翌日。
道明寺の長い?夏休みだというのに、結局ウチPCをいじっている彼。
その横顔がどこぞのモデル以上にキレイだとか…
思いながらコーヒーを準備していた。
秘書と言いつつもほとんどすることがない。
道明寺から言われたことを淡々とこなすのみだ。
「ねぇこれでいいの?」
さっき言われたのは会議資料の要約。
膨大な資料を出来る限り最小限に要約する。
そしてそれを目で追って理解する彼は責任を背負い指示を出し的確な判断を下す。
天性のビジネスセンスを持ってるからなのか指示も的確だ。
「ここは…こうだろ?」
「あっ、そっか。なら次のページの意図は…こういうこと?」
「ああ正解。飲み込みっつーか、仕事早ぇな」
「本当に?役に立ってる?」
「ああ。出なきゃ俺の仕事なんざ手伝わせねぇって」
「ちょっと嬉しいかも。前の仕事はこんなんじゃなかったから」
「楽しいか?」
「うん!」
あたしの髪を耳にかける仕草でそっと道明寺の香りが鼻をくすぐる。
彼の香りは彼にしか似合わない。
するとあたしのスマホにLINEが入った。
相手は橋本さん。
もう一度会ってほしいということだった。
時間は夕方。
あたしがスマホをジッと見ていたので、不審に思った道明寺が声を掛けてきた。
「どうした?」
「うん…どうしたらいい、かな?」
それだけ言ってスマホを見せた。
一瞬険しい顔つきになりそれから無言。
この沈黙が怖い。
「行った方がいいよね?」
「行かなくていいだろ?」
「それはそうなんだけど…」
「行っておまえに何のメリットがある?時間の無駄だ」
「…懐かしい。それあんたのお母さんに言われた事ある!やっぱ親子だねぇ」
「揶揄うんじゃねぇ!」
「もう!何か必要書類のことかもしれないし…直ぐに帰ってくるから、ね?」
そう言っても彼の不審な目からは逃げられない。
今はもう橋本さんへの気持ちはない。
橋本さんに向けていた気持ちは今は全てが道明寺に向けられてる。
だからといって復活することはない。
取り敢えず彼を宥めてひとつお願いを聞くってことで決着を付け出掛けることにした。
少しばかりオシャレをして足がキレイに見える7cmヒールを履いて出掛けた。
スカート部分をプリーツで切り替えたニットワンピース。
これも道明寺のチョイス。
鏡で見た自分はちょっとしたお嬢さまに見えたから不思議。
待ち合わせ先に行くと橋本さんとご両親がすでに座っていた。
「お待たせしました」
「ごめんな…呼び出して」
「ううん、で話って?」
すると彼のご両親があたしに頭を下げられた。
どうしても直接会って謝りたいとのことだった。
「頭を挙げてください」
そう言ってもまた謝れてしまって…話が前に進まない。
仕方なく橋本さんに助けを出してもらった。
もう謝らないでくださいと申し伝えた。
「本当にもう過ぎたことです。橋本さんも幸せになって貰えたらそれでいいんです」
「つくし…」
「ね?佐藤さんのこともあるでしょう?」
すると佐藤さんとは週末にお式だけ上げることにしたらしいと聞いた。
それに対しては良かったねって返答した。
もし、ないと思うけどあたしに未練があっても困るし。
すると…
ウチで賢く?お留守番してるはずの道明寺が超絶似合う黒の高級スーツを着用し、SPを2人連れてあたしのところのやってきた。
そしてあたしにだけわかるニヤリとした表情を向け話し出した。
もちろん日本語じゃない。
「「話は終わったんか?」」
「「あっ、うん」」
「「おせーから迎えに来たぞ」」
「「頼んでないけど?」」
「「時間オーバーだ。もう少し遅せぇと警視総監に連絡するとこだったぞ」」
「「バカなことすんじゃないわよ!」」
「「ならさっさと終わらせろ。どれだけ時間を無駄にしてる」」
そして耳元で囁かれた。
早く帰って俺を楽しませろ!
