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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_6
一体なんなのよ?
あたしのこと思い出した?
だからここにいる?
あたしに養え?
こんな歩く大金持ちワガママ男をあたしが養えるわけないでしょ?

かばんの中からスマホを取り出した。
そして番号をタップする。
もちろん、スピーカーにすることを忘れずに。
3度目のコールでその相手は出た。

「もし…」
「美作さん!ちょっとどう言うこと?」
「どした?牧野。怒り狂ってっけど…」
「どうしたもこうしたもないわよ!ここにいる道明寺引き取りに来て!」
「司?」
「そうよこのバカ男、夏休みとか言ってウチにいるの!」
「おまえが部屋にあげなきゃいいだろうが」
「ドア壊されたらたまったもんじゃないもん」
「そりゃそうか(笑)」
「なら早く引き取りに来てよ。あたしも色々忙しいんだから」
「牧野、俺も忙しいとか思わねぇの?」
「美作さんなら時間作るの上手でしょ?」
「悪りぃな牧野。俺これからイギリスなんだわ。司〜おまえんとこのイギリス支部と商談」
「俺から上手く言っといてやるぞ」
「頼むわ。後で契約書送る」
「わかった。ならこの担当牧野にするか」
「いいな。牧野良かったな、次の勤務先決まって」
「ちょっと何言ってんの?あたしは専業主婦に」
「おまえが1日中ウチに籠ってられる性格じゃねぇだろ」
「美作さん!」
「牧野…おまえ猛獣使いなんだからちゃんとテメェの猛獣の世話しろ、じゃあな」

向こうから一方的に話され切られた電話。
ムカつく。
だから再度別の番号をタップした。

「どしたの?牧野」
「類〜」
「あんたが時差考えずに電話してくるの珍しい」
「類、道明寺引き取りに来て!」
「司?あんたじゃなくて?」
「ぶっ殺すぞ類!」
「ちょっ!あんたは黙ってて」
「牧野。あんたならすぐさま俺は動くけど司ならヤだ」
「なんでよ?あんたたち幼馴染でしょ?F4でしょ?」
「牧野、もし司に何かあったらリーマンショック以上の恐慌になるよ。牧野そんなこと嫌でしょ?」
「類?」
「だからよろしくね」

類にまで切られた電話。
スマホの画面を見て大きなため息をついた。

「おまえも諦め悪いな」
「誰のせいよ?」
「俺じゃねぇ」
「間違いなくあんた」

そう言って、最後の頼みの綱に電話。
この人なら日本にいるし、どうにかなるでしょ。

「もしもし西門さん」
「おっ牧野じゃん。漸く俺の方がいい男だって気付いた?」
「西門さんはいい男よ」
「そんな心にもねぇこと言うなんて俺は教えてねぇぞ」
「それより西門さんにしか頼めないお願いがあるの!」
「俺?とうとう俺に抱かれる気になったか?」
「なんでそうなるのよ?道明寺引き取りに来て!」
「司?おまえ猛獣使いなんだからそれはおまえの責任だろ。俺に押し付けるな!」
「なんでよ?」
「猛獣は猛獣使いじゃなきゃコントロールできねぇよ」
「美作さんはイギリスだし、類には断られるし、もう西門さんしかいないの」
「もし俺が司を引き取りに行ったら褒美はあんのか?」
「何でもする!雑用でもなんでも」
「じゃ抱かせてくれる?」
「えっ⁈」
「ウソだウソ、真に受けんじゃねぇよ。ダチの女に手を出すわけねぇだろ?」
「誰がダチの女よ」
「おまえが司の?というかマジ司につぅか道明寺に西門を潰されるわけにはいかないから悪いな牧野」
「西門さん?ちょっと!」
「司〜、牧野とヨロシクな!」

ブチって切られた電話。
西門〜!!
というかF3なのに役に立たないってどういうことよ。
いつも人より率先して動くじゃない。
ガクッと項垂れた後、来客を告げる音が鳴った。
取り敢えず、立ち上がり玄関に行く。
誰だろ?
もし…彼だったらどう言い訳しようかとかちょっろと焦った。
そっとドアを開けるとそこには西田さん。

「牧野様、ご無沙汰しております」
「西田さんもお元気そうで」
「はい。こちらに司様がいらっしゃると思うのですが」
「いますいます!西田さん、道明寺連れて帰っていただけませんか?」
「司様はただ今夏休みをお取りになっておられますので…業務中というわけではございません」
「でも!道明寺の秘書でしょ?西田さん」
「業務中はですが」
「なら!」
「牧野様、司様がこの夏休みを有意義にお過ごしなるかならないかで道明寺HDの今後が決まります」
「西田さん?」
「司様の1週間の着替えとPCでございます」
「西田さん?なぜ2台も?」
「司様からのご指示です。IDやPWは司様にお聞きください」
「ちょっと西田さん」
「西田、thank you」
「いえ、それでは失礼させていただきます」

90度のお辞儀をし西田さんは帰っていく。
玄関に置かれた馬鹿でかいスーツケース。
これ、どうすんのよ。
疲れたのを最大限に表現しギロッと道明寺を睨んだ。
手を組みながら柱にもたれかかった道明寺。
満面の笑みを浮かべながらあたしに微笑んでいた。









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やっぱり楽しいこのメンバー書くの。
昨日、ふらっとドンキ行きました。
楽しかった。
ウチから近いので…いつでも行けちゃうんですけどね
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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