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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
take off_8
「今日ってこのまま皆泊まる?」

俺はつくしと手を繋いだまま目が点になる。
肩を震わせながら笑いを堪えるのに必死になった。

「聞いてみれば?」
「ん?なんかおかしくない?その下り」
「イヤ別に」

片手には邸からのデザート、そしてもう片方にはつくしの手。
ガキみたいにはしゃぐコイツを見ると先が思いやられる。
そう言いつつも笑ってる自分に苦笑する。
必死なんは俺か。

「教えてよ」
「何がだよ」
「ここ、部屋いっぱいあるんだし、夜もワイワイするのかなーと思って」
「おまえがそうしたいならいいぞ。けどそこまで部屋数ねぇぞ」
「そうだっけ?」
「マスターベッドルームにウォークインクローゼット、あとは普通にベッドルームが3部屋だな」

驚くな。
つーか、牧野家といっしょにすんな(笑)
おまえの昔のアパートの大きさがバスルームだとかは敢えて伏せておく。
アイツらがいたら…ヤルもんもヤレなくね?
俺は別に気にはしねぇけど。
女って気にすんじゃねぇの?

「部屋足りない?あっでも西門美作ペアでひとつ、類がひとつ、あと滋さんたちでひとつならいける?」
「それこそダメだろ」
「やっぱり?」

邸から持って来させたデザートを見つつ苦笑する。
別にここに泊まらなくてもホテルっーもんがあるだろ。
言わねぇけどアイツら、メープルと年間契約してる時点でいつでも宿泊可能なんだけど。
知らねぇのってコイツだけなんだよな?
あっ松岡もか。

「美味しそう」
「胸焼けしそうだ」
「シャインマスカットのタルトにイチゴのケーキだぁ」
「俺の分まで食っていいから」
「えーっそれはダメ。ひとくちは絶対に食べなきゃ」

俺に会うより嬉しそうな顔すんじゃねぇって。
ちょっと切なくなんだろうが。
まぁ仕方ねぇか。
するとふと類がこっちへやってきた。

「司…俺、夜は自分家帰るね」
「おう」
「類、帰るの?部屋あるよ?」
「ん…牧野が俺といっしょに寝てくれるならいるけど司いるからダメでしょ」
「当たり前だ!」
「でしょ?ああ、あと三条連れてくから」

それだけ言うとまたふらっと類は向こうへ向かって歩いてく。
つくしの手が止まった。
来るよな…
女って絶対に叫ぶか固まるかどっちかだけど、コイツは前者だよな。
おっ違うか…固まってやがる。

「ほらこれ持ってくんだろ?」
「うん」
「落とすなよ?俺が持つか?」
「大丈夫!」
「大丈夫じゃねぇし。ほら皿持てよ」
「今日だけ?こんな特別」
「そんなわけあるかよ。まぁ今日は特に特別って感じじゃねぇ?」
「そっか…」
「そんなシケた顔してっと美味いもんも美味くねぇんじゃねぇの?」
「道明寺のシェフは一流だからそれはない!だからあんたにも食べさせるから」

俺はこのタルトとケーキを両手に持ちながらつくしの後ろを歩いた。
この両手にあるもんは鬼門だと思いながら。








==========
シャインマスカットってなんであんなに高いんだろう。
でも美味しいんですよね。
流石にそんなに買えませんけど。
そういえばこの前、ごま団子貰いました。
超久々に食べたんですけどお腹どっしりしますね。
夜はごま団子だけ終わらせちゃった(笑)
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2020/01/09(木) 10:53:02 | | [編集]
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