一瞬顔が火照ったけど、直ぐに気を引き締めた。
道明寺の行動によって。
「お話中に大変失礼致しました。道明寺HDの専務をしております道明寺司と申します」
「えっ⁈」
「実は急遽社に戻らなくてはならなくなりまして、こちらにいる牧野に伝えに参りました」
「えっ⁈」
「牧野は私の秘書ですので」
「えっ⁈」
「牧野、こちらでの話を終えたら至急社に戻れ」
「…畏まりました。申し訳ございませんでした。専務自ら、ご足労お掛け致しました」
「構わない。確認だがおまえ日本語以外の言語に不自由はなかったな?」
「問題ございません」
「OK」
ネイティブな発音でこれでもかというくらいの存在感を示し道明寺はSPを伴い、場を後にした。
あたしは一瞬呆けてしまう。
あたしがこうなのだから相手はもっとダメージは大きい。
「すみません。仕事に戻りますのでこれで失礼させていただきます」
「つくし、本当に悪かった」
「もういいんだって。じゃあたしはこれで失礼します」
頭を下げて席を立った。
本当にこれで最後。心がすっと軽くなった気がした。
そして、きっと道明寺が外で待ってるはずだから、気持ちが急ぐ。
外へと続く扉を開けると案の定、車の後部座席に座った道明寺と目が合う。
「遅せぇぞ。早く乗れ」
「仕事に行くんじゃないの?」
「夏休みだって言っただろ?行くわけねぇだろ」
「じゃ…さっきのは何なのよ」
「ダメ押し?俺のがいい男だって証明?」
「もう!でもありがとう。話が進まなかったから助かった」
「おう!メシ行くぞメシ。んでからガッツリおまえも食う」
メープル行ってと運転手に指示を出し、車がゆっくりと発車した。
今日の服装ならどんなお店でも大丈夫だ。
こんなスーツを着た道明寺を毎日仕事場で見る女性秘書さんとかきっとドキドキしてそうだな。
男性ですら道明寺を見てカッコいいと思うくらいだもんね。
「俺がカッコいいのは前からだ。おまえといっしょにいれば輝きは増すぞ」
「言ってて恥ずかしくないの?」
「全然?なんで?」
「なんもない…」
相変わらずバカなんだけどストレートなこの人の思考回路に救われる。
あたしは隣に座った彼に感謝を込めてキスを贈った。
==========
月末月初…
先月は本当に大変で更新止めてすみません。
司の登場って絶対にカッコいいに違いない!
スマート、紳士そんなイメージしかない。
ツイッター…今更ですが登録してみましたがわかってない(笑)
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道明寺の長い?夏休みだというのに、結局ウチPCをいじっている彼。
その横顔がどこぞのモデル以上にキレイだとか…
思いながらコーヒーを準備していた。
秘書と言いつつもほとんどすることがない。
道明寺から言われたことを淡々とこなすのみだ。
「ねぇこれでいいの?」
さっき言われたのは会議資料の要約。
膨大な資料を出来る限り最小限に要約する。
そしてそれを目で追って理解する彼は責任を背負い指示を出し的確な判断を下す。
天性のビジネスセンスを持ってるからなのか指示も的確だ。
「ここは…こうだろ?」
「あっ、そっか。なら次のページの意図は…こういうこと?」
「ああ正解。飲み込みっつーか、仕事早ぇな」
「本当に?役に立ってる?」
「ああ。出なきゃ俺の仕事なんざ手伝わせねぇって」
「ちょっと嬉しいかも。前の仕事はこんなんじゃなかったから」
「楽しいか?」
「うん!」
あたしの髪を耳にかける仕草でそっと道明寺の香りが鼻をくすぐる。
彼の香りは彼にしか似合わない。
するとあたしのスマホにLINEが入った。
相手は橋本さん。
もう一度会ってほしいということだった。
時間は夕方。
あたしがスマホをジッと見ていたので、不審に思った道明寺が声を掛けてきた。
「どうした?」
「うん…どうしたらいい、かな?」
それだけ言ってスマホを見せた。
一瞬険しい顔つきになりそれから無言。
この沈黙が怖い。
「行った方がいいよね?」
「行かなくていいだろ?」
「それはそうなんだけど…」
「行っておまえに何のメリットがある?時間の無駄だ」
「…懐かしい。それあんたのお母さんに言われた事ある!やっぱ親子だねぇ」
「揶揄うんじゃねぇ!」
「もう!何か必要書類のことかもしれないし…直ぐに帰ってくるから、ね?」
そう言っても彼の不審な目からは逃げられない。
今はもう橋本さんへの気持ちはない。
