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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_27
道明寺に抱きついた後、恥ずかしさの許容範囲を超えちゃってバスルームに逃げ込んだ。
そして鍵をかけて熱いシャワーで気持ちを落ち着かせた。
それからそっとメインのベッドルームに行くと道明寺がベッドに背中を預けてもたれてる。
静かにタバコを吸ってる姿を見るのは初めてだった。

「身体に悪いよ!」

手に持ってたタバコを奪い取る。
そして置かれてる灰皿の中で火を消した。

「そっからが美味いのに」
「アンタ、ワーカーホリックで喫煙者って…何考えてんの?」
「なんも?」
「はぁ?」
「NYじゃマジアンドロイドつーの?西田みてぇなもんだったからな、俺」
「なんでよ?」
「なんでってそりゃ目に映るもん全てに色がなかった。俺に感情がなかったからな」
「今は?」
「あるぞ。思い出したからな」

あの猪突猛進な道明寺が復活するんだ。
でも…そうすれば魔女ももれなく付いてくるんだよね。
感情が無かった道明寺が世間を賑わしていたんなら感情が復活したら?
きっとものすごいことになる、よね?
すると道明寺があたしの額を軽くデコピンしてきた。

「いたっ」
「そんな痛くしてねぇし。全て思い出したっても仕事に関しては今まで通りだ」

心配すんなってニヤリと含み笑いをする彼。
あたしは額に当てた手をそのままで下すタイミングを失う。

「牧野、おまえさえいれば俺が見るものがモノトーンからカラーになる。静から動になる」
「それは…道明寺にとってプラスになるってこと?」
「ああ。120、違うな200パーセント以上に変わる」
「信じていいの?」
「当たり前だろ。俺にはおまえが必要なんだって何度言えばわかるんだ」

だってさ、何も持ってないんだよ?
どこにでもいる極々普通のOLなんだよあたし。
それなのに1日で数億稼ぐ男にあたしが必要って…疑っちゃうんだもん。

「そんなに信じられれねぇなら既成事実でも作るか?」
「なに、それ」
「ガキが出来ればおまえは俺から離れねぇだろ。いやおまえのことだ、ガキが出来たら出来たで俺の前から逃げそうだよな」
「なっ!」
「おまえの趣味、逃亡癖は健在だろ?」
「ひどっ」

そりゃ逃げ足は早いけどさ。
笑いながら話す道明寺がすっごく笑ってて、こんな顔テレビや週刊誌では見たことなくて…
それを見れるあたしって特別なんだなって改めて思う。

「ねぇ何度も聞くけど、本当にあたしが隣にいてもいいの?」
「ああ」
「再会して数日だよ?しかもあたし…」
「オレ様がいいって言ってんだから良いんだよ!もしおまえが結婚してたとしてもその男から奪うぞ」
「えっ…」
「戸籍も綺麗さっぱり無かったことにしてやる」
「いや、それはマズイでしょうが」
「それくらい今の俺には朝メシ前で、昔と違って力を付けたんだよ!」

だからそのなし崩しにあたしを組み敷くのは止めなさいよ。
嫌だって言えないでしょうが。

「抱くぞ」
「それって拒否権あるの?」
「あるわけねぇだろ」
「だよね、なら加減して。でないと全力で逃げるよ」

そう言うまでにもう逃げられないように手首を持ってるし、足であたしを抑えてるし。
っとに手が早いっちゅーの。
それでも逃げないのはあたしの気持ちが道明寺にあるから。
橋本さんの時とはまるっきり違うのが証拠。

「道明寺…」

あたしは彼に体と心を開いた。










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つかつくの掛け合いが好きでついつい書いちゃいます。
もい紅白の話が出るって…
年末に進んでますね。。
最終週はかなり公私ともにハードになりますが、頑張りますよ!
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/11/15(金) 15:10:46 | | [編集]
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