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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_20
結局、軽くメールチェックや道明寺の仕事の補佐っていうか言われたことを淡々とこなしてから少し早めに待ち合わせ場所に向かった。
どれだけ道明寺の重責が重いかを認識する。
それをこんなっていったら失礼だけど、若い道明寺が担ってる。
この人のビジネスセンスは抜群で隙がない。
しかも的確。
さすが「氷の貴公子」と言われるだけある。
尊敬に値し、この人の下で(もと)で働きたいと思いが強くなった。
そんなことを思いながら指定したお店に入るとすでに彼は待っていた。

「つくし」
「こんばんは、仕事お疲れさま」

向かいあって席に着いた。
取り敢えずコーヒーを注文して彼の話を聞くことにした。

「つくし」
「何?」
「不安にさせてごめんな。俺…これからはつくしにはそんな思いさせないようにするから」
「えっと…」
「あの夜、佐藤を介抱したけどつくしが想像するようなことは誓って絶対にないから」
「信用しろって?」
「うん、信じてもらえるようにこれからはつくし一筋だから」
「そう思うならなんでいっしょにいたの?」
「それは彼女が酔っ払って動けなかったからだよ。つくしだってそんな人がいたら放っておけないだろ?」
「放っておけないとは思うけど、疑われるようなことはしない」
「まだ疑ってる?佐藤もつくしに言ってただろ?何もなかったって」
「聞いたよ。でも式1週間前だよ?あたしは納得も出来ないし悪いけど信じられない」
「じゃどうしたらつくしは信用できるの?」

どうしたらって…
彼だけならまだ素知らぬ顔をしたかもしれない。
でも、佐藤さんがあたしに事の真相を話す時点で真実かもしれないけどあたしには疑いの目でしか見れなくなった。
タラレバの話だけど、道明寺が現れなかったのなら自分に嘘をついて納得したかもしれない。
だけど再会してしまったからもう気持ちに蓋をするのは無理。

「納得も信用も出来ない」
「じゃ今週末の式はどうするんだ?俺ら結婚するんだろ?後であのときは酷かったねって笑い話に出来ない?」
「出来ないよ」
「だけど式の日取りは決まってる。つくしだって楽しそうにドレス選んでただろ」
「でも最終的に選んだのは橋本さんとご両親だよね?」
「それはつくしに似合うと思ったから」
「もしあたしが違うドレスを選んでたら頷いた?」
「モノによるかな。なんでそんなこと聞くんだ?」

あたしが優柔不断なのは自分でもわかってるの。
でもあたしだってやっぱり希望はあるの。
やっぱり橋本さんって周りをすごく気にしてる気がする。

「1度あれば2度あるって言うけど、俺はないよ」
「信じられない」
「つくし、そんな頑固にならないでよ」
「頑固とかじゃないよ。こんな気持ちで橋本さんとは結婚なんて出来ない」

持ってきた婚約指輪をそっとテーブルの上に置いた。
彼は苦渋な顔つきだ。

「つくし、本当に俺らって終わるのか?こんな事で?」
「こんな事じゃないよ」
「そうかな?結婚した後でもこういうのって多いって聞くよ」
「あたしはそこまで物分かり良くないの」
「…つくしは俺とは本当に一緒になるのは無理なのか?」
「うん、はっきりわかったの。こんな気持ちじゃお互いいつかダメになる」
「俺が原因か?」
「うん」
「式…今更周りの手前キャンセルなんて」
「佐藤さんはあたしの代わりになりますって言い切ったよ?」
「佐藤が?」
「うん。あたしが言えたギリじゃないけど佐藤さん覚悟決めてた」

するとあたしのスマホがバイブで震えた。
存在感を示すかのように。
断りを入れてタップした。
聴こえてきたのは…道明寺の声。だけど日本語じゃない

「「終わったんか?」」
「「まだ…」」
「「おまえ…俺の予想当たってんじゃん。で、もう終わるんか?」」
「「うん…」」
「「俺が浮気と認定する前にとっとと帰ってこい」」
「「そんな怒らないでよ、お腹空いてるの?」」
「「ああ、牧野不足で腹減ってる。だから俺が暴走する前に終わらせろ」」

言うだけ言って切られた電話。
言葉はフランス語だから橋本さんにはわからない。

「つくし…今の」
「うん、隠してたけど他言語話せるの」
「ごめん、明日の夜もう一度会えないか」
「佐藤さんも一緒にでいいかな。もう時間かけたくない」

あたしはそう言って席を立った。
するとすぐ後ろから男女のカップルも席を立つ。
SP…、あたしにわからないようにと思ったんだろうけどわかっちゃった。
本当に心配性なんだから…。
お店を出ると道明寺が車にもたれてる。

「おせーぞ」
「ごめん?」
「なんで疑問形なんだよ、早く乗れ!」








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司さ出さなきゃつかつくじゃないじゃんってことで。
いいとこもってきますよ〜ウチの司くんは。
きっと車にもたれ掛かってる姿の彼はモデルですよね
モデルよりカッコいいんじゃないかなぁ。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/10/18(金) 07:54:11 | | [編集]
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2019/10/18(金) 15:43:22 | | [編集]
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