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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
きっと大丈夫_先見の明編
「なぁ」
「ん?」

ベッドの上でブレイクタイム。
もう動けないと散々文句を言う牧野を黙らせるために立ち上がった。
牧野には甘いカフェオレ。
自分にはブラック。
普段使うマグカップに注いで甘い香り漂う寝室に戻った。

「ほら」
「ありがとう」

シーツを引っ張り胸を隠す。
床に散らばった服を取るのすら面倒だったんだなと苦笑する。
甘い言葉を囁き何回イカせただろう。

「杏…は俺らの元に来ると思うか」
「さぁどうだろうね?来て欲しいの?」
「まぁな」
「珍しいね、道明寺が執着するなんて」
「執着じゃねーよ。でもよ、類んとこに取られるってのがムカつく」
「本当かどうかわからないでしょ?」

牧野はそう言うけどよ。
類だぞ類。
策士の類のガキなんざどう考えても杏なら確実に落ちるだろ。
おまえと似てんだから。

「そういや杏言ってたよな」
「何を?」
「杏の上に2人兄貴がいるって」
「そういえば言ってたかも」
「決めた‼︎」
「何を?」
「上2人には杏の外泊の助っ人すんなって言い聞かせる。これは決定だ」

牧野は呆けてるけど、めちゃくちゃ真剣だぞ。
だってあの美少女だぞ?
心配じゃねぇのかよ。
牧野はまだ結婚してないしとか産んでもいないしとかぐちゃぐちゃ言ってるけど。

「先見の目だろ?」
「先見の明ね。使い方間違ってる…」
「間違ってねぇしビジネスじゃ基本だ。あの性格じゃ親の言うこと聞くとは思えねぇ」
「そりゃ…あんたの子ならね」
「相手は類のガキだぞ?」
「あ…廉くんだっけ?それこそ類に言ったら笑われるからね」

ため息つくんじゃねぇよ。
おまえと俺の娘だろ?
心配じゃねぇのかよ?あんな美少女なんだぞ。

「牧野家の父ちゃんと母ちゃんなら喜んで外泊認めんだろ」
「まぁね。相手が道明寺だし」
「ウチのババァなんざ完全スルー無関心だ」
「SPは付けてたんじゃないの?」
「それ普通。そもそも外泊しようがどこ行こうが気にもしてねぇ」
「あんたが男だからじゃないの?」
「いや違うな。初等部の頃にアイツらと別荘行くのも完全スルーだったぞ」
「ちなみに国内?」
「いや海外の別荘。最初はハワイだったか?バリ?ガキすぎて忘れた」
「ワールドワイド過ぎて引くわ」
「ババァは株価のが大事だからな」
「ならきっとあんたもお母さんのようになるんじゃなの。似てるんだし」
「アホか

ババァと似てるってそれこそありえねぇし。
杏が言う上の兄貴2人は完全スルーでもいい。興味ねぇ。
むしろ俺と牧野の時間を割くなっつーくらいか。
けど杏は牧野の次に大事だからな。

「絶対、杏には廉との外泊はさせねぇ」
「そうなんだ…ならあたしも同棲止めて実家に帰るね」
「意味わかんねぇ」
「だってさ仮にもママはパパと同棲したり旅行に行ってたのにダメって言えないでしょ?」
「おまっ、それ反則だぞ」
「そう?きっと類ならそう言えばって言うと思うけど?」
「何気に類の肩持ってねぇ?」
「全然。そんな先のこと心配しなくても良いってことだよ」

なんか牧野に上手く丸め込まれた気がしてならねぇ。
どうせもうちょい先になりゃわかんだろ。
杏より大事なのは目の前にいる牧野だしな。

俺と牧野の未来はきっと大丈夫だ。








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ふっと思いつきました。
ビジネスじゃ頭角を表し切れ者と言われてるのにバカです。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/05/16(木) 07:23:23 | | [編集]
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