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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
虹_33
「なぁどこのスーパーに行くんだ?」
「ん?どこのって?」
「ああ、◯伊◯屋?明◯屋?もっと高級スーパーにするか?」
「いやいや、普通のスーパーでいいんだって」

そんな高級スーパーなんて恐れ多くて足が竦んじゃうわよ。
と言ったところでアイツにはわからないよね。
取り敢えず、ちょっと大型のスーパーに寄ってもらった。

「ねぇ今度コス◯コ行こう!」
「……」
「NYに居たんなら知らないわけないわよね?」
「知ってる」

カゴを持ちお店に入る。
あたしはフルーツコーナーで果物を吟味。

「おっ、これいいな」
「ちょっと!」

なんでシャインマスカットを入れるの?
しかも、棚の1番上にあるやつ。
そりゃアンタの視線ならそこが普通だと思うんだけど、普通選ぶなら棚の中央か下段よ!
あと閉店間際なら割引シール付きよ!

「ダメ!予算オーバー」
「は?」
「こんな高いのダメ!返して」
「1回手に取ったヤツ返すんじゃねぇよ」

そう言うと道明寺に持っていたカゴを取られた。
そして彼はまた棚上段に置かれたフルーツをカゴに入れる。
緑に添えるのは赤だとか言ってイチゴをチョイス。
そのイチゴ、きちんと並んで箱に収められてる。
値段見るの怖くなってきたよ。

「おっこれもいいんじゃね?」
「ダメだって!誰が食べるのよ?」
「おまえ?」
「ちょっと!」

そんなやり取りをしてると周りから羨望の的で見られた。


すごいカッコいい旦那さんねぇ。
羨ましいわぁ。
買い物カゴまで持ってくれて買うものに文句言わないなんて



はぁ…
目立って仕方ない。
そりゃこんなスーツ着て買い物カゴ持ってたら目立ちたくなくても目立っちゃうじゃん。
しかも目に付いたものカゴに入れちゃうんだもん。
困る!

「きっと先輩が冷蔵庫いっぱいにしてくれてるよね?」
「タマ?そうなんじゃね?」
「だよね…なら帰ろ」
「おまえ、結局何買いたかったんだ?」
「ん…お菓子?」
「菓子?」

そんな奇怪な目すんじゃないわよ。
いいでしょ。
アンタん家で出るシェフが作るスイーツじゃなくてジャンクフードが食べたいの。

「行こうぜその場所」
「今日はいいよ、うん」
「ダメだ。ちゃんと買いたいもん買え」

そう言われてお菓子売り場までいっしょに歩く。
彼にはどれもが目新しく映るようで気になったものを片っ端からカゴに入れる。
そしてそれをあたしが戻すという連携プレー。
スーパーでよくカップルを見かけた時にあたしもって思ったけど、その考えは今日で終わりにする。
ワールドワイドな道明寺とだと疲れちゃう。
まだ…
美作さんや西門さんのがマシだよ。
類は…道明寺といっしょだからダメね。

「これとこれ」
「菓子ってこんな安いんか」
「まぁね。いっしょに食べよう」
「…考えとく」
「美味しいのに、残念。ほらお会計行こう」

あたしがレジに並んでお財布をカバンから出す。
すると道明寺がスッと財布を出してあたしに渡した。

「いいよ」
「ダメだ」

あたしのお財布と違って薄っぺらい高級感満載のお財布。
真っ黒なカードが数枚。
そして1枚だけお札が入っていた。
それを出してお会計。

「ねぇお釣りどこに入れるの?」
「釣り?おまえの財布ん中」
「ダメだよ!」
「ダメじゃねぇって。釣り全部入れとけよ」

道明寺は自分の財布をあたしの手から取ってポケットに入れて、空いた手で買い物袋を持つ。
それもすっごい自然にスマートに。
この男は何をやってもスマートだ。

スーツを着た道明寺が買い物袋を持つそのアンバランスな姿にあたしはまた柄にもなくトキめいた。









==========
お菓子…
無性にジャンクフードが食べたくなる時があります(笑)
どちらかといえばせんべい系のが好きなんですけど。
あっあたしは「たけのこの里」派です。
この前、きのこの山の紫いも?ver.をドンキで安く売ってて値段に負けて買っちゃいました。
司は絶対にスーパーは似合わない!

そして…
少し前のご報告に対してまた心温まるお言葉を頂戴して。
本当に本当にありがとうございました。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2019/12/19(木) 11:37:25 | | [編集]
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