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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
Burning
ご無沙汰しております。
皆さま…
いかがお過ごしでしょうか?
会社で使用していたデスクトップから急遽ノートに有無を言うまでもなく換えさせられただ今在宅勤務をしております。
在宅勤務の方が煩わしさがなく一切お菓子を食べずにいるので太ると思ってたのが逆に痩せました!
ちゃんとキツめのジーンズ履いて毎日仕事してます。
それではどうぞ。












「ママ怒ってる?」
「翼に怒ってるんじゃないよ?」
「良かった♪ねぇママ、僕と遊びに行く?」
「良いよ」

事の発端はなんだったんだろう。
あたしだけがモヤモヤしてる。
翼と手を繋いでNYのバカデカいお邸を出て近くをお散歩。
きっと遠くからSPが付いて来てるんだろうけどそこはもう気にしないことにした。
昨日深夜帰宅をしたダンナ。
普通の家庭なら怒る狂う時間帯なんだろうけど、彼はそれが普通。
いや早い帰宅だったのかもしれない。
別にそれをとやかく言うつもりなんてないの。
一生懸命働いてるのを知ってるし。
彼の重責を知ってるから。

あたしは彼が眠る前にその日あったことを少しだけ話たかっただけなの。
そういう時間って大事でしょう?
いつもならちゃんと聞いてくれるのに。
なのに…
あのバカはあたしの顔を見るなり襲いかかってきた。
首筋に唇を這わして…
抵抗したけどあのバカに通じることなんてないから結局バカの思うツボ。

「ママ飛行機!」
「ホントだねぇ」
「どこ行くのかな。タマちゃんとこかな?」
「翼は日本に行きたいの?」
「タマちゃんと遊びたい!」

先週までタマさんがこっちに来てたからかな。
遊び感覚で英才教育を受けてる翼。
これもあたしなりの教育よね?とあることを思いついた。
うん!
決めた。

「翼、ママとお出かけしよう!」





翼には絶対に誰にもナイショと約束をしてお邸に戻る。
あたし専用のPCを立ち上げて日本行きのチケットを予約した。
ニューヨークから羽田行き。
翼もちゃんと子ども枠で予約。
あとSPの佐藤さんの分も。
ファーストグラスじゃない普通のエコノミー。
普段、プライベートジェットやファーストしか乗らない翼にはいい勉強になる。

「ママ楽しそう」
「うん!翼も楽しくなるよ」
「パパはお留守番?」
「パパは大好きなお仕事中だからお留守番かな」

お仕事ってところを強調すると翼は「パパお仕事好きだもんね」ってあたしに同意する。
翼はパパが好き。
あたし以上に自分を甘やかしてくれるから。
怒ったら怖いのを知ってるけどそれでもパパ大好き。

「翼!お出かけするよ。いい?」
「ラジャ」

あたしは佐藤さんだけを指名してお昼ご飯を食べてからいっしょに出かけることにした。
翼は普段と違う空港の雰囲気にテンションMAX。
搭乗の2時間前にチェックインをして後は免税店でブラブラ。
翼とは対称的に佐藤さんはあたふた。でも搭乗してしまえばこっちのもんよ。
あたしは久々で翼には初めてのエコノミー席。
出てくる食事も初めてのことで翼は本当に楽しそうだった。
十数時間の快適な空の旅を経験して日本の地を踏む。

「ママ、抱っこ」

同じ年齢の子どもより細い翼を抱っこするけど、やっぱり重い。
いつも抱っこするのは司だから。
翼を抱きながら出口に向かう。
周りはスーツケースを持ってだけどあたしはそれがないから幾分か早く出ることが出来た。
そしてこれから何を使って世田谷まで帰ろうかなと考えてたら出口に見知った顔を見つけた。

「よぉ」
「……」
「おまえ何してんの?」

青筋は見当たらなかったけれど明らかに怒ってる司。
スーツ姿じゃなくオフ仕様で腕組みをしながらこちらをジッと見る。

「なんでいるの?」
「はぁ⁈言っただろ。急遽日本支社でトラブったから行ってくるって」
「聞いてない!」
「言った。おまえ半分記憶飛んでたんじゃね?」

ヤった後だったからなって小声で言われた。
ニヤりと笑いながら半歩またあたしに近づいてくる。
そしてあたしに手を伸ばしてくる。
叩かれる?って思って目を閉じた。
すると思ってたのとは違って額に軽くデコピン。

「いたっ」
「当たり前だろ?痛くしねぇとまたやんだろおまえは」
「……」
「ほら」

そしてあたしが抱っこしてた翼を軽々と抱き抱える。
あたしはフリーになった手で額に手を当てた。

「仕事は?」
「ちゃんと片付けた。だから来てんだろ」
「本当に?西田さんにムリ言ったんでしょ?」
「今回はおまえのせいで西田がリスケした。だからおまえが謝れよ」
「うん…ごめん」
「おまえになんかあったらすぐに道明寺なんざ潰れるからな?」
「もう!」
「勝手にどっか行くんじゃねぇ」

司は翼を抱いてないもう片方の手であたしの腰に手を回す。
いつもならもうって怒るけど今日はその手が嬉しい。
きっとすぐにあたしが飛行機に乗ったことが伝わったんだな。
ナイショにしてもバレちゃうのは司だから。

「それにしてもその格好…」
「なによ?」
「いや(笑)」
「だって…お散歩するのにお出掛け用のワンピなんて着てたら変でしょ?」
「そりゃそうだけどよ。おまえのその格好でファーストは浮いてただろ」
「エコノミーだから全然?」
「はぁ⁉︎マジありえねぇ。帰ったら俺に詫び入れろ」

普段着てるセーターにパンツスタイル。
でも購入してるのは全部司なんだからどっかのブランドのもののはず。
だからね、全然浮くどころか逆に目立ってたと思う。

「ごめんなさい」
「素直だな(笑)ほらメシ食いに行くぞ」
「うん!」
「ゲンキンなヤツ」

あたしは司と並んで歩き出した。








==========
リハビリ。
朝起きたらふっと思いつきました。
訪れた先に先回りしてた司。
司のつくしに対する感覚は最強です。
きっと周りからはラブラブ家族としか映ってないと思います。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2020/03/15(日) 04:09:00 | | [編集]
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