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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
きっと大丈夫_7
女子会してお泊りして帰ったら知らない女の子がウチにいた。
しかも道明寺に抱っこされたとびっきりの美少女。
緩いウエーブの髪に真っ白な透き通るような肌。
顔は小さくて、でも大きな目で目鼻立ちもスッとしてて、本当に美少女。
きっとコンテストがあれば確実に優勝しちゃうような凛とした佇まいの子。
育ちがいい証拠。
そんな子を道明寺が抱いている。
子どもって苦手だと思ってた。
本人も「あたしとの子以外は苦手だ」って笑い飛ばしていたのに。
見れば見る程に親子に見える。

「似てる」

そしてその子は道明寺をパパと呼ぶ。
道明寺もなぜかそれを受け入れてる。
その子はあたしを見るなり、ママと駆け寄ってきた。
一瞬にして酔いも飛んだもの。

「杏はパパとママが大好き」

純粋に大きな目を輝かせて話す。
本当に大事にされてるのねって思った。
あたしがママで道明寺がパパ?
本当にそんな未来が来るのかな?
4年の遠距離恋愛。
今でさえ月の半分は出張で会えないんだよ?
子どもが言うように「寂しい」や「大好き」とは言えない天邪鬼なあたしの性格。
杏ちゃんが言うように道明寺に言ってみる?
少しは変わるのかな?

「ママ?どうしたの、お腹痛い?」
「ううん大丈だよ」
「ママ、今日はパパと3人でお風呂入って寝ようね」
「それは…ほらおウチのお風呂狭いからママは待ってる」
「どして?3人で入れるよ?」

どうやって断ろうか。
さすがに恥ずかしいって言って通じないよね?
顔がどんどん真っ赤になる。

「ママは恥ずかしいんだってよ」
「恥ずかしい?どして?」
「ん、パパがかっこいいからに決まってんだろ?」
「でもママ、パパがカッコいいと嬉しいでしょ?」
「う、ん」
「だよな。こんなハイスペックなダンナは世界中探してもいねぇぞ?」
「ハイスペックって何?」
「かっこよくてイケメンで金持ちで仕事が出来る男か?」
「ねぇパパ。それって類くんや総ちゃんやあきらくんもハイスペック?」
「ああ…」
「類くんがハイスペックなら廉くんもね?」
「……」

杏ちゃんはパチンと顔の前でパチンと手を合わせた。
杏ちゃん曰く廉くんっていうのは花沢類の子どもで、類にそっくりらしい。
杏ちゃんの大好きな男の子。
きっと道明寺の子なら何が何でも捕まえてそう。

「もうそれくらいにしてあげたら?パパが可哀想よ?」
「大丈夫よママ。パパにはママがいるでしょ?」
「じゃママに慰めてもらうかな?」
「いいよー。今日はダメだけどママ貸してあげるね」
「おぅ、杏はいい子だな」

ご飯を食べて2人はお風呂。
外に漏れてくるふたりの楽しそうな会話。
これって子どもに嫉妬してるのかな…
でもあんな風に笑う道明寺を見るとそう思わざるを得ない自分がいるの。
近い将来、あたしが女の子を産んだらそう思うのかな。
相手が道明寺じゃなくてもあたしは笑えてるのかな。
ぐるぐるとあたしの悪いクセが出る。

「ママ〜」

そんなことを思ってるとお風呂からあがった杏ちゃんがあたしに抱きついてくる。
子ども特有の甘い香りがあたしの悪いクセを隠す。

「まだ髪濡れてるよ?」
「ヘーキ!」
「風邪引くだろ。ちゃんと乾かせ」

お風呂あがりの道明寺にドキッとする。
色気ダダ漏れっていうの?無駄にフェロモン出すって…
普段鍛えてるわけじゃないのにこの引き締まった体。
あたしはやっぱり…
相応しくないと思われてもこいつの側にいたいって思った。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/05/10(金) 09:25:53 | | [編集]
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2019/05/10(金) 14:09:35 | | [編集]
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