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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
新入社員にはご用心_パートナー交換編1
「じゃ…明日の〇〇社のパーティには課長と三条さんお願いします」
「えっと…申し訳ございません」
「三条さん?」
「パーティには不慣れでして」

あんた…
何が不慣れなのよ。
あたし以上に超場数踏んでるでしょうに。
どの口が言うのよ?

「牧野先輩だってそう思いますわよね?」
「あー…」
「先輩方を差し置いては…でしょう?」

桜子、あんたあたしを睨まないでってば。
というか相手が嫌なんでしょう?
あんたの隣に立つ男性が課長ってところが。
はぁ。

「部長、失礼を承知で申しても宜しいですか?」
「何ですか?」
「私よりもずっと〇〇のご担当をされていた先輩方の方が話しが弾むかと思います」
「そうなんだけどね。でも三条さんにも是非経験を積んで貰いたくてね」
「今回は急ですし…ね、牧野先輩」
「えっ、ええ…」

そんな男落とすような視線をあたしに向けないでってば。
あたしはあんたの彼氏候補じゃないってば。

「ねぇ桜子…」
「何ですか?」
「〇〇社なんだし…美作さん来ないんでしょ?」
「ええ来ません」
「ならさぁ…」
「先輩は黙っててください!」

あっそ。
こそっと聞いただけじゃん。
何であたしが怒られるの?
それこそあたしが悪いみたいじゃん?

「急ですし…着ていく服も用意が出来ません」
「それなら大丈夫だよ。ドレスコードは特に決まってないらしいから」
「決まっていなくても準備は必要ですし」

ドレスって…
桜子、あんたウォークインクローゼットに入らないくらいあるじゃん。
準備ってエステのこと?
仕事してたら仕方なくない?
女性は半休使えるんだよ?
ブツブツ言ってるとまたもや桜子に睨まれた。
というかあたしに当たるな。

「僕は三条さんと参加で問題ないですよ」
「おーそうか」
「三条さんどうかな?」
「………」

ここに司がいたら一瞬でジ・エンドなんだけど。
アイツってばこんな時に限ってNYなんだよね。
そしてあたしは今回のパーティには呼ばれてないし。
桜子…どうすんのよ?
課長ってば…珍しく手なんか差し出しちゃって。
下心でもあるんかな?
課長って結構モテるらしいって聞いたけど?
たまにはいいんじゃないの?一般人な課長とのパートナーて。

「すみません。ハッキリ申し上げます」

鬼気迫る雰囲気で桜子が顔を上げた。
すごっ。
あの眩しいくらいの笑顔。
あの子…めちゃくちゃ怒ってるな。
あたし…逃げ出してもいいですか?

「ああ、言ってくれ」
「今回のパーティですが、参加は出来ません」
「それは理由を聞かないと社としても納得出来ない」
「別のパーティにパートナーとして招待されております」
「へっ⁉︎」
「ですから別のパーティに数日前から参加が決まっております」
「はぁ⁈それは…」
「ここにいらっしゃる牧野先輩もそうです」
「へっ?あたし?ちょっと桜子?…いや三条さん?」
「先輩は黙っててください!」
「はい…」
「ですので参加は致しかねます」

申し訳ございませんとこれまた綺麗な所作でのお辞儀。
すごっ。
あたし…桜子が生粋のお嬢さまに見えたよ。
ってかお嬢さまか。
ぼーっと見てたけど、桜子が頭を下げた時周りにいた男性社員の心拍数上がったよね?
絶対上がったよ。

それからは結局別の先輩が課長と行くことで決着したんだけど。
相手が桜子を見る目が変わった瞬間だった。

「桜子…大丈夫?」
「大丈夫です。慣れてますから」
「それはそうとなんであたしも?アイツNYだけど?」
「知らないのは先輩だけです。明日帰国されますよ道明寺さん」
「ふーんそうなんだ。どこのパーティなの?」
「花沢物産です」
「類んとこ?でも類って…秘書と別れたとか聞いたんだけど」
「ですから私がパートナーなんです」
「桜子と?美作さんはどうすんのよ?」
「彼は滋さんと参加されます」
「まさか、それでケンカとかしてないよね?」
「してませんよ。ちゃんと話しましたから心配ご無用です」
「ならいいんだけどさぁ。でも類かぁ。ちょっと羨ましいなぁ」
「ならパートナーチェンジしますか?」
「あたしが類で桜子が司?うん、いいんじゃない?」
「ふふ。そんな心にも思ってないことを」

心にも思ってなくないよ?
類とってちょっと興味あるんだよね。
だって…絶対にオレ様じゃないもん類って。
桜子がちょっと羨ましいなぁ。

「先輩。このことは絶対に道明寺さんには言ってはいけませんよ?」
「うっうん」
「きっとこれ以上にないくらい道明寺さんの寵愛を受けますから」
「やだ!それ絶対やだ」
「どうしてですか?先輩だけなんですよ」
「ヤダヤダ。起き上がれない」
「道明寺さんの愛情を受けられるというのに?」
「もう!」

ほら行きますよ?って桜子があたしを席に促す。
もうこれじゃどっちが先輩かわかんないよね。
とりあえずあたしはアイツが戻ってきたらまた拉致られる、それだけは決定事項。
なら今日くらいは楽しいじかんを過ごすかな。







==========
急に類と桜子って良くない?と思ってしまって。
サクサクと序章書いてしまいました。
男性陣出てないし。
後で出しますから。
またハブとマングースならぬ掛け合い描いてしまってごめんなさい(笑)
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/06/10(月) 10:29:31 | | [編集]
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2019/06/10(月) 15:39:33 | | [編集]
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