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SHOW CASE
花より男子の二次小説置き場です。
立てばケンカ座れば酒呑歩く姿はバラの花_7
「牧野さん」
「あっ課長」
「大丈夫か?」

チョコを食べ終えたところで声を掛けられた。
ウチの部の課長。
元々NY本社に勤務してた人で…奥さまが病気を患われて日本勤務になったエリート中のエリート。
それを知ってるのは極わずか。

「すみません」
「はい、コレ」
「えっ?」
「牧野さん、ブラックの人だっけ?なら僕のと交換するよ」
「いえいえ…でもいいんですか?」
「いいよ。甘いの飲んで今日はもう帰りなさい」
「でもまだ副社長の案件終わってなくて」

少し困ったような表情で伝えてみた。
これをしておかないと明日、跡田さんの仕事に手を付けられないもの。
だから今日はもう少し残業するつもりでいた。
あと1時間くらい?

「今日はもういくらやっても効率悪いと思うけど?」
「そうなんですけど…心配で」
「それはわかるけどねぇ。でも効率悪い中やってもきっといっしょだと思うよ」
「ですよね」
「うん。諦めも肝心だってこと。明日僕も手伝うから」
「ありがとうございます、課長」
「ほら、お迎えが来られたんじゃないかな?」
「お迎えですか?」

課長から目を離す。
すると道明寺が扉に体を預ける格好で立ってた。

「よう迎えにきたぞ」
「お迎えご苦労さまです」
「おう」
「課長ってば、あたしは保育園児ですか?」
「今の牧野さんならそうかも?」
「課長!」
「悪かったな長谷川」
「いえ滅相もありません。もう少し様子は見ますが…酷くなるようなら部内で会議に掛けます」
「そうしろ」
「あの…」
「ほら、早く早く!帰る準備をしなさい。後は僕が戸締るから」
「はい」

あたしはパソコンの電源を落としてそして帰り支度を急ぐ。
使ったマグをぱぱっと洗って戻ってきた。

「もういいんか?」
「うん」
「じゃ帰るぞ」
「課長…お先に失礼しますね。お疲れ様でした」
「お疲れさん。明日ね」
「はい」
「副社長もお疲れ様でした」
「おう。おまえも早く帰れよ」
「そうします」

道明寺は片手を挙げて課長に合図。
あたしはいつものレディーファーストで会社を出た。
いつもの会社のエントランスじゃなくて地下の駐車場に連れて行かれた。

「車?」
「おう。久々に2人で帰るのも良いだろ?」
「でもあんた仕事…」
「別に良いんじゃね?西田が終わりって言ったんだしよ」

ピッとボタンを押して道明寺が助手席の扉を開ける。
そしてあたしは車に乗り込んだ。
扉を閉めて道明寺自身も運転席に回って車に乗り込んだ。
この駐車スペースは道明寺が普段確保してる場所。
一応会社だからとあまり派手ではない車が鎮座してる。

「ごめんね」
「何がだよ」
「西田さんに迷惑掛けちゃった」
「西田じゃなく俺だろ?でも気にすんな」

道明寺はあたしの頭をぽんぽんと軽く叩いた後、アクセルを踏み込んだ。
少し走ったところで声を掛けてくる。

「で?どこ行きたいんだ」
「どこって?」
「そのままウチに帰るかどっか寄るか。それとも高速走るか」
「あ…」
「どうすんだ?」
「買い物!買い物に行きたい」
「買い物?」
「うん」
「しゃーねぇな。じゃこの高級車でおまえが言うところのスーパー行くか」

助手席から見てもすっごい嫌そうな顔。
だけど、それは建前なだけ。
道明寺が嫌ならまずあたしには選択肢を与えない。
天邪鬼だなぁ。
でも確かにこの高級車でスーパーって笑ってしまうかも。
別にトイレットペーパー買うわけじゃないからいいかな。
さっきまで泣きそうだったけど…
ちょっとだけ気持ちが向上してきたかも。

「あんたは車で待ってて?」
「寝言は寝て言え!」
「なんでよ。道明寺HDの副社長がスーパーってダメでしょ」
「なんでダメなんだ?」
「だって、行くスーパーって庶民のとこだよ?」
「俺が行ったら困ることでもあんのかよ?」
「いや…そうじゃないけど」
「なら良いだろうが」
「うん…。あーっ!!」
「なんだよ?金なら気にすんな」
「じゃなくて!課長。課長にバレたよね。あたしたちのこと」

道明寺は全くもって気にしてない様子であたしを見る。
そしていつものニヤりと勝者の笑みを浮かべてる。
あたしは彼とは真逆の右往左往。

赤から青信号に変わったのを見て、彼は兵然とアクセルを踏み込んだ。










==========
おはようございます。
今週、数時間だけですが1日だけ会社に出社出来そう!
なんだ?これ(笑)
ネタあるかなぁ?

保護者のお迎えin会社ってやつですね。
新たに出した課長キャラ。
もうおわかりかもしれませんが…次でちょこっとご説明をば。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

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2020/05/18(月) 10:36:33 | | [編集]
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