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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_24
今日は俺が所有してるペントハウスに戻った。
会社と世田谷の邸との中間地にある部屋。
NYのものよりは小さいけれど立地条件は最高級クラス。

「どうした?」

リビングの床にペタっと座る牧野。
いつもだけど、こいつはソファには慣れてねぇ。
実家が畳なのが多少影響してんだろ。

「えっと、ちゃんと橋本さんと別れてきた。ただ」
「ただ、なんだ?」

視線が鋭くなる。
別に仕事じゃねぇのに…職業病みたいなもんだな。

「二次会のキャンセル費用はあたしが払うことにしたの」
「はぁ⁈」
「一応言わなかったけど、ほら道明寺とヨリ戻したじゃない?」
「多少なりにもおまえも気になってってやつか?」
「うん…ごめん」
「店は?確かあきらんとこのだよな?」
「あっ、うん」
「今ここであきらに電話しろ。もちろんスピーカーで」

俺のスマホだと出ねぇだろうから牧野のやつを指差した。
あいつは、美作さんイギリスじゃないの?とかこんな時間から悪いとかグダグダ言ってやがったが。
あきらなんだから大丈夫だろ。
ソファと同じメーカーで揃えたテーブルにスマホを置き番号をよびだした。

「美作さん、牧野だけど」
「牧野?どうしたんだ」
「あのさ、あたし今週末結婚予定だったの知ってるよね?」
「ああ。俺呼ばれなかったやつだろ?」
「……。それなんだけど破談になってさ。二次会もキャンセルしたくて」
「マジか!」
「マジ。でね費用発生するからどうしたらいいかなって思って電話したんだ」
「あきら!費用なんざいらねぇだろ?」
「司⁈」
「美作さんごめんね!ちゃんと支払いはするから」
「牧野、司といるってことはヨリ戻したんか?」
「あっうん、そういうことになるのかな?」
「ならその支払いは司でもいいんじゃないか?なぁ司」
「別に構わねぇけど」
「だめ!ちゃんと請求してね美作さん」
「牧野の猛獣使い復活を祝ってキャンセル費用はいらねぇ。司、今度の仕事の待遇8:2な」
「俺がババァに殺されてもいいのかよ」
「なら骨は牧野に拾ってもらえ」

通話を終えると牧野は少々ご立腹。
費用発生しないんだから怒ることねぇだろ。
ブツブツ文句言ってたが次にもう1件電話すると言って通話ボタンを押しやがった。
俺のことはそっちのけかよ。

「もしもし西門さん、牧野です」
「牧野どうした?俺が恋しくなったんか?」
「違うよ、そんな事言ってると優紀に言いつけるよ!」
「大丈夫。ウチの優紀はそんなことで怒らないから。それよりどうしたんだよ」
「あ…実は結婚破談になって、二次会で配る予定してたプチギフトをキャンセルしたくて」
「西門流プロデュースの抹茶ギフトのことか?」
「そう。今からキャンセルって効く?」
「事と次第によっては。俺呼ばれなかったけど類から似合わねぇおまえのドレス姿の写メ楽しみにしてたのに」
「もう!ひどっ」
「酷くねぇ。で、これからどうすんの?」
「あ…道明寺HDで働こうかなって思ってて、笑わないでよ」
「そこに司いんだろ?」
「総二郎…今度はこいつに似合うドレス着せるから楽しみにしておけ」
「猛獣と猛獣使い復活か。牧野はこうでなくっちゃな。牧野、費用は心配すんな。もう司とシタんだろ?声色が違う」
「えっ⁈嘘っ」
「お兄さんに嘘はつけねぇ。思う存分司に甘やかされろ」
「総二郎、牧野で遊ぶな」
「牧野のことになると余裕がないねぇ司くんも」
「うるせぇ!」
「おー怖っ。牧野、司と復活おめでとう、じゃあな」

ムカつくけど、いつものあいつらだから気にもしねぇ。
費用が発生しないで済んで牧野もほっとしたみたいだ。
発生するなら俺が支払う。
そんな端た金でグダグダ言わせねぇ。
支払う金額と今後のことを考えればおのずと答えは見えてくる。
ほんの数万?数十万が、この先数千億に化けんだ。
そんな投資をこの俺が見逃すわけなんてねぇ。

俺は牧野を抱きしめて良かったなっと言いながら背中をさすった。








==========
ちょっと休息させていただきました。
うん、猛獣使い復活です。
つくしはこうでなきゃね。
キャンセル費用って一体いくらくらいするんだろう
発生しないところをついつい選んでしまう庶民なあたしです。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/10/28(月) 15:18:07 | | [編集]
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