橋本さんに向けていた気持ちは今は全てが道明寺に向けられてる。
だからといって復活することはない。
取り敢えず彼を宥めてひとつお願いを聞くってことで決着を付け出掛けることにした。
少しばかりオシャレをして足がキレイに見える7cmヒールを履いて出掛けた。
スカート部分をプリーツで切り替えたニットワンピース。
これも道明寺のチョイス。
鏡で見た自分はちょっとしたお嬢さまに見えたから不思議。
待ち合わせ先に行くと橋本さんとご両親がすでに座っていた。
「お待たせしました」
「ごめんな…呼び出して」
「ううん、で話って?」
すると彼のご両親があたしに頭を下げられた。
どうしても直接会って謝りたいとのことだった。
「頭を挙げてください」
そう言ってもまた謝れてしまって…話が前に進まない。
仕方なく橋本さんに助けを出してもらった。
もう謝らないでくださいと申し伝えた。
「本当にもう過ぎたことです。橋本さんも幸せになって貰えたらそれでいいんです」
「つくし…」
「ね?佐藤さんのこともあるでしょう?」
すると佐藤さんとは週末にお式だけ上げることにしたらしいと聞いた。
それに対しては良かったねって返答した。
もし、ないと思うけどあたしに未練があっても困るし。
すると…
ウチで賢く?お留守番してるはずの道明寺が超絶似合う黒の高級スーツを着用し、SPを2人連れてあたしのところのやってきた。
そしてあたしにだけわかるニヤリとした表情を向け話し出した。
もちろん日本語じゃない。
「「話は終わったんか?」」
「「あっ、うん」」
「「おせーから迎えに来たぞ」」
「「頼んでないけど?」」
「「時間オーバーだ。もう少し遅せぇと警視総監に連絡するとこだったぞ」」
「「バカなことすんじゃないわよ!」」
「「ならさっさと終わらせろ。どれだけ時間を無駄にしてる」」
そして耳元で囁かれた。
早く帰って俺を楽しませろ!
一瞬顔が火照ったけど、直ぐに気を引き締めた。
道明寺の行動によって。
「お話中に大変失礼致しました。道明寺HDの専務をしております道明寺司と申します」
「えっ⁈」
「実は急遽社に戻らなくてはならなくなりまして、こちらにいる牧野に伝えに参りました」
「えっ⁈」
「牧野は私の秘書ですので」
「えっ⁈」
「牧野、こちらでの話を終えたら至急社に戻れ」
「…畏まりました。申し訳ございませんでした。専務自ら、ご足労お掛け致しました」
「構わない。確認だがおまえ日本語以外の言語に不自由はなかったな?」
「問題ございません」
「OK」
ネイティブな発音でこれでもかというくらいの存在感を示し道明寺はSPを伴い、場を後にした。
あたしは一瞬呆けてしまう。
あたしがこうなのだから相手はもっとダメージは大きい。
「すみません。仕事に戻りますのでこれで失礼させていただきます」
「つくし、本当に悪かった」
「もういいんだって。じゃあたしはこれで失礼します」
頭を下げて席を立った。
本当にこれで最後。心がすっと軽くなった気がした。
そして、きっと道明寺が外で待ってるはずだから、気持ちが急ぐ。
外へと続く扉を開けると案の定、車の後部座席に座った道明寺と目が合う。
「遅せぇぞ。早く乗れ」
「仕事に行くんじゃないの?」
「夏休みだって言っただろ?行くわけねぇだろ」
「じゃ…さっきのは何なのよ」
「ダメ押し?俺のがいい男だって証明?」
「もう!でもありがとう。話が進まなかったから助かった」
「おう!メシ行くぞメシ。んでからガッツリおまえも食う」
メープル行ってと運転手に指示を出し、車がゆっくりと発車した。
今日の服装ならどんなお店でも大丈夫だ。
こんなスーツを着た道明寺を毎日仕事場で見る女性秘書さんとかきっとドキドキしてそうだな。
男性ですら道明寺を見てカッコいいと思うくらいだもんね。
「俺がカッコいいのは前からだ。おまえといっしょにいれば輝きは増すぞ」
「言ってて恥ずかしくないの?」
「全然?なんで?」
「なんもない…」
相変わらずバカなんだけどストレートなこの人の思考回路に救われる。
あたしは隣に座った彼に感謝を込めてキスを贈った。
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月末月初…
先月は本当に大変で更新止めてすみません。
司の登場って絶対にカッコいいに違いない!
スマート、紳士そんなイメージしかない。
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