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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
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「あれかなぁ?」


朝。
目が覚めてゆっくりと瞼を開くとそこには道明寺。
ごそごそっと彼から逃げようと体を動かしてみるけど、ヤツの腕でしっかり掴まれてて身動きが取れない。

「まだ早ぇって。もう少し寝かせろ」
「お腹空いた。起きようよ。元旦から寝坊する気?」
「元旦だからだろ?もっかいヤル?」

道明寺の長い脚をあたしに絡めてくる。
さらに身動きが取れない。
もう、シャワーだって浴びたいし、先輩にだって挨拶したいのに。

「シャワー浴びたい。お腹空いた。起きたい!」
「ガキみたいに喚くな。そんなに元気ならあと1回くれぇヤレたじゃねぇかよ」
「ヤダ!」
「ったく、わかったって。俺もシャワー浴びるしよ」

時計を見ると朝7時。
確かに道明寺がお休みなのに早いかな?と思ったけど、新年だしね。
本当なら牧野家で過ごすはずだったのに。
道明寺がいるから…
彼の手を取った。
シャワー後、道明寺家で振る舞われたおせちを堪能してる最中にひとこと。

「これから出掛けるぞ」
「どこに?」
「ちょっとNY」
「はぁ⁈」

その後、クローゼットにいっしょに向かって道明寺はあたしをコーディネートしていく。
それも超がつくほど顔を緩めながら。

「その緩んだ顔なんとかしたら?」
「意味わかんねぇ」

ワンピースにコート。
斜め掛けのバック。
道明寺の好みに仕立て上げられていくあたし。
隣に掛かっているパンツがいいなぁと言ってみたけど速攻で却下された。
自分は超ラフな格好。
普段、スーツだからカジュアルにしたらしい。

「おまえに合わせた。つーか旅行なんだしよ、スーツはねぇだろ」
「確かに。ねぇそれしたまま?」

道明寺の薬指を指差す。
クリスマスプレゼントとして嵌めてくれた指輪。
ペアモノらしく、同じデザインのものが道明寺の指にも収まってる。

「当たり前だろ?ヤなんかよ?」
「ヤな訳ないでしょ?」
「最近してねぇけど昔は結構こういうの付けてたぞ」

そして着替え終わったら空港に否応なしに連れてかれる。
元旦のSPドラマ見たかったのにとか…お参り行きたかったのにと文句を言ってみる。
でも。
ほぼスルー。
笑ってあたしの話を聞いてるだけ。
ちょっとムカつくから腰辺りのお肉を摘んでやった。

「摘めない…」
「はぁ⁈」
「普通、腰辺りにぜい肉?ムダ肉?あるでしょ?ほら摘めるくらい…」
「悪りぃな。ババァからの激務で太ってるヒマねぇんだわ」
「男のくせにムカつくわ」
「俺が超イイ男なんは昔からだ、諦めろ」
「自分で言ってて恥ずかしくないの?」
「全然?なんでだよ?」

道明寺との他愛もない会話。
そんな会話が楽しいし嬉しい。
ずっと出張続きで会えなかったからなのかなぁ。
面と向かっては言えないけど、こういうの?はイイなって思う。

「向こう行ったら何するの?」
「アイツらとーパーティ?」
「類たちも来るの?」
「おまえ…なんで真っ先に類なんだよ」
「突っ込むのそこー?」
「ほら行くぞ」

あたしの腰に腕を回す道明寺。
きっと普通に話してる道明寺はきっとレアなんだろうな。
さっきのレポーターさん大丈夫かなぁと多少の心配をしてみたけれど、きっとそれ以上に自分の心配をした方がいいに決まってる。
スーツケースすら持たないNYへの旅。
なんか道明寺の手のひらの上で踊らされてる感がするから…
もう一度あたしは背伸びをして道明寺の頬をつねってみた。








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単なるバカっぷるです。
司には贅肉?ムダ肉は全くないですよね。
そりゃ司にしたらつくしとのいちゃラブを邪魔されたら烈火のごとくその場を氷点下にしてしまいますよね
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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