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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
ドクター_36.5
煩いあいつから逃げて俺は軽くメシ。
そして翼は菓子というかデザート。

「美味いか?」
「うん。パパも食べる?」
「いや、いいわ」
「美味しいのに…」

俺の隣で嬉しそうにスプーンでアイスを掬う翼。
俺が翼のような年の頃は姉ちゃんとタマしかいなかった。
だから翼には、そんな思いをさせたくない。
もちろんあいつにも。

「なぁ翼」
「なぁに?これは僕、大好きだからダメ」
「違げぇよ」
「なぁに?」
「あの短冊にな、書いてあったカエデちゃんって…」
「カエデちゃんはカエデちゃん」

俺が思ってるカエデちゃんは…
超絶冷酷で…
笑うことなんてねぇ…
世間一般じゃ鉄の女って呼ばれてる…
ウチのババァじゃねぇの?
だから翼に問いかけた。

「ババァだろ?」
「ババァ?ってだぁれ?」
「ババァって…翼のばぁちゃんだろ?」
「ばぁちゃん?」
「そう、道明寺楓。翼のばぁちゃん。だからババァ」
「グランマ?」
「そうだ。だからそんな可愛くカエデちゃんなんて呼ばなくていいぞ」
「でもね、カエデちゃん。僕にはカエデちゃんって呼んでねって言ったよ」

けっ。
そんな可愛らしいたまかよ?
超絶図々しいぜ。。。。
普段、人を陥れることしか考えてねぇやつが。
そして俺には厳しいことしか言わねぇのに。
孫にはこれかよ。

「翼。今度ババァの前でばぁちゃんって言ってみろ」
「えーっダメ。カエデちゃん可愛いもん」
「翼、ちゃんと正しいことを言わないと怒られるぞ」
「誰に?」
「ババァに」
「ホント?カエデちゃん怒っちゃう?僕のこと嫌いになる?」
「…かも、しんねぇなぁ(笑)」
「ヤダヤダ!カエデちゃんと遊ぶ約束したのに」

そんな悲しいことじゃねぇだろうに。
可愛いヤツ。
俺は翼の頭をぐちゃぐちゃっと撫でた。
すると話を聞いていたかのようなタイミングで扉が開いた。

「あっカエデちゃん」
「あら翼。どうしたのかしら?」
「あのね、パパがねカエデちゃんのことをね」

そう言うと座っていたイスから降りてババァに飛びつく。
ババァはしゃがんで翼と視線を合わす。
そしてNYでよく見る挨拶の光景が目に入る。

「翼のパパが何を言ったのかしら?」
「カエデちゃんのことをね…ババァって」
「あらそう。翼にそんなことを言ったの?」
「うん。カエデちゃんはカエデちゃんなのにね」
「そうね。翼、こんな頭の悪いパパに似ちゃだめよ?脳みそ腐りますから」
「うん。わかった。カエデちゃん今日いっしょに寝れる?」
「ええ。いいわよ」
「パパ、いい?」
「いいぞ」
「じゃあとでお部屋にいらっしゃい。司、言葉に気を付けなさい」

翼に向ける視線と俺とじゃ天と地くれー違ったぞ。
翼にはアメ。俺には明らかにムチだろ。
まぁ全然気にしてねぇけど。
翼がババァんとこで寝るなら今日は思う存分アイツを抱けるな。
というか七夕だろ。
ようやくいっしょになれた俺らの甘い時間を過ごせるな。
そうと決まればオチオチしてらんねぇぜ。
シャワー浴びてアイツを抱く。

ババァに睨まれたっつってアイツに慰めてもらうかな。







==========
ふと思いつきました。
カエデちゃん…名前可愛いなって思います。
ドクターもまだ続きますのでよろしくお願いします。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/07/11(木) 10:28:16 | | [編集]
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2019/07/11(木) 12:58:34 | | [編集]
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2019/07/11(木) 14:14:23 | | [編集]
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