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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
きっ大丈夫_ママの日プレゼント編
「タマちゃん!翼兄にお電話して?」

目をウルウルさせてお願いしてみたの。
おウチでこうするとみんなお手伝いしてくれるのよ。
でもね。
タマちゃんとママだけは…上手くいかないことが多いの。

「どうしてだい?」
「んとね、翼兄たちとママの日?のプレゼント相談するの」
「つくしにかい?」
「そう!これには翼兄が必要なのよ!だからタマちゃんお願い!」

タマちゃんにはこっそりとママへのプレゼントを教えてあげたの。
するとね。
タマちゃんってばニヤリと笑ってね。
また忙しくなるねぇって元気に杖ついて歩き出したの。
小走りでタマちゃんの横に並ぶと手を繋いでくれて、それから翼兄にお電話してくれた。

「翼坊ちゃん。杏お嬢さまがお呼びです。早く帰ってきてくださいな」
「ムリ!」
「杏お嬢さまを泣かせると面倒なことになるんじゃないかい?」
「ならねぇよ」
「そうかい。パパに言うって隣で泣き掛けてるけどいいんですか?」
「タマちゃん…もういいよ。杏ひとりでパパにお願いするから」
「聞こえましたかい?杏お嬢さまよりお隣で寝ている彼女の方が大事ならそうなさいまし。但し…」
「あーっわかった!すぐに帰る。邸だろ?だから親父には言うな」
「なら直ぐにご帰宅ください。いいね?」

それからタマちゃんとアニメを1回見終わった頃に翼兄が帰ってきたの。
翼兄…汗だく。

「翼兄、暑い?」
「ああ…急いで帰ってきたから、で?何?」
「あのね。もうすぐママの日でしょ?ママにプレゼントしたいの」
「何を?」
「こっち来て!」

杏は翼兄の手を取って杏のお部屋に向かった。
ここはパパと楓ちゃんが杏のためにって作ってくれたお部屋。
すっごく可愛いのよ。

「杏…おまえの部屋すげぇな」
「何がぁ〜?」
「いやこっちの話。で?何をプレゼントすんの?」
「パパよ」
「親父?そんなんプレゼントするまでもなく、親父なら母さんにべったりじゃん」
「ちーがーうの!杏ね、弟が欲しいの!」
「はぁ⁈弟って誰の?」
「杏に決まってるでしょ?翼兄、おバカさん?」

もう!
翼兄ってばバカなんだから。
弟っていったら杏のに決まってるでしょ?
だって幼稚舎のお友達にも弟や妹が生まれたって。
で、杏のとこにはどうしてこないの?って言われたんだもん。
だから杏もね、弟が欲しいの。
だって弟がいたら楽しいでしょ?

「パパとね、もうお名前も決めたのよ!」
「へぇ…バカ親父は健在だな。ちなみにどんな名前?」
「んとね、「トワくん」よ!」

パパにね。
弟が欲しいって言ったらね。
名前も決めようって。
で、杏がトワくんがいいって言ったの!
じゃ漢字は「永遠の永って漢字を使ってトワにしようってパパが言ったの。
杏とパパとで決めたのよ。

「なぁ杏。何で弟?妹でもいいじゃん。兄ちゃんは妹のがいいぞ?」
「ダメよ!」
「何で?」
「妹だったらパパも類くんも総ちゃんもあきらくんも杏のことが1番じゃなくなるでしょ?」
「あはは!杏、まだ見ぬ妹に嫉妬か?」
「しっとって何?あのね、弟ならママが抱っこするでしょ?パパは杏でちょうどいいのよ」
「そっか…杏は親父を取られたくないんだ」
「ん。パパ、杏の言うことなんでも聞いてくれるもの。だから好き!」

うふふ。
だってね?
やっぱりママに相手にされないパパって可哀想でしょ?
だからママの代わりにパパにギュッてしてあげるのよ。

「だからね翼兄。パパにお休みあげてください!」
「いや、俺じゃなくバァさんに言えよ」
「ばぁばじゃないでしょ!楓ちゃんでしょ。翼兄が言うとパパ喜ぶんだから」
「喜ばねぇしむしろ煩いし。でも杏?もしも兄ちゃんの子どもとトワだっけ?が同い年だったらどうすんの?」
「なぁに?それ」
「…いいわ。忘れろ。わかった。親父に言ってやるけど、弟が出来るかはワカンねぇからな」
「大丈夫よ。パパ頑張るって言ってたもの」

ね?
パチンっ目の前で手を合わせた。
するとかちゃりと杏のお部屋の扉が開いたの。
翼兄の後ろから扉の方を除く。

「あっパパ!」
「杏。いい子にしてたか?」

パパを見つけるとパパに向かって走る。
どんってぶつかってもパパはビクともしないの。
そして何も言わなくても杏を抱っこしてくれる。

「うん!杏はいつもいい子よ?」
「そりゃそうだ。どこぞの悪ガキとは違うわ」
「それだぁれ?」
「誰だろうな?」

パパはジッと翼兄を見て目を細めた。
パパに睨まれたら動けないんでしょ。
可哀想だから助けてあげるね?翼兄。

「パパあのね、翼兄、お姉ちゃんといっしょにベッドにいたのに杏のために帰ってきてきれたのよ?」
「へぇ…」
「ちょっ杏⁈」
「さすが翼兄ね」
「杏、翼に何言うつもりだったんだ?パパに言え」
「翼兄がねパパのお仕事お手伝いするって。だから杏が欲しいトワくん連れてきて?」
「杏はパパがつくしと出かけても寂しくないのか?」
「寂しいけどトワくん来るなら我慢する。パパ、帰ってきたらいっぱいぎゅーってしてくれるんでしょ?」
「当たり前だろ?」
「ならいいよ。パパにね、ママ貸してあげるね」
「thanks」

パパと杏とでパチンって手を合わせた。
パパも頑張るって。
良かったぁ。
パパも嬉しそう。
杏も嬉しい。
パパって絶対に杏にはウソ言わないからきっともうすぐね。
ママも喜ぶといいなぁ。







「なぁ親父…いやお父様」
「気持ち悪りぃ言い方すんな」
「マジ、4人目考えてんの?もしだぞ、もし孫と実子が同い年とかありえねぇだろ」
「おまえが失敗しねぇ限り大丈夫だ」
「あっそ」
「つーか、杏に変なこと吹き込むんじゃねぇよ」
「俺じゃねぇよ。どうせ杏大好き3バカトリオじゃねぇの?」
「……まぁいいわ。杏のために俺はこれからつくしと子作りに励んでくっから」
「どうぞどうぞ行ってらっしゃいませ」
「翼、杏を絶対に泣かすんじゃねぇぞ、わかったな」
「…は、い」
「わかってんならいい。楽しみにしてろよ。おまえの弟」


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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/05/22(水) 16:39:16 | | [編集]
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