわ俺。俺の服着て、そこから見える真っ白な足もその鎖骨もな」
「……」
「だから抱くぞ。俺を煽った責任取れよ」

先に寝室行ってろと言われ着ていた服を脱いでく。
脱ぐ姿も絵になるってどうよ?

「そんなに俺の裸見たいんか?」
「ギャっ!」
「体冷える前に言うこと聞け」

あたしのおでこを軽くデコピンしてアイツはバスルームに。
あたしは脱いだものをまとめて逃げるようにここを後にした。
バスルームの扉に背中を預け、火照った両頬に手を当てて気持ちを落ち着ける自分とやっぱり少しだけ帰ってきてくれて嬉しいと思う自分がいた。









==========
可愛いつくしちゃんを書きたくて。
急に思いつきました。
司のカッターを着るつくしの姿好き。
なんか普通のシチュだけどエロいなぁと思うのはあたしだけかなぁ。
バニラハニーの入浴剤、パリに旅行に行った方から頂いたものを書いてみました。
ゆっくりと半身浴するときに使いましたけど、いい香りでした。
さすがおフランス。
でも普通にゆずの香りとかすきです。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/04/26(金) 07:12:35 | | [編集]
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2019/04/26(金) 10:14:29 | | [編集]
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