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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_9
シェフ特製のディナーを用意してもらい堪能した後、あたしは先輩の部屋に向かった。
お邸の中で唯一の和室。
あたしはこの部屋が1番落ち着く。

「つくし、よく来たね」
「そう言って貰えて嬉しいです」
「そういや…最近どうしてんだい?」
「先週、勤めてた会社辞めたんです」
「あんたにしちゃ珍しいね」
「はい、実は来週…結婚するんです」
「つくし⁈」

先輩はすごい驚きの表情であたしを見入る。
そりゃそうだよね。
何も言ってなかったんだから驚くのも当たり前だ。

「相手の方は?」
「7才年上で極々普通のサラリーマンです」
「そうかい…」
「社内恋愛ってやつです」
「つくし…あんたはその人に大事にしてもらってるんだと思う。けどあんたは相手を大事にしてるかい?」
「えっ?」
「年寄りの戯言だけどね、心が泣いてないかい?本当にその人のことが好きかい?」
「…好きですよ。でなきゃ結婚なんて」
「割り切って結婚しようとしてないかい?」
「先輩」

先輩はそう言ってお茶をすする。
そしてテーブルにお湯呑みを置いてもう一度あたしに語りかけた。

「坊ちゃんは…あんたのことを思い出したんじゃないかい?」
「そうみたいです。夏休み取ったって言ってました」
「目の色が違うんだよ。イキイキしてる」
「えっ?」
「NYに行ってから大学と仕事、二足の草鞋を履いて死に物狂いで今の地位についた。けど目はどこか死んでたさ」
「……」
「つくし、今の坊ちゃんはもうあんたにしか扱えない。生かすも殺すもあんた次第だ」
「そんな…あたしには何もできません」
「そうかい?結婚式までまだ日にちはある。後悔だけはしなさんな」

ほら迎えが来たようだよ?
そう言われ、すぐさま立たせられた。
道明寺が戸を開けて入ってくる。

「タマ、牧野泣かすんじゃねぇ」
「泣いてないわよ!」
「ならどうして涙流してんだよ?」

道明寺の手があたしの頬にそっと添えられた。
知らぬ間に涙が出てたらしい。

「タマ」
「なんざんしょ」
「明日朝イチ、メープル行くからメシ軽く用意しておけ」
「つくしの好きなメニューでいいんですかい?」
「おう。俺はコーヒーだけでいい」
「ダメよ!朝はちゃんと食べなさい」
「じゃおまえが食わせろ」
「ひとりで食べれるでしょう?」
「ほらほら2人でイチャイチャしてるんなら自分の部屋でしな」
「イってぇな」

タマさんの杖で軽く叩かれる道明寺。
きっとタマさんにしたら孫同然なんだよね。
道明寺とあたしはタマさんの部屋を追い出され2人して笑った。

「部屋行くか…」
「…うん」

道明寺はあたしに合わせてゆっくりと角部屋まで歩いてくれた。








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ゆっくりですが話が動きはじめました。
司の反撃序章でしょうか。
昨日、ピアスを落としました。
最近よく外れてたんですよね。やっぱりかってやつです。
7〜8年ずっとつけていたので凹みました。
あたしの場合、アレルギーがあるので簡単に買えないから大変なんです。
しなきゃいいんですがやっぱり女子なのでね(笑)
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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