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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
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「司、なんで今日は民間機なんだ?」

あきらが肩に手を置きながら問いかけた。
別に意味なんてねぇし。
どうせならつくしを伴っての旅行だしいいかと思っただけだ。

「深い意味なんてねぇよ」
「俺は別にいいんだけどよ」
「なら聞くな」
「司は牧野の希望を汲んでエコノミーか?」
「はぁ⁈バカ言え、ファーストに決まってんだろ」

エコノミーなんかでNYまで行くなんざ拷問級だろ。
つーか、マジありえねぇ。

「ねぇ…」
「なんだ?」
「NYってお邸に直行するの?」
「いや、ペントハウス」

俺の隣には牧野。
そして囲むかのようにあきら、総二郎、類、三条にサル、そして牧野の親友である松岡。
総二郎はギリギリまで合流出来るか微妙だったが、家元が年明けにNYでデモンストレーションを行う仕事を総二郎が代理で行うことを条件に合流出来た。
だから今回はいつものフルメンバーでのパーティだ。

「ねぇ桜子、スーツケースは?」
「先輩…そんなの、このメンバーで必要ですか?」
「ん?」
「向こうで全て手に入りますでしょ?」

三条はあきらとプチケンカってやつをしてるらしい。
まだ別れてはいねぇらしいが。
相手が変わるだけだと俺も総二郎も思ってる。
その相手が滋ってだけだ。
サル…
滋も三条もそこは割り切ってるらしいから俺からは言うこともねぇし。
ただ三条と類がかなり親密なのは正直超怖ぇ。

「道明寺」
「なんだ?つーか、それいつまで言うんだよ」
「へっ」
「道明寺だよ。いい加減名前呼べっつーの」
「いやいや…いいじゃない道明寺で」
「いやだ。名前呼ぶのに慣れろ」

おまえはガキかよ?
俺の後ろに隠れるって…。
ここにいるのって俺らのこと知ってるヤツらばっかだろ。
松岡ですら総二郎のこと名前で呼んでんじゃねーかよ。
おまえだけだぞ?俺のこと名字で呼ぶの。
ベッドん中じゃ呼んでるよな?司って。

「もうやだ…」
「俺の後ろに隠れてる方がヤベェだろ」
「もう!呼ぶから、それでいいでしょ?」
「おうっ」

ひょこっと嬉しそうな顔出すんじゃねぇって。
そんな仕草が男にはグッとくるのわかってねぇだろ。
俺はこいつが離れねぇように再度腰に手を回す。
流石に見知ったメンバーだと恥ずかしさも少しはマシらしい。
肩に手を回しても良かったんだけど、それはまたおいおいだな。

「それよりいつ帰国するの?」
「さぁ?気が済んだら?」
「ちょっとからかわないでってば、司!」
「別に本社で仕事始めでもいいだろうが」
「よくない!いいのはアンタと楓さんだけよ」

搭乗を告げるアナウンスが始まる。
俺らにはそれこそ搭乗を促すためにそこのTOPが腰を低くして言いに来る。

「さて行くか」

俺は牧野に回していた手を肩にかける。
ブツブツ文句を言ってるけど俺には全く関係ねぇ。

「ほら、行くぞ」

耳元でそっと囁く。
真っ赤になって立ち止まるこいつを携えて俺は機内に乗り込んだ。








==========
あきらくんと桜子ちゃんのプチケンカ。
続いて結局は別れちゃう設定なんですが…
そこまでは書ききれないので伏線だけ(笑)
類くんと桜子ちゃんはいつか書いてみたいなぁ
司の後ろに隠れるつくしちゃんはちょっと萌えるかも
==========
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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