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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
新入社員にはご用心_パートナー交換編2
「ねぇあきら、ホントにいいんだね?」
「しつこいぞ類」
「一応さ、ちゃんと承諾?しとかないとさと思って」
「おまえな、面倒なことはどうせ俺に全部振るだろ?」
「うん。だってそれはあきらの役だもん」
「類!」





さて…どうしたもんかな。
牧野ならぜーんぜん気にせずにLINE出来るんだけど。
アイツはそうはいかないからな。

「田村、来週のパーティって出なきゃなんないの?」
「当たり前です。何をバカなことを言ってるんですか?」
「だってさ…パートナーいないじゃん?俺」
「ならば届いてる釣書お持ちいたしましょうか?」
「あんた…俺で遊んでるでしょ?」
「そんなことは滅相もございません」

遊んでんじゃん
田村のくせに。
あとでいっぱい仕返ししてやる。
先月、付き合ってた秘書と別れた。
何か言われたわけじゃない。
ただ俺の中での1番は彼女ではなくて牧野だっただけ。
彼女がそれを気にし始めた時点で距離を置いた。
キライじゃない…ただ合わなかっただけ。

あきらも俺と同じ?
あっちはちょっと違うか。
向こうは大河原が付き合ってた秘書と別れて…
どうしても外せないパーティに三条に断りをいれてあきらをパートナーにした。
あきらは優しいからね。
それに三条だって賢い女だから引くとこはちゃんとわきまえてる。
まぁ…ちょうどあきらと三条が軽いケンカ?してたのが発端だったんだけどさ。
同じように俺が司に牧野貸してって言ってもムリでしょ?
ほら、噂?をすれば掛かってきた。

「……誰?」
「失礼ですわね?LINEも電話も。ご存知のくせに」
「そう?」
「ええ…。それよりもこのLINEはなんですの?」
「送った通りだけど?」
「パーティ行くよだけじゃわかりません!」
「そうなの?」
「そうですよ!いくらなんでもこれは酷すぎます花沢さん」
「わかった。説明するから夜会える?」
「ええ。どこに行けば宜しいですか?」
「青山の………」

遅れでもしたらまたガミガミ言われそうだし?
溜まってる仕事を片付けて、待ち合わせの場所へむかった。
店に入るとすぐさま見つけた。
あきらかに周りと違うオーラ。

「おまたせ」
「いえ。私も今来たところです」
「そ?ならこっち」

俺は三条を連れて個室に入った。
一応レディーファースト?

「急に呼んだけど仕事大丈夫だった?」
「ええ。入社して日が浅いので問題ありません」
「そ」
「それよりも花沢さん、あのLINEはどういうことですの?」
「書いた通りだけど?」
「意味がわからないんですけど私」
「俺のパートナー?」
「それは察しがつきました。でもどこのパーティなんですか?」
「ウチ」
「花沢物産ですか?」
「そう。言わなかった?」
「言ってません」

こいつって…牧野といっしょ?
結構話すんだ、知らなかった。

「あのさ」
「何ですか?」
「あきら…いいの?」
「ええ。というかもうご存知なんじゃありませんの?」
「詳しくは聞いてないよ」
「他愛もないケンカだったんですけどね。ちょうどその頃に滋さんに…」
「まぁあきらは優しいからね」
「そうなんです。別に嫉妬してるわけではないんですのよ?」
「そうなの?」
「ええ。2人の雰囲気がよく見えてしまって、このざまです」

泣きはしないんだね。
大河原とあきら。確かにあのお転婆は俺にはムリ。
あきらじゃなきゃ制御不能なんじゃない?

「あんたと大河原との関係は大丈夫なの?」
「はい。問題ありません。それこそF4のみなさんは?」
「こっちもなにも」
「安心しました」
「そ?」
「ええ。呼び方がまた美作さんに戻るだけです」
「強いね、あんた」
「褒め言葉として受け取っておきます」
「あんたさ…俺の1番て何か知ってる?」

聞くつもりなんてなかったのに聞いてしまった。
三条はえっ⁈という顔をしたけど、すぐさまキレイに笑った。

「先輩じゃないんですか?」
「よく知ってるね」
「言わなくても分かりますよ。私も先輩が1番ですもの」
「じゃ同志?」
「そうですわね同志ですわね」

今度は可笑しいくらいに笑う。
牧野みたいに口を大きく開けて笑うわけじゃないけどさ。
俺はすっと腕を伸ばして三条の髪を撫でて耳に掛けた。
らしくないことをしてる。
それは百も承知。
らしくないことをついでにもうひとつ。

「あんたの1番は牧野。俺の1番も牧野。上手くいくんじゃない?」
「花沢さん?」
「類」
「えっ⁈」
「だから類。あんたのパートナーだし?」
「類…さん?」
「さんもいらないから。牧野が言ってたんだよね、1番より2番との方が良いんだって」
「それって結婚相手のことじゃ…あっ幸せ?のことですか」
「あんたがそう思ってんならそうじゃない?」
「本気にしますよ?」
「それもいいんじゃない?宜しくね三条」

右手を差し出す。
すると三条も手をゆっくりと出してきた。
牧野とは違う手。俺はこの手を取った。
きっと牧野は手放しに喜びそうだね。







==========
類x桜子で書いてみました。
滋ちゃんは悪者にはしませんよ!
読んで頂いてお気づきかと思いますが、あきらと桜子は円満に別れてますから。
類って今までがっつり書いたことなかったのでちょっとドキドキしてます。
なんか書いてて「ビバヒルみたい」とつっこんでしまいました。
ご存知の方はきっとあたしと年齢近いかな(笑)
F4側も書こうっと。
滋は「桜子〜、今度のパーティのパートナーにあきらくん貸して!」ってこんな感じで言ってそう。
類と桜子コンビはつくし愛ハンパなさそう。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
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2019/06/12(水) 08:26:49 | | [編集]
桜子×類

うんうん。気が合うと思ってます。

あたしの花男の中でも中の良い二人として書いてますよ。

つくしのために奔走しますね。

サラッと優雅に。

また、遊びに来ますね✨

2019/06/12(水) 23:13:12 | URL | えりりん、 [編集]
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