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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_21
「なんか食いに行くか?」
「うーん、お腹空いてないかなぁ」
「おまえがメシいらねぇって大丈夫か?」
「あたしを大食いみたいに言わないでくれるかな」
「なんでも美味そうに食うんだからそう思うだろ」
「もう!レディに失礼!それよりこの車どうしたのよ」
「どうもしねぇ。買ったんだけど?」
「いつ買ったの?ずっとNYだったのに」

無言の道明寺。
普段、運転手付きの車なんだからいらないでしょ?
無駄使いなんだから!

「服も車もTPOが大事なんだよ」
「そういうのはアンタたちF4だけよ」
「けど乗り心地いいだろうが」
「まぁ…ね」

シートの座り心地も凄くいいし。
橋本さんの車は普通の中古国産車だったし…
子どもが出来たらファミリーカーにしようとか言ってたっけ。

「子どもが出来たからって俺はミニバンなんて乗らねぇぞ」
「は?何…」
「おまえのひとり言ダダ漏れ。俺は子どもが出来ても普通に車乗るからな」
「誰と?」
「はぁ?寝言は寝て言え、おまえに決まってるだろ」

道明寺にファミリーカーは似合わない。
パパラッチも絶対に追いかけなさそうだ。

「ねぇあたしにSP付けてたでしょ?」
「……」
「いつもなら気付かないんだけど今日は気付いちゃった」
「悪りぃ。もしかしたら相手が逆上して何かする可能性もあったからな」
「うん。多分、報告が行くと思うけど明日もう一度会うから」
「それで終われそうか?」
「終わりにするよ。ズルズルしていい問題じゃないもん。ウチの両親にも言わないと」
「そん時は俺も一緒に行くからな」

きっとパパもママも驚くよね。
結婚破談に次の交際相手が道明寺だなんて。
進には不審がられそう。
ということは魔女にも会わないとだよね。

「それより牧野、おまえパスポートはあるよな?」
「うん、新婚旅行行くつもりしてたから取ったよ」
「なら大丈夫か」
「何が大丈夫なの?」
「いや…俺の夏休みが終わったら一旦NY戻るから」
「えっ…」

戻る?
行くんじゃないんだ。
その言葉が重くのしかかる。
遠距離恋愛?
アルバイトなら時間はあってもお金がないし、仕事してたら時間がない。
ということは年に1回会うかってくらい?

「ぐるぐるひとりで考えんじゃねぇよ」
「考えてなんか…」
「俺が向こうに戻る、イコールおまえも一緒だ」
「えっ⁈」
「当たり前だろうが。おまえは俺の秘書だろ」
「臨時のね」
「類が動く前に契約するに決まってんだろ」
「類?花沢物産?なんで?」
「おまえが辞めた後、花沢も美作も西門も大河原もおまえを狙ってる。そこに降って湧いた道明寺だ」
「あたしって優良物件だったの?何も出来ないのに?」
「それはおまえの主観。俺と付き合って花沢とかありえねぇ。それこそババァの怒り買うぞ」
「ヤダ!それは絶対にムリ」
「だろ?だから何も考えず道明寺で働け」

片方の手で髪をぐちゃぐちゃにされた。
その手のぬくもりが心地いい。
やっぱり働きたい。
道明寺の背中、追いかけたい。
心の底からそう思えた。









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めっきり朝夕が寒くなりました。
一気に秋?
サツマイモに栗…美味しい季節です。
かぼちゃプリンが無性に食べたくなってます。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/10/21(月) 07:39:55 | | [編集]
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