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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_3
結婚式まであと1週間弱?
正確にはあと8日。
もう8日。
目の前にいるあたしの婚約者は会社の先輩上司。
会社に入社してOJTで指導してくれるようになり親密になった。
17才の時にアイツと別れてからずっと恋はしなかった。
ううん。
出来なかった。
でもさすがに修道院のシスターじゃないし。
優紀に相談したら気楽に付き合ってみれば?と言われて…
流されるように付き合うことにした。

「どうした?元気ないけど」
「ううん平気」
「そうか?」

本当に心配してくれる目の前にいる彼。
7才年上だからなのか大人の男性。
類や西門さん、美作さんのような超絶美形でもないし、お金持ちでもない。
本当に普通の人。
年収だって…
彼らが1日で稼ぐ金額が年収。
だから慎ましやかに暮らすんだ。
手を繋いで歩いていると巨大スクリーンに映された映像に釘ずけになった。

(道明寺HD専務取締役道明寺司氏帰国)

「えっ⁈」
「おっ道明寺HDの御曹司だ、すごいなあれってSPかな」

SPに囲まれて移動する道明寺の姿に目を奪われた。
そして一瞬だけどスクリーンを通して目があった気がした。
ダックスフンドなリムジンに優雅に乗り込む道明寺。
するとその映像が終了すると同時になったあたしのスマホ。

「ごめん、ちょっとスマホ見ていい?」
「いいよ」

断りを入れてからスマホを開くと瞬く間にLINEメッセージがたくさん。
内容は殆どが同じ。
道明寺が帰ってくる、ただそれだけ。
すると類から電話が掛かってきた。

「もしもし」
「牧野、平気?」
「何が?」
「何がってあんた泣いてるんじゃないかなって思って。司の帰国見てさ」
「泣いてないよ。だって今デート中だもん」
「そ。来週でしょ?あんたの結婚式」
「うん」
「楽しみにしてるよ。あんたには似合わないデザインのウェディングドレス姿」
「酷っ」
「じゃあね。田村がうるさいから仕事するよ」
「もう!寝ちゃだめだよ?」
「それはムリかな?あっ…司の秘書のアンドロイド…じゃなかった西田、アイツは手強いよ」

それだけ言って電話は切れた。
類ってばなんなのよ?
あたしがまだ道明寺を思ってる?
そんなことあるわけないじゃない。
だってあたしは、来週には花嫁になるんだよ。

「ごめんなさい」
「いいよ。それじゃどこ行こうか」
「ううん。今日はこのまま帰る」
「なんで?俺としてはもうすぐ恋人期間が終わるから楽しみたかったんだけどな」
「じゃ…」
「言ってみただけ。つくしだって色々と残り1週間、独身気分を味わいたいだろ?」
「うん…」
「なら気にするな。送ろうか?」
「ううん、ひとりで大丈夫」

そう言って彼とここで別れた。
別に何も思ってない。
道明寺が帰ってくることなんか。

ぼーっと最寄り駅からマンションまで歩いていると、ガードレールに腰を落としたクルクル頭が目に入る。
着崩したスーツ。
ただ座っているだけなのに…
このオーラと圧倒感。
半端ない。

「よぉ」
「よぉ?」
「元気ねぇじゃん」
「そんなことないよ?」
「牧野」
「えっ」
「今日から1週間働いてから始めての夏休みなんだわ。だからよ…俺を養って」

嵐が来た。








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ようやくつくし登場。
めんどくさいのでまだつくしの婚約者の名前きめてません(笑)
類のセリフがすっごいあたし的にはツボです
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/09/05(木) 12:35:07 | | [編集]